はじめましてFOOTOSです病気なのかケガなのか分からないのですが、今朝までは元気だったおいかわ(雄)が昼過ぎに水槽をのぞいて見たら、体がS字に曲がっているのです尻ヒレの上付近から左側に骨が曲がっています今朝までは元気に餌も食べていたのに、1匹だけブクブクの所でじっとしています原因は何なのでしょう(:_;)以前くちぼそも同じような症状が出て、治療法もわからず、ただ見守っている事しかできず、症状が出てから2ヶ月で他界してしまいました(T_T)今おいかわは産卵期でスゴク色が綺麗です(うちのおいかわはツガイです)他界してしまうと残されたおいかわが可愛そうです治療法があればどなたかアドバイスをお願いします
はじめまして。魚の背骨の湾曲は(オイカワではありませんが)私も経験があります。しばしば魚の背骨が湾曲してしまったという話は耳にしますが、私の知る限りでは諸説あり、また、各々の状況によって原因も違うと思いますので一概には言えませんが、一般には次のような理由が考えられるかと思われます。【1】環境ホルモンなどの公害による汚染近年、琵琶湖や一庫ダム(兵庫県)での奇形魚の発生で話題になりましたが、農薬や有機リン剤が河川などに流れ込み、魚の筋肉が異常に緊張し、骨折や脱臼状態となり背骨が曲がる。また、環境ホルモンの影響で、魚卵に含まれる甲状腺ホルモンの量が極端に減少することにより、稚魚の背骨が曲がる等の奇形が生じやすくなると言われています。【2】クリルなどの単食による栄養障害クリル(オキアミを乾燥させたもの)や一部の人工飼料は、餌食いが良いからといってこればかり与えていると、リン分を多量に含んでいるため、背骨が曲がるといった成長障害を起こす可能性があるそうです。【3】ビタミンB1破壊酵素サイアミナーゼの影響今回のオイカワの症状には当てはまらないと思いますが、大型肉食魚などに活餌として金魚ばかりを与えていると、魚体内にあるビタミンB1破壊酵素“サイアミナーゼ”の影響で成長障害を起こし、背骨が曲がる事もあるそうです。【4】ビタミンDの欠乏水槽飼育などの環境下では、自然環境のような日光が得られない事から、ビタミンDの不足による骨格の軟化、変形の可能性も指摘されています。これは人間の「くる病」と同じような物と思われます。【5】ミネラル不足ミネラルの不足によっても背骨が曲がるという症状が現れると聞きましたが、詳細については知りません。ごめんなさい。【6】近親婚による先天的奇形(参考)これも当てはまらないとは思いますが、水槽飼育で何代も繁殖を繰り返している場合、近親婚による先天的な奇形が発生しやすいようです。【7】狭い水槽で大型魚を飼育した場合(参考)これも当てはまらないとは思いますが、魚がUターン出来ないような狭い水槽で大型魚を飼育している場合、物理的なものなのかストレスからか背骨が曲がる事もあるそうです。【8】成長過剰(参考)これも当てはまらないとは思いますが、魚種によっては人工的に飼育された場合、栄養過多から成長過剰となり背骨が曲がる事もあるそうです。肝心の対処法なのですが、申し上げにくいのですが・・・残念な事に、いずれに原因する場合も、一度曲がってしまった背骨は戻らない場合が多いようです。また、そのような状態になった場合、泳ぐ事が困難となり、捕食もままならない事に起因するのか、健康な個体に比べ短命のようです。私の知識が及ばないのでしょうが、私の知る限りでは、特にこれといった治療法も薬品も残念ながら見当たりませんでした。私も、かつて飼育していた魚が或る日突然、背骨が「く」の字に曲がり、日を置かずして死んでしまった(死なせてしまった)経験があります。この時に色々と調べたのですが、原因も対処法もこれといったものが無く、歯痒い思いをしました。原因らしきものを列挙されても、肝心の対処法が解らないのでは何のお役にも立てないですよね。ごめんなさい。ただ、僅かでも何かの手掛かりになれば幸いです。辛いでしょうが、大切に育ててあげてください。少しでも良くなる事を祈っております。
■No2966に返信Nightmareさん返信ありがとうございますオイカワの事が心配で心配で、なんとか解決策はないものだろうかと、イロイロHPを検索しましたが、ここが1番親身になって相談できそうだったので、藁にもすがる気持ちで投稿したのです投稿してからも、「早くなんとかしてあげたい」と思い、返信はないかなぁと、何度も何度も確認していましたNightmareさんの返信内容から思い当たる事は【2】の単食による栄養障害と【4】のビタミンDの欠乏が原因ではないかと思いますしかし、対処法がないとの事で・・・てとも残念です(:_;)今オイカワ達は、2匹寄り添うようにして、エアーチューブの側の岩陰で休んでいます>泳ぐ事が困難となり、捕食もままならない事に起因するのか・・・ まさに今その状態です(:_;)餌もほとんど食べてない(食べられない)ようですNightmareさんも以前飼育していた魚が似たような症状になり命を落としてしまったのでね(:_;)他の魚達(オイカワ雌・くちぼそ・どじょう・金魚・別水槽のメダカ達)の為にも、2度と同じような事がないようにしたいのですが、栄養障害とビタミンD不足はどのようにすれば防げますか?
