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2017年4月8日は琵琶湖と福井県でmaikyさんと魚捕りでした。
写真の5個体は福井県の川で採集しました。一番大きな個体が気になりました。
螺層角が狭く、弱く縦肋もあり、殻底肋が6本くらいに見えたので、クロダかと思いました。
ただ、他にそうした個体は捕れず、その他の4個体は割と普通なカワニナでした。

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胎殻は丸っこくて平滑で小さく、数も多いことから、カワニナらしい感じでした。
殻底肋もよ~く数えると8本ありました。ただ、カワニナにしては少なめです。
カワニナで良いのでしょうが、いつもこういう曖昧な殻形態に困らされます。

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2017年3月26日夜~27日夕方は、にょろきん君と琵琶湖と福井県でした。
米原駅で合流。まずは琵琶湖。1~2箇所目は魚捕り。3箇所目はクロなどが捕れました。
4箇所目はハベのみ。そして福井県へ。5~13箇所目は魚捕り。そして夜が明ける。

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14~16箇所目は余呉湖です。カワニナ類を1個体目撃するも捕れず。

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17箇所目は再び琵琶湖。雨降る中に、にょろきん君だけが採集。

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たくさん捕れたね。これを全部持ち帰るとな。さわだ君ぽくなってきたぞ。
京都から夜行バスがあるというので、18時前に米原駅へ送り届ける。
468.2(高速道路27.5)kmも車を運転しました。一般道440.7kmはしんどかったです。

にょろきん君は寝過ぎて夜行バスに乗れず、27日朝に東京へ帰る予定が28日夜に…。
DMでのやり取りで、にょろ君が無理な計画を言うので、私が「いつねるんだ」と言うと、
「にょろは眠らない」「冗談です笑夜行バスで寝られないと困るので」と返答があり、
よっぽど睡眠不足に強いんだろうなと思いましたが、助手席で何度も寝ていましたし、
夜行バスも寝て乗れていない現実(笑)。さわだ君はそういうことはないので見習おうね。

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2017年3月19日はたいちさん、またまたさん、Yさん、なかたりさん、ずーなまさん、
西村の6人で、カワニナ採集をさせてもらいました。貴重な時間を頂いて感謝します。
1箇所目。諏訪湖で探しますが、とにかく湖底が汚い。ヒメタニシくらいしか捕れませんでした。
2箇所目。諏訪湖流入河川の河口域で探しますがここも汚い。Yさんが1個体だけチリメンを採集。
3箇所目。諏訪湖へ6人胴長採集。1時間近くやりましたが、写真の6個体だけでした。
この場所はおそらく抽水植物があった場所を刈り取り、砂を入れて浜にした感じでした。
そのため底生生物の多くは死んだのでしょう。気温は氷点下で胴長とたも網が凍りました。

カワニナの種類はチリメンカワニナとタテヒダカワニナでした。
タテヒダは各地の湖沼で、移入の記録はありますが、多くはハベカワニナの誤同定で、
今回もハベがいるのだろうと思っていましたが、5個体だけですがタテヒダでした。
ナカセコカワニナとタテヒダは遺伝的に同種の疑いがあるようですが、
流れのある川にタテヒダが放流されたら、ナカセコ形態となって発見されるはずですが、
今のところナカセコの移入の報告はないと思います。これはどういうことなのでしょうね。

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4箇所目。山梨県へ入って魚採集していたら捕れました。カワニナで良いと思うのですが、
縦肋が僅かに出て、胎殻は出なかったので、チリメンA型の疑いもあり、ちょっと怖いです。

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5箇所目。こちらも山梨県で魚採集していたら見つかりました。これは縦肋もなく、
つるつるで小さな胎殻がたくさん出て確認できたので、カワニナで良いと思います。
中央は殻長(殻高)が46.2mmもありました。シノニムのオオカワニナだろうか。
今回はキタノカワニナ系も期待していたのですが捕れませんでした。
またわがまま言って、秋に函館近くで捕らせてもらおう。

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2017年2月26日はさわだ君、TM君、メナシスト君、西村で琵琶湖でした。
1箇所目はストビューの正面にある「奥の洲」です。カワニナ丸で2度行きました。
さわだ君、メナシスト君、西村で、岸から泳いで上陸し、カワニナ類などを採集します。
水温7~8℃、気温9~10℃、ウエットスーツで11:32に入水。写真(2枚)はTMさん撮影。
初めの2~3分は新鮮な水で、冷たさを感じるが、その後の寒さはほとんどなかったです。

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約6~7分で奥の洲に上陸。写真をよく見ると3人が肩を組んで、こちらを向いています。
早速にカワニナ類を探しますが、密度が低くてなかなか捕れない。なんでだろう。
入水26分後にさわだ君が、カワニナ類を1個体も捕ることなく、寒さに震えてギブアップ。
水温よりも気温の方が高く、日差しがあるので、岸でしばらく休んでもらうことに。
数分後にメナシスト君も戻りたいと。私はまだ1時間は潜れるけど、しぶしぶ戻ることに。
12:13にTM君の待つ場所へ。約41分間の素潜りでした。寒さは0~7で1レベルでした。

採集結果はさわだ君とメナシスト君はカワニナ類は捕れず。私も7個体だけでした。
さわだ君は会話もできないほど、冷え切っていたので、温かい食べ物を求めてコンビニへ。
そこでも吐きそうだから食べられないと。温まるから食べなさいと言って、
ワンタンスープを買わせる。そして食べた後で、すぐに復活。まぁそういうもんです。

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2箇所目はニセマツカサガイの場所へ。さわだ君はズボンを裾を上げ、クロックスで入水。
さっきまでのは何だったんだ。1個体マツカサかニセかよくわからないのが見つかる。
今見るとマツカサかな(写真の一番下方)。3箇所目はニセマツカサガイの多い場所へ。
ニセマツカサガイ、タテボシガイ、トンガリササノハガイ、カタハガイ、ドブガイ類などを確認。

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4箇所目は再び琵琶湖へ。ここは3パターンの形態をしたチリメンが捕れる場所。
何とか3パータンが捕れて良かった。その他にメナシスト君が右上を捕りました。
左下は割とよく見かけるカドヒラマキガイ(ヒロクチヒラマキガイ型)ですが、
右上は殻高(殻長)が高く、一見カワニナの稚貝のようにも見えます。
ここまで高いのはあまり見ないイレギュラー個体ですね。ナリタヨコエビも捕れました。

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5箇所目は竹生島・多景島・沖の白石周辺以外で、ヤマトカワニナ(チクブカワニナ型)と、
見なせる個体が捕れる場所(長浜市湖北地区産)へ。時期が悪いのか捕れず。
6箇所目は殻底肋6本(通常3~5本)のフトマキカワニナが捕れる場所へ。捕れず。
7箇所目はさわだ君とTM君の案内で、琵琶湖流入河川の河口域へ。クロダぽいのが捕れました。
8箇所目は何度行ったかわからない、フトマキカワニナの模式産地へ。写真の通り荒れていました。

18時前に米原駅でさわだ君とTMさんとはお別れ。さわだ君の後処理の苦労を気にしない、
サンプリングの貪欲さは凄いと思いました。TMさんの突っ込みも優しさがあって好印象でした。
メナシスト君と私は、岐阜へ行き2箇所で魚捕りし、家まで送りました。道中でメナシスト君は、
吸収力に優れ、気遣いが出来て、本質を見抜いているなと感心しました。今度はさわだ君用に、
お借りしたウエットスーツ一式を、maikyさん宅へ行って返却しました(感謝です)。
家へ帰れたのは22時半を過ぎ。そしてさわだ君にまた車内放置されたゴミを分別廃棄しました。
皆さんお疲れ様でした。また宜しくお願いします。次はその先の竹生島まで一緒に泳ぎましょう。

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2017年1月15日明け方から朝は、三重県でさわだ君とカワニナ採集しました。
1箇所目の小河川はクロダカワニナとチリメンカワニナ(B型?)が捕れました。
2箇所目の水路はクロダカワニナとチリメンカワニナ(A型?)が捕れました。
写真は3箇所目の水路です。カワニナの場合は乱獲等を気にしなくても良いため、
この程度の場所であれば、出せるところが気楽で良いです。でも特定は時間が掛かりそう。

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たくさんいましたが、処理するのが面倒なので、6個体だけ持ち帰りました。
付着汚れはありますが、縦肋はありません。通常はここでカワニナと同定されます。
多くは殻頂が随分と欠け、3巻くらいしかありませんが、こういうのは欠けたところに、
よく縦肋があって、胎殻を確認すると、チリメンカワニナということがあります。
A個体は4巻半くらいあって、体層が膨らみが強く、いかにもカワニナぽいです。
しかし、カワニナとチリメンカワニナが同所的に見られる場所は少なく、
胎殻を調べるとチリメンカワニナだけということも多いです。胎殻は3個体から出ました。

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A個体です。胎殻は小さくてつるつるし、これはカワニナで良さそうです。

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成長した胎殻は割とはっきりした縦肋があり、B型よりも小さめで螺肋は1本のように見えます。
チリメンカワニナB型で良さそうです。B型にしては親に縦肋がないのが少し気になります。

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成長した胎殻は割とはっきりした縦肋が、あるものとないものが混在しています。
胎殻はカワニナとチリメンカワニナの中間型とでも言えるような感じです。
両種は雑種型個体の報告があり、この個体もそうなのかもしれません。

従来の識別方法で言えば、縦肋がないカワニナ、縦肋があるチリメンカワニナ。
しかし、カワニナは最低でも2系統(別種レベル)はあり、
チリメンカワニナはA型・B型・キタノカワニナの3種は最低でもありそうです。
どちらも種群で、形態差異は曖昧なところもあり、更には交雑までしている。
その交雑もカワニナとチリメンカワニナの交雑という単純なものではありません。
カワニナ種群とチリメンカワニナ種群のどの系統が交雑するかしないか、
それすらよくわかりません。こんな状況なので系統論文は誤同定だらけで使えません。
新種記載されたカワニナとチリメンカワニナも、判然としないところがあります。
こんな感じでカワニナ科は恐ろしいのです。決してカワニナ好きになってはいけません。

採集して写真を撮ったからには、カワニナ図鑑でカワニナかチリメンカワニナかに、
振り分けなければいけません。前述してきたことを無視して、エイヤー同定をすれば、
A個体はカワニナ、それ以外はチリメンカワニナとし、突っ込みが入るのを待つことにします。