記事一覧

ファイル 944-1.jpg

2014年2月1日未明に三重県の干潟で、maikyさんとうなたろうさんと私でハマグリ捕り。
前回と同じ場所です。吹雪で死にかけたので、今回は防寒対策バッチリです。
タンスの肥やしだった、N-2A型BOSSジャンの出番です。むしろ暑すぎるくらいでした。
車→干潟→車まで、グーグルで直線的に計算したところ、5.47kmも歩いていました。
実際にはうろうろしていたため、もっと歩いていたと思います。6km程度でしょうか。
なぜそんなに歩いたか。思ったよりぜんぜん捕れなかったからです…。
原因は前日昼間に風が強く、ハマグリが全体的に砂の深くに、潜っていたようです。
逆にこのときは、風もなく穏やかで、浅いところで、ほいほい捕れました。
そしてまだ波も残っていて、潮汐-23cmにも関わらず、捕り難くかったです。
写真が私の成果です。鎌は4本に改造しました。これは良かったのですが約1.5kgほど。

ファイル 944-2.jpg
こちらはうなたろうさんの成果。この鎌は使い易く、うまく出来ていましたが7個。

ファイル 944-3.jpg
そしてmaikyさん。カマイレブンを使って、たった1個です。
深いところだと、引くときに抵抗が強過ぎるため、浅いところだけだと、こんな貧果に。
ハマグリ捕りは奥が深いです。色々な条件に左右されることがはっきりしました。

ファイル 944-4.jpg
2014年2月2日未明も愛知県の干潟で、要芽さんと要芽さんのお父さんと私でハマグリ捕り。
この日は穏やかでとても採集しやすかったのですが、どうやら業者に底をさらわれた模様。
そのため取り逃したものを、ちまちま拾う感じで、もうこの干潟は終わった感じです。
写真は要芽さんの成果。この場所は味が濃くて美味しい場所という記憶がありますが…。

ファイル 944-5.jpg
左が要芽さんのお父さん。右が私です。私は2日で干潟を7kmは歩いたと思います。
2箇所のハマグリは、味比べしながら、もう食べました。その結果は後日に記事にします。

ファイル 940-1.jpg

2014年1月19日未明に、タロベエさんとmaikyさんと西村で、先日の場所へ行くことになりました。
この日の最大干潮(名古屋)+9cm、先日-24cmで、33cmも高いので期待していませんでした。
まぁハマグリが20個も捕れたらいいかなと。しかし、そんなに甘くはなかった…。

現地へ到着すると強風(5~15m)で、気温は約2℃。これから全3km近く干潟を歩くため、
非常に厳しい状況です。上着は長袖Tシャツとフリースの2枚(寒い)で、胴長を履きます。
寒いのには強い方なので、何とかなるだろうと、軽い気持ちでいました。2人は完全防着。
カッパも持参していましたが、降雨はない天気予報なため、そのままで干潟へ入りました。

さあ行くぞ。1.2kmほど干潟を歩きます。100mも進むと小雪が。これくらいなら問題なし。
500mも歩くと水分を多く含んだ雪が、横殴りに降ってきました。頭に湿雪のシャワー状態。
耳がもげそうなくらい痛い。スマホでレーダーを確認すると、まだしばらく雪が降りそう。
車へ戻るにも進み過ぎました。潮の時間もあるため、我慢して行くしかありません。
後で一番近い観測点を調べたら、我々が干潟にいる時間で、最大瞬間風速22.0mでした(泣)。
それに加えて気温2℃で、上着2枚しか着ていない私に、湿雪のシャワーが当たって来ます。

採集場所へ何とか辿り着くと、やはり前回よりも33cmも高いので、ポイントへ近付けない。
更に気圧が低いのと、強風で波が高く、より悪条件。水中へ入ると、胴長があるとはいえ、
体は冷えてくる。吹雪は収まる気配はなく、頭が冷やされ過ぎて、頭痛までするように…。
それでも立って休憩していると、体が冷えてくるため、動いて体を温めるしかない。
無理して水中に手を突っ込んで、ハマグリを探っていると、波が顔にばしゃーっと。
今度は頭に塩水を浴びる。そこに強風による気化熱で更に寒い。眼が痛い。口が塩辛い。

それでも続けていると、屈んだ状態のときに、波が胴長の中にざばーっと侵入。
上着→パンツ→両足水没。もう嫌だと言っても車まで遠過ぎる。とりあえず根性で続ける。
今度は手袋の左手に水が入り、指先が痺れる。採集でこんな過酷な状況ってあるだろうか。
カワニナ丸で行った沖の白石しか思い出せない。だんだん呂律が回らなくなる。
低体温症の初期症状が始まった。これまでに捕ったハマグリはたった1個。最低の成果。
それでもこれ以上この状態で続けると、本当に命も危ない。2人に迷惑をかける。
ほぼ感覚の無い唇で、もうそろそろ戻りませんかと、言ってみると、同意して頂けた。

