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2015年11月29日00:20~02:15(115分)に、三重県でハマグリ捕りしました。
真の目的はコブヨコバサミの宿不足につき、大きめの巻貝の殻を持ち帰ることです。

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初めての場所でしたが、アカニシの貝殻は、拾えました。あまり綺麗なものはなかったです。
ハマグリも捕りましたが、数が少なくて苦労しました。硫化水素で黒っぽいのが多いです。
赤貝缶詰で知られている、サルボウが割と多く見つかり、これも持ち帰ることにしました。
バカガイは殻を割って、水槽へ入れたら、コブヨコバサミがすぐに食べていました。

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1日ほどシルト抜き。砂もシルトもほとんど出ませんでしたが、線虫のようなものが…。

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いつもの紅生姜煮です。最近はウナギが捕れず、たれが余っているので、それも入れました。
30分ほど弱火で煮詰め、途中で貝殻は取り外しました。サルボウは殻離れが良くて楽でした。
写真右は左がハマグリ、右がサルボウ、出来立てを試食。ケミカル臭が無くて良かった。
ハマグリは相変わらず上品な味。サルボウは中心部の黒ぽい部分は、少し独特の味がしますが、
不味くはなく、厚みがある分だけ、食べ応えがあります。周りの貝紐は、食感が良くて美味しい。
これはハマグリよりも美味しい。サルボウは捕獲対象貝。これまで持ち帰らなかったことを後悔。

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冷蔵庫に入れて数時間ほど寝かしました。たれがしみ込んで、甘味が強く感じます。
どちらも美味過ぎる。サルボウは中心部の癖がほとんど消えていて、ハマグリを凌駕する。
今年のウナギはもう終わりでいいかな。潮干狩りシーズンです。貝毒に気を付けよ~う。

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23日に捕ったハマグリは、10時間のシルト抜してから、半分近く某氏へ送りました。
残ったものは味噌汁に。6日に味噌汁で食べたら、味が濃くて、美味しかったので。

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味噌は少なめにして、少ししょうゆを入れました。茹でているときから思っていたのですが、
白濁せず見るからに味が薄そうでした。しかも、写真左端の個体は、細かな砂が残っていました。
砂があるのはべっちょり、ない個体は全くないので、採集時の衝撃で粘液と絡んだ個体かも。
こういうのは長く砂・シルト抜きしても、出ないと思うので、洗うか箸で落とすしかありません。
焼きハマグリにしなくて良かったぁ。でも砂が細かい(シルト)ので、他の個体にも少し移った…。

味は不味くはないけど薄い。6日に食べたのが、どんだけ美味いかよくわかった。
23日(今回)の場所は、砂礫で水が綺麗で、捕れたハマグリも綺麗でした。
6日の場所は、砂泥で水が綺麗とは言えず、捕れたハマグリは硫化水素でやや汚れていました。
見た目から23日は商品価値があるけど、6日は商品価値はほとんどないと思えました。
しかし、味の濃さは23日は40点、6日は95点で、差があり過ぎました。
有機物が多い、ちょっと汚いところの方が、味は良い傾向にあると思います。
ただ、汚過ぎると、ケミカル臭で気持ち悪くて、食べられなくなるので、難しいところです。

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2014年12月22日22時過ぎ~23日03時に、ハマグリ捕りへmaikyさんと行きました。
潮汐表を見ていると、今シーズン(11~3月)は、潮が週半ばあたりに良く、週末に悪く、
今シーズンで行けそうな日では、最後の良い潮ではないかと思われるのが、今回の採集日でした。
それだけに気合が入ります。ただ、長距離(過去には6km程度)を歩くのは、捕れなかった場合に、
ハイリスクすぎるので、車