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2013年11月16日深夜に汽水魚採集のついでに、おりざ君とハマグリ捕りしました。
写真はおりざ君の成果です。3人分はありそうな量です。すごい。
おりざ君は胴長に穴が開き、私はたも網が破れ、4本熊手が折れました。
汽水域での採集は道具が壊れすぎる。最近はぬるい採集をしていたんだなと気づきました。

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これは私が捕ったもので、1日シルト抜きしたものです。砂は出ないけど、糞の量は多い。
二枚貝の場合は偽糞かもしれないけど、黒い水に入れていたわけではないので糞だろうね。

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大きな2個体は茹でハマにしてみました。感想は、あれ? うーん、あまり美味しくない…。
6月もここのハマグリは、食べて美味しかったのに、もしかして時期が悪い?

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残りは定番のレッド・ピクルド・ジンジャー・ボイルド・クラム!(紅生姜煮)に。
いつも甘くてご飯とは合わないので、今回はしょうゆを増やして、辛めにしてみました。

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左が出来たて。食べると美味しいけど、何だかハマグリの癖を少し感じる。
右は半日ほど冷蔵庫へ入れていたもの。癖が抜けて、うまいっ。箸が止まらない。
全部食べそうな勢いを、断腸の思いで冷蔵庫へ入れて、更に熟成中です。どうなるかな。

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2013年6月23日はおりざさんとミミズハゼ類を狙いました。
oさんはマガキで、すぐにたも網が破れて、私のたも網を交代で使うことに。
oさんがたも網を使っているときは、私が手掘りで蛤を捕って、
私がたも網を使っているときは、oさんが手掘りで蛤を捕るという感じです。

写真はハマグリの他に、アサリ、オキシジミ、イソシジミ、オオノガイ。
よーく見るとバットにシズクガイも写っています。ハマグリ以外は飼育魚の餌です。
イダテンギンポ、トサカギンポ、ヒナハゼなどが、飛びつくように食べていました。

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レッド・ピクルド・ジンジャー・ボイルド・クラム!は最強なのですが、
今回は茹ではまにしました。ちょっと試してみたいことがあったからです。

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それは「はまたまスープ」です。いつもは茹で汁を捨てて、もったいない気持ちに。
今回はそれを使います。味見をしてみると、ハマグリから出た旨みと塩気があって、
そのままでもスープとして使えそうでした。少しだけしょうゆを入れた溶き卵を、
鍋に入れてさっとかき混ぜ、碗に入れて刻みねぎを入れました。簡単で短時間。

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茹ではまは、しょうゆと刺身醤油(たまり)を、半々で混ぜたものに、付けて食べました。
春先と比べると、若干濃厚さは落ちるけど、肉厚で美味い。わさびも付けてみましたが、
これは合わない。わさびの味が強すぎて、ハマグリの繊細な味が死んでしまいました。
はまたまスープは、卵にもハマグリの味がして、ねぎの辛みも相まって、美味いっ。
欲を言えば、溶き卵ではなく、スープに香り付けで、最後にしょうゆを入れたら、
より良かったかな。これで茹で汁は使えることがわかりました。普通のレポになった…。

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2013年6月9日は4人でミミズハゼ類を狙います。そのついでに蛤捕りです。
寝不足と白石病(左目が二重に見える)で、しかも干潟で腹痛が度々襲ってくる、
体調は最悪に近い状態。河口域で塩分を測ると、24.5‰でやる気がゼロになりました…。
それでも魚捕り開始です。捕れるのは範囲外(範囲内は17‰以下)の興味ない魚たち。
これが終わった後で、上流域での採集に、エネルギーを残すため、軽~く動きました。

魚捕りも終わって蛤捕り。中腰になると、トイレへ行きたくなるので、なるべく座って、
引っ掻きます。もうトイレいけや。と思うでしょうが、干潮時は長くありません。
1時間半ほどで蛤捕りも終わり、上流域へ行きました。塩分は範囲内でした(よしっ)。
本気でやりました。ミミズハゼ類は捕れず…。お三方ご協力ありがとうござました。
また雨降った後にでも、河口域へ捕りに行こう。次は塩分24.5‰なんて高くはないはず…。