真っ暗で方向が分からず、迷いながら堤防へ辿り着き、登る足は痺れてふらふら。
強風の中で濡れた服を着替える。靴下を脱いで素足で地面に立つと、指先の感覚がない。
足を拭いて、靴下を足に被せる様に履く。頭痛と足が痺れて、正しい向きが分からない。
何とか着替え終えて、車の暖房で足を20分ほど温め、何とか普通の状態に戻って来れた。
サイドミラーを見ると、髪型は風の方向に、セットされていた。おれよく耐えたわ…。
写真は左がmaikyさん、右上がタロベエさん、右下が西村の成果です。maikyさん凄過ぎ。

ファイル 940-2.jpg
この環境で13個も捕ったmaikyさんは、100均の鎌を11本くっ付けたカマイレブン。
ハマグリ道を極めています。今回のでよくわかりました。真冬の干潟を甘く見るな。
そして潮がおもっきり引かないと、捕れない場所だ。この先に-20cm以下になる日は、
●2014年01月31日(金)00時04分 -23cm
●2014年02月01日(土)00時45分 -23cm
●2015年01月21日(水)00時18分 -22cm
●2015年01月22日(木)00時59分 -23cm
●2017年01月13日(金)00時16分 -22cm
●2017年01月14日(土)00時57分 -20cm
全て未明の00時台で、金曜夜か土曜夜から出かけるとして、土曜か日曜の潮しかない。
直近だと2014年02月01日(土)だね。それを逃すと2017年01月14日(土)までない(3年後)。
これはどうしても2月1日の潮に行かねば。でも吹雪なら絶対に行きませ~ん(笑)。

ファイル 935-1.jpg

先日捕った3.1kgのハマグリを3人で食べました。
今回は15Lのコマセバケツ2つに、塩分10‰の水を入れ、エアーレションをしました。
貝の活性を高めるため、室温を23℃ほどにし、約28時間ほどシルト抜きをしました。
その後に水道水だけにして、1時間近く塩抜きし、それから食べることにしました。

ファイル 935-2.jpg
定番の焼きハマグリ。熱せられた貝殻が割れて、高速で飛び散るので危険でした。
半分ほど口を開いたら、トングで掴んで器へ、貝の中にある塩水を捨てました。
これをしないと塩辛いです。それから更に焼くと、貝だけの旨みエキスが出てきます。
何も付けずに食べます。しょうゆを垂らしたものは、塩辛かったそうです。

ファイル 935-3.jpg
簡単・早い・安全な茹でハマグリ。茹でた後で、しょうゆに軽く付けて食べました。
焼きハマグリと違って、香ばしさはなくなりますが、貝の甘みをより強く感じます。
茹で汁は塩抜きした効果か、ほとんど塩辛くなく、いつもと違って旨みもほとんどなく、
使えそうもないので、捨てました。ここで気づきました。これは貝に旨みが少ないなと…。

ファイル 935-4.jpg
酒蒸しバター焼き。ハマグリと酒とバターを入れて蓋をし、貝が開いたところで、
貝殻を取り除いて、汁とよく絡めるように焼きました。ハマグリは繊細な味なため、
こうした料理法は合わないのですが、これは美味しかったです。ハマグリの質の問題です。

3.1kgを3人で一気に食べました。食べすぎました。砂など異物感はありませんでした。
また、塩辛すぎもせず、塩抜き効果はあったと思います。ハマグリは身が太っていて、
プリプリの食感で、新鮮さと力強さを感じました。しかし、旨みがいつもより少ない。

今回のは琵琶湖産のウナギに似ています。大きくて脂も乗っているけど、何か物足りない。
この場所へ流れる川で、ヤマトシジミを捕って、味噌汁にしたこともあるのですが、
その時も同じでした。もしかして、水が綺麗すぎて、あっさり味なのかもしれないです。
中規模都市から有機物が流れ込む河口域の方が、旨みが増えるのではないだろうか。
ただ、正月頃は旬じゃなかったのかも。2月1日に捕ったら、より美味しいかも(期待っ)。