ご丁寧ねお返事をありがとうございます。何のお力にもなれず申し訳なく思っております。>栄養障害とビタミンD不足はどのようにすれば防げますか?私の知る限りの事しか書けませんが、栄養障害に関しては、数種類の餌を用意してある程度変化をつけてやる事で(栄養障害は)かなり防げると思います。人工飼料は栄養バランスを考えて作られているものですが、やはり単食させると魚の種類によっては飽きもきますし、栄養の偏りも無いとは言えません。多少の経済的な負担は生じますが、人工飼料でも1種類ではなく何種類かを用意し、そこに、乾燥または冷凍アカムシやイトミミズ、ミジンコなどの活餌をたまにやるのも良いかと思われます。ただ、活餌の場合、病原菌を水槽内に持ち込むリスクや、(餌食いがよいので)食べ過ぎによる消化不良に気をつけてあげて下さい。また、購入時は出来るだけ少量の物(餌)を選び、こまめに使い切るのが良いかと思います。餌は一度開封しますと少しづつですが湿気を吸いますし、劣化して行きます。(程度ものですが)古い餌は決して魚にとっても良い事はありません。出来るだけ新鮮な餌を与える事もひとつのコツかと思われます。ビタミンDの不足に関しましては、私の聞いた話ですが…自然光に勝るものはないという話を聞きました。直射日光は、水槽飼育において水温の上昇やコケ(藻類)の大量発生など色々と弊害もあるようですが、自然の環境下では日光を浴びて体内でビタミンDを合成するので、本来はそれが一番だとか。他には、太陽光に近い光を照射するライトを用いる(主には爬虫類の飼育によく用いられる、中近紫外線照射ライト)といった話や、ビタミン剤を餌などに添加するという話も聞いた事があります。ただ、私の不勉強ゆえなのですが、爬虫類飼育では太陽光に近い照明を用いる事でビタミンD不足による骨格異常を防ぐという旨の話はよく聞きますが、魚類に対してはほとんどそのような話を聞いた事がありませんので、実際の効果の程は申し訳有りませんが私にも言及できません。ごめんなさい。ビタミン剤も、市販の人間用の物を微量与えるといった例、爬虫類用の添加剤式のものを魚に応用するといった例、某大手メーカーの観賞魚用の水質調整剤などがあげられますが、水質調整剤は、沃素化合物とミネラルが主成分であるという話も聞き、効果の程は意見が分かれるところみたいです。また、ビタミン類を強化した人工飼料というものも売られておりますので、(どの程度の効果があるかは明言できませんが)そのような物も選択肢の一つとして考えられるのも良いかと思われます。ただ…これらの対策をしていなくても、一般的にはそうそう背骨の湾曲が発生するという事は聞きませんので、過度に注意されなくとも良いかと思われます。普通の水槽の上に置く照明でも、(魚の生活サイクルを一定に保つという点からも)決まった時間に点灯し、決まった時間に消灯する(一般的に一日8~10時間程度)ということで光量としては自然光に及ばずとも、何らかの一助にはなると思います。(魚と水草を同レベルでは語れませんが、水草は蛍光灯の光でも光合成をしていますし…)いずれも決め手にかけ、不完全な知識の寄せ集めのようで申し訳有りません。何方かご存知の方おられましたらフォロー戴ければ幸いです。
はじめまして。ある日突然、背骨が曲がってしまうなんてことがあるんですね。私も昨年夏からオイカワ(3匹)とカワムツB(約10匹)を採ってきて飼ってますが、今まで1匹も死なず「いけそうかな」と思ってただけに、恐いなぁと思って読ませて頂きました。治療法・・・分かりません。ごめんなさい。ただNightmareさんのような経験豊富な方でも同じ問題を抱えているようなので、今後同じ症状を再発させないためにも情報交換できればと思います。実は私、12年ぶりに昨年から魚の飼育を再開したのですが、復帰して気付いたことがあります。それは今の飼育ノウハウが随分植物寄りになっているということです。水草水槽はブームですし、水草の方が難易度が高い分手間も金もかけないといけないのでこの状況はいたしかたがないとは思います。でも限られた水環境においては、水草と魚介類の理想の飼育環境は必ずしも一致しません。対立することも多いと思うのです。そこで気になったのが「軟水」。日本は元々世界一とも言われる軟水地帯なのですが、その水をさらに軟水化するような行為が行われています。