写真はうなたろうさんとおりざさんの2人(三重大組)の成果。
素晴らしいです。大きな個体がうらやましいです。あの場所は他の人には内緒ね。

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maikyさん(蛤師)の成果。三重大組より多いっ。無駄口叩かず、三本鎌で円を描くように、
ひたすら引っ掻いて捕っていました。その後の砂には魔方陣が描かれていました。

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私の成果。三重大組の半分に満たない。maikyさんの1/5くらいだろうか。いいんです。
体調が良くて、蛤捕りだけのときに、もっと成果出します。maikyさんには勝てないけど…。
ちなみに、この日はたくさんの潮干狩りされる方を見かけましたが、あまり捕れておらず、
合法漁具での時間対成果は、maikyさんより上の方は、いないと思います。
この差は、maikyさん考案の三本鎌と、努力やセンスの他に、秘密の場所にあります。

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いつものレッド・ピクルド・ジンジャー・ボイルド・クラムにしてみました。
鍋にハマグリを入れ、酒をどばどば入れて気付く。前に残ったタレがあったことを…。
冷蔵庫から取り出して、そこへ加えると、当然のように酒の分量が多くなる。
しょうゆやザラメなども足すが、まだ酒が多い感じ。これ以上は鍋に入らないので、
酒の分量が多いまま火にかける。出来上がりをつまみ食いすると、やはり塩気が足りず。
でもハマグリは美味い。旬は過ぎている感じだが、また捕りたくなる味だった。
身だけにして、冷蔵庫へ入れて寝かせる。食べたら出来立てより、美味しくなっていた。
やっばりレッド・ピクルド・ジンジャー・ボイルド・クラムは最強!

どうでも良いですが、中二病の劇場版は観に行きません。映画に琵琶湖が登場しても、
どこの場所かを、確認するのに、何度も観に行くことになりそうだから…。

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2013年3月9日にオイカワムツ(以下ワム)さんと2人でハマグリ捕り。
この日の最低潮位は14cm、先週より47cmも低い。これは期待できるぞぉ。
先週は網袋が破れたので、その教訓から百均で、虫カゴと分厚い網袋を買ってきました。
これを胴長の腰にぶら下げます。私は虫カゴと4本熊手、ワムさんは分厚い網袋と5本熊手。

殻長8cm級をリリースしたポイントへ向かいます。その回収を目論み、掘り続けます。
アサリが少しだけで全くダメだ。前より潮は引いているが、水際まで穴だらけだった…。
ロ○ハマすら出てこない(謎)。これはアカン。先週より酷い。想像していたのと違う。

全く別の場所へ移動する。ぽつぽつ中サイズが出るが、これくらいでは納得できない。
虫カゴは開け閉めが面倒で、紐が2度もほどけて、虫カゴごとリリースするところだった。
きつく結んで固定したが、外すにはハサミが必要なので、分厚い網袋の方が良さそうだね。

潮が上がって来た。普通ならば、潮の高さに合わせて後退するが、前進することにした。
水深50cm近い場所まで来ると、綺麗な砂の場所があった。試しに手を伸ばして掘ると、
1発でハマグリに当たった。だいたい2回引っ掻くと、殻長4~5cmのが1個は捕れる確率だ。
それも砂深5cmくらいのところだ。ワムさんを呼んで一緒に掘る。凄いポイントを見つけた。
掘るだけ出るが、体勢はずっと、ミレーの落ち穂拾い。しかも水深はどんどん高くなる。
我々が掘っているところよりも岸側を、メバル釣りのボートが通っていくほどだった。