ファイル 934-1.jpg

2012年1月21日に何キロもあるハマグリを担いだお爺さんと会った場所へ、
同じメンバー(maikyさん、要芽さん、西村)で、2014年1月2日深夜に行って来ました。
全く捕れず前回と同じかと思いましたが、干潟を1.2kmほど歩いて探していると、
底を5回もひっかくと、殻幅6~8cmのデカイのが捕れる、すげー場所を見つけました。
ほぼその狭い範囲だけで、1時間ほど捕って、大満足で終了しました。
ハマグリ捕りしている人にとっては、夢のような場所に当たりました。
写真はmaikyさんです。鎌1本で大きなハマグリを、担ぐほど捕れて、ほくほくでした。

ファイル 934-2.jpg
maikyさんの成果。最大殻幅8.9cmで4.3kgです。みんな大きくて綺麗な個体ばかり。

ファイル 934-3.jpg
要芽さんは私の三本鎌で大半を捕りました。3.0kgです。

ファイル 934-4.jpg
これは私の成果です。道具はこの日のために作った2本鎌ロングです。使いやすかったです。
右側にある網袋は2つ持って行ったのですが、1つがハマグリの重さに耐えられず、
ジッパーから千切れて、予備で持って行ったジッパー袋へ入れることになりました。
こんなに捕れると思わなかったので、次はもっと大きく頑丈な袋を持って行きます。

ファイル 934-5.jpg
いやらしい話ですが、このハマグリの価値を、先ほどネット販売を検索してみました。
殻幅6cm以上1kg(10個体前後)が、7,980円(税・送料込)でした。1個体が798円です。
商品価値の下がる傷物は少ないでしょうし、送料や梱包代も含む価格だったとしても、
我々が今回捕った個体は、8cmを超える特大サイズも、少なからず含まれています。
そう考えると安くても1kg7,000円程度が妥当でしょう。1個体が700円くらいでしょうね。
ちなみに、外洋で捕れるチョウセンハマグリや、中国産のシナハマグリなどは、
ハマグリとして売っていますが、こんなに高くはありません。1/3~2/3程度の価格です。
我々のは本物のハマグリです。しかも三重県です。これから計算すると、
maikyさん4.3kg(30,100円)、要芽さん3.0kg(21,000円)、西村3.1kg(21,700円)でした。
ただし、3人ともお金ではなく、捕るのが楽しいので、やっているのです。
実は捕り過ぎて困っています(笑)。土曜の昼飯にハマグリ食べます、楽しみです。

ファイル 928-1.jpg

2013年12月14日夜にmaikyさんとオイカワムツさんと私の3人で愛知県の干潟へ。
掘る道具は、オイカワムツさんと私は、普通の4本熊手。
maikyさんはいつもの三本鎌を無くされたそうで、百均の鎌1本です(え?)。
その結果が写真です。左がmaikyさん、右上がオイカワムツさん、右下が私。
オイカワムツさんと私の量を足しても、鎌1本のmaikyさんに負けた…。
夜に鎌持って歩いていたら、銃刀法違反になるかも。鎌を持っている正当な理由として、
ハマグリ捕るためですと言って、警察官に通じるだろうか。でも私も鎌掘りしたくなりました。

ファイル 928-2.jpg
翌日にタロベエさんが別件でご来宅。昨日の話をしたら、また同じ場所へ行くことに(え?)。
現地へ着くと気温3℃ほどで、風が5~10mは吹いている。寒すぎる。それでもやることにしました。
装備はもちろん百均の鎌1本です。保険で4本熊手も忍ばせましたが、ほぼ使いませんでした。
3時間ほどやって、その結果が写真です。左が私(ハマグリ以外は魚の餌)、右上がタロベエさん。
成果の差は道具ではない。単にmaikyさんが凄過ぎるのだと、実感した次第です。

ファイル 928-3.jpg
2回分をシルト抜き。まずは茹ではま。すこぶるうまいっ。素材が良くないとだめな料理法だね。
残った汁をはまたまスープに。これもうまいが、やや塩分が高いので、薄めれば良かったかな。

ファイル 928-4.jpg
小さめの個体はレッド・ピクルド・ジンジャー・ボイルド・クラムにしました。
茹でながら貝殻を取り除きましたが、身が浮いてくるので、これはあまりよくない方法でした。
冷蔵庫に半日ほど寝かして、食べてみましたが、うーん、美味しいけど、いつもよりは良くない。
茹ではまで美味しい個体は、全て茹ではまにして、あまり美味しくない個体だった場合は、
レ(ryで濃い味付けにして、食べるのが良いのだろうと思いました。徐々に確立していく蛤道。

ちなみに、14日夜は胴長と手袋に水が入り、15日夜は手袋に水が入り、風が強くので寒くて。
結果として月曜日から咽頭炎になり、木曜日になって、ようやく何とかなってきた感じです。
今年はじめて風邪を引いたと思います。食べる体力がなかったレ(ryがまだ冷蔵庫で熟成中…。