これは水草にとってはよいことでも、魚介類にとってはカルシウム不足が危惧される行為です。我が家の水道はもともと4.5dHと日本では高硬度の部類のですが、「貝殻を含む粗悪で安価な」大磯砂利の使用により更に7~9dHまで上げています。それでも世界の基準からすれば未だ「軟水」です。日本産のオイカワに世界基準を当てはめようってわけじゃないです。ただ、1、2dHなどという極端な軟水を、さらに「硬度を下げる効果を持つ」底床等により下げてしまったらどうなってしまうか心配なだけです。よろしければどのくらいの硬度で飼育していたか教えて頂けないでしょうか?ちなみに、強いエアーレーションや水流を嫌う傾向も水草飼育ノウハウに寄りすぎた結果だと私は思います。少なくともオイカワにとってはよい環境だとは思えません。Nightmareさんの指摘する「ビタミンDの欠乏」。これも恐いですね。確かにオイカワは日当たりの良い場所で泳いでいることが多いですからね。
■No2974に返信Nightmareさんharumoさん、アドバイスありがとうございました今日、近所のペットショップで新しい餌(パックDE赤虫)を買ってきましたオイカワ達は今日も岩陰でひっそりと寄り添っていて食べにこなかったけど、雌の方は時々出てきて食べていましたペットショップの店員さんに聞いてみたら、やはり解決策は無いらしく、骨が曲がってしまった魚はじょじょに衰えていき、最後は死んでしまうそうです(:_;)病気ではないらしいので他の魚と同じ水槽でも問題はないとの事でした ビタミンD不足・・・やはり直射日光は無理ですよね昼間バケツに水草を入れたものを日光にあたる所に置いといて、その水草を水槽に入れてやる・・・とかぢゃダメなのかなぁ・・・ちなみに水槽は照明が付いていますharumoさんが記載されたpHのことですが、ごめんなさい。水槽のpHがどれくらいなのか気にしていませんでした(><)水槽の水はカルキ抜きされた浄水機の水を使用していますペットショップからもらってきた冊子に「pHショック」というものが記載されていました以下本文よりこれは病原体による病気ではなく、急激なpHの変化による障害で、新しい魚を入れたり、水替えのあと魚の調子がおかしくなるというのは、ほとんどがpHショックによるもの魚によって好むpH値も違うらしいですもっと勉強しなくては・・・と反省させられました
> harumoさんが記載されたpHのことですが、ごめんなさい。水槽のpHがどれくらいなのか気にしていませんでした(><)水槽の水はカルキ抜きされた浄水機の水を使用しています私が書いたのはpHではなくて硬度(GH)ですよ!カルシウムおよびマグネシウムの含有量のことです。あくまで推測ですが、骨の異常ということはカルシウムに関係するかもと思って尋ねました。それからオイカワは中~下流域の魚ですから、硬度があまりにも低い水は適さない可能性もあります。日本の水は地域によっては極端に硬度が低いです。http://www.jwwa.or.jp/mizu/に全国の浄水場の水質データがありますので、チェックしてみて下さい。井戸水をお使いでしたら、保健所?の水質調査データがありますよね?また、もしお使いの浄水機に軟水化の機能が付いているのなら、その水は使わずに浄水機を通さない水を使った方がいいです。もし硬度ゼロの水になっていたらオイカワに限らず全ての水棲生物にとってヤバイです。pHに関しては、オイカワは適応力が強いという印象を持ってます。今の河川状況で生息数を増やしていると言われている種ですからね。あまり気にしなくていいと思いますよ。> ペットショップからもらってきた冊子に「pHショック」というものが記載されていました> 以下本文より> これは病原体による病気ではなく、急激なpHの変化による障害で、新しい魚を入れたり、水替えのあと魚の調子がおかしくなるというのは、ほとんどがpHショックによるもの新しい魚を水槽に入れる場合の水合わせさえしとけば、あとはpHに神経質になる必要はないと思います。私の場合pHが1違う水で1/3換水してますが、この程度の「急激な変化」ではpHショックなるものが起こった試しはありません。水換えのあと魚の調子がおかしくなる原因は他にもいくらでも考えられますし・・・。ただしpHが魚に適してないと繁殖はしなくなるようです。