三重県の汽水域で採集したテッポウエビです。
コテジロやフトオビはここにもいた、あそこにもいたという感じなのですが、
どこでもいそうで、狙って捕れないのが、このテッポウエビさん。
あまり捕れないので、飼育経験も少ないですが、なかなかカッコイイです。
大きいので鉄砲の音も半端じゃありません。寝室で飼ったら眠れないと思います。
テッポウエビ類はナインハルト・ズィーガーの俗称がありますバァー(謎)。
メインサイトに出せない雑記
三重県の汽水域で採集したテッポウエビです。
コテジロやフトオビはここにもいた、あそこにもいたという感じなのですが、
どこでもいそうで、狙って捕れないのが、このテッポウエビさん。
あまり捕れないので、飼育経験も少ないですが、なかなかカッコイイです。
大きいので鉄砲の音も半端じゃありません。寝室で飼ったら眠れないと思います。
テッポウエビ類はナインハルト・ズィーガーの俗称がありますバァー(謎)。
濃尾平野(愛知県)の汽水域で採集したウシエビです。
フナ類(ギンブナ?)など淡水魚が多い、汽水域でも塩分の低い場所で捕りました。
普通のスーパーマーケットでブラックタイガーとして売れられてるあのエビです。
それが日本の汽水域で見られることは、一般にはあまり知られていないかも。
これは和歌山県の汽水域で採集した個体です。
昼間は何もいないように見える場所でも、夜になると障害物の隙間から出てきます。
そのため漁業としては難しくて売っても安い、夜に懐中電灯で汽水域を覗く、
私のような奇行者くらいしか、見つけ難いエビなのかもしれません。
上から見たらフォッフォッフォッフォッと思った。
味はよく知ってるけど食べてみるかということで試しに捕りました。
2人でこの倍を捕りました。そんなに時間は掛からなかったです。
黒い棒はスケールバーですが、これも食べました(笑)。
エビチリの素みたいなのを買ってきて、適当に作ってみました。
小さな個体は背わたを取るのが面倒になるのでもうやりたくないです。
味はご想像通りです。普通のエビチリでした。これは常人の食べ物ですね。
汽水域で採集したセジロムラサキエビです。
こう見えてテッポウエビの仲間で、普段は腕を折りたたんでいます。
なんていう説明が必ず要るエビです。水槽では巣を作ったことはないです。
汽水域に沈めてある紐に付いていたり、テッポウエビ類の中では異質です。
正面から見ると両眼間隔が狭く、立派な髭が目立ちます。
セジロというだけあって背に白い線が走っています。
背割れしてパカッっと開いてきそうな感じです。
2008年7月5日に和歌山県の汽水域で採集した
テッポウエビ属の一種(コテジロテッポウエビ型)です。
yさんにご教授頂いた情報によると、コテジロテッポウエビとされるものは、
分類的な問題があって、写真の種類は和名と学名がまだ確定していないそうです。
そのためこんな長い名前になってしまいました。ここではコテジロ型と略します。
イソテッポウエビ種群やフトオビイソテッポウエビに非常によく似ています。
この違いが判るまでは苦労しました。未だに間違えることがあるかもです。
私の印象ではコテジロ型は汽水域で最もよく見かけるテッポウエビ類で、
Webサイトや図鑑でたいていイソテッポウエビとして誤同定されることが多いです…。
抱卵しています。この後に水槽がゾエアだらけになることもしばしば。
私もどうすることも出来ず、そのままいなくなってしまいます。
三重県の汽水域で採集した個体です。先週撮影しました。
4年くらい生きている個体で、自然下にいるのと比べるとかなりデカイです。
産卵期の婚姻色なのか紫色ぽくなることがあります。
汽水魚水槽では最もコテジロ型の定着が良い感じです。
また穴掘り名人で、地形が日々変化して、とても面白いです。
追記 2009年3月3日
「吉郷英範 日本の河口域とアンキアラインで確認されたテッポウエビ科エビ類
比和科学博物館研究報告 第50号 2009年2月」によると、
テッポウエビ属の一種E Alpheus sp. E だと思われます。
2006年4月29日に三重県の汽水域で採集したフトオビイソテッポウエビです。
nさん同定個体です。この種はテッポウエビ属の一種(コテジロテッポウエビ型)と酷似し、
数ヶ月前まで混同していましたが、yさんのご教授で同定できるようになりました。
とても感謝しております。この写真は同定ポイントが写っていますが、
その詳細な特徴などは論文化されるまで待ちたいと思います。
ジャンケンはチョキとピストルしか出せません。
テッポウエビ類のピストルで手が血豆になっていた方の記憶があります。
水槽でもパッチンとガラスが割れるんじゃないかというくらいの音がします。
2008年7月5日に和歌山県の汽水域で採集した個体です。
三重県産よりも太っているような印象を受けます。
左がフトオビで右がコテジロ型です。
色が違うから簡単に同定できるのではないかと思えるかもしれませんが、
この色はあくまで傾向的な特徴です。両者が同じ場所で捕れる場合は、
フトオビは砂礫底で、コテジロ型は泥底に多い傾向があります。