たちまち虫カゴは一杯になり、予備のジッパー袋を使い始めると、余計にしんどくなった。
右手人差し指は、熊手と一緒に引っ張られて、2度もつって激痛。それでもやり続ける。
水際まで50mも離れた。安全のために、口ではもう止めようと言うが、体が止められない。
ワムさんは手袋が水没。私は手袋と胴長に少し水が入り、水面近くに顔をつけすぎて、
ヘッドライトまで水に浸かった。さすがに、手を突っ込めなくなって、強制終了できた…。
もっと潮位が低いときに見つけていればと、かなり悔しさが残った(また行くフラグ?)。

写真は上段が私で、下段がワムさんです。私のハマグリだけの重さは約1.3kgでした。
このうち約7割は、終盤にミレーの落ち穂拾い状態で、捕った個体でした(あぁ悔しい)。
おこぼれ掲示板に貼ったスーパーでの価格を参考にすると、ハマグリ100gは398円。
1300÷100×398=5174円相当です。サイズが大きいので、より高いと思います。

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家へ戻って、茹でて、しょうゆに付けて、2人で食べた。茹でハマは、やっぱり美味い!
じわじわと口の中に広がる上品な旨みと、食べた後に残る爽快感がたまらないっ。
少しシルトを感じたが気になるほどではないし、1日もシルト抜きすれば問題なしです。
ワムさんも美味しいと。その後に2人で食べた、某店のチキン南蛮定食は、
いつもは美味しいと思うけど、茹でハマを思い出すと、なぜか下品な旨みに感じた。

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1日ほどシルト抜きをしたハマグリ。電子レンジでの調理を試みました。
上段はハマグリをラップで包み、受け皿に乗せて、電子レンジをスタート。
すぐにボン!っと口が開き、汁が噴出し、1分も経たずに、水分が飛び始めたので、
あわてて取り出し、しょうゆを付けて食べてみました。うん。普通に美味しいよ。

下段はハマグリを皿に入れてラップをし、電子レンジをスタート。
10秒くらいでボン!っと口が開き、その勢いで皿が動いたっ。30秒くらいで2度目の爆発。
ラップがめくれて、ヤバイと思って取り出したら、内臓が飛び散って、凄惨な状態に…。
探偵ナイトの爆発卵を彷彿する姿に、写真を撮る気にもなれず、すぐ口に入れました。
簡単だし、30秒で出来るし、美味しいけど、見た目が凄惨で危険ですっ。もう爆蛤です。
ハマグリは電子レンジ調理不可ですね。絶対に真似しないで下さい。私はもうやりません。

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残りは、いつものレッド・ピクルド・ジンジャー・ボイルド・クラム!(紅生姜煮)にしました。
アサリは煮込み過ぎると硬くなるため、ハマグリの約7分後に入れ、約15分で完成しました。
今回は誤ってお酒を入れ過ぎ、紅生姜も少ししかなくて、いつもと割合が違いましたが、
出来立てを食べたら旨いっ。ハマグリの美味しさが、それをカバーしている感じでした。
余ったタレは、ペットボトルに入れて保管しました。次また分量整えて使うことにします。

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お酒のつまみにしようと、つまみ食いしながら、全て剥き身にしてみました。
とても贅沢な塊ですね。半分くらい食べて、冷蔵庫へ入れました。翌日に食べたみたら、
味が馴染んで、歯応えが増し、より美味しくなっていました。おぉっ。レ(ryは最強!

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2013年3月3日(ひなまつり)にタロベエさんと要芽さんと3人でハマグリ捕り。
この日の最低潮位は61cm、前にタロベエさんと行ったは-12cm、比べると73cmも高い。
通常は行かない、潮の高さですが、2人の都合もあって、無理して行く事になりました。

AM01:50頃、気温約2℃、風速約5m。私とタロベエさんは三本鎌、要芽さんは5本熊手。
干潟に三本鎌を差し込みます。砂泥が硬い。奥まで入らないし、引くと手首が痛いっ。
三本鎌は砂泥では使えない。砂専用だ。タロベエさんも同じ意見で、2人とも熊手に変更。
20回くらい引っ掻くと、アサリやハマグリがぽつぽつ捕れる程度。成果が上がらない。

川を渡って胴長軍団しか入れ無さそうな場所へ。掘ると捕れる確率はアップ。
そして殻長8cmくらいのが捕れた! 私はもう満足だ。ほくほくで帰られる。
これが刺激となって、雰囲気が変わった。2人がしゃべらず、本気でやり始めた。
潮が高くなって、そろそろ終わりだ。私は数と大きさの両方で、2人よりも勝っていた。

と思っていたら、網袋が破れている! そして捕った貝が数個しか残っていない(泣)。
キャッチ・アンド・リリースしてたっ。こういう役割はタロベエさんのはずなのに(笑)。
まぬけすぎだ。2人に協力して探してもらったが、ぽつぽつ見つかるが、撒き散らした感じ。
本日最大の殻長8cm個体は、見つかりませんでした。あーあー写真だけでも撮っておけば。

私の内心としては、またおもろいネタ増えたわ(笑)。今シーズンはたくさん食べたし、
こんな悪い潮で、2人はそこそこ捕れたし、まぁいっかという気持ちで収まったのですが、
2人の様子を見ると、可愛そうな西村さん、になっている(えっ)。私に気を使わなきゃ、
というオーラを凄く感じるので、それを収めるのに苦労しました。お気持ち感謝です。

写真の網袋は、よく見ると、下の方が破れています。マガキと接触したのだろうなぁ。
マガキの怖さはよく知っているため、破れるかもしれないなぁと思ってはいたけど…。
ジッパー袋にあるものは、網袋に残存していたものと、僅かに回収できたものです。
大きめの1個体以外は、少ないので食べるのは止めて、汽水魚水槽へ入れました。

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要芽さんの成果。ジップロックが破れたら、私と同じことになっていたかも。

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タロベエさんの成果。この入れ物だと穴は開かなくて、ハマグリ捕りに良いね。

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貴重な1個体は、採集2時間後に、茹でてしょうゆに付けて、食べてみました。
腰砕けになるほど美味すぎる! 軟らかさと弾力の両方がはっきりした食感、
塩気があって口一杯に上品な旨みが広がり、砂シルトは無く、ケミカルさも無い。
これだよ。ハマグリの凄さは。1個体だけで幸せになれる破壊力。大満足ですっ。

今日は雛祭り。多くの人が「はまぐり」を食べるだろう。それハマグリですか?
スーパーで、中国産と書かれていたら、99%以上はシナハマグリ。
スーパーで、千葉県産などの国産であれば、ほとんどはチョウセンハマグリ。
高級料亭を除いた、はまぐりと書かれた料理は、ほとんどはシナハマグリ。

K先生によると、シナハマグリは量が減り、小型化しているそうで、代用品として、
タイワンハマグリ、ミスハマグリ(冷凍)、インドネシアのハマグリの一種(冷凍)などが、
輸入されているそうです。東京湾ではホンビノスガイ(白はまぐり)も代用品ですね。
ちょっと待って。シナハマグリはハマグリの代用品ですよ。代用品の代用品まである。

若い人に「はまぐり」を食べたことがあるかと聞いたら、たぶんあると答えるでしょう。
しかし「ハマグリ」を食べたことがある人は、そのうち僅かだと思います。
私は東海地方のスーパーで、ハマグリが売られているのを、見た記憶は1度だけです。
明らかに漁獲規制されそうな、小さな個体がたくさん入って、500円と安かったです。
おそらく正規ルートに流せない密漁ものでしょう。ハマグリは普通に売っておらず、
簡単に手に入るのは、シナハマグリばかりです。但し、年配の方は昔に食べているかと。
それもあって、本物のハマグリを捕り、味わえる幸せは、格別なのです。止められない…。

どうでも良いですが、日淡こぼれ話用のアイコンを作りました。
ブラウザに表示されているはずです。前までは魚の形で、日淡会と同じでした。
ごちゃごちゃして分かり難いですが、カワニナ丸をイメージして描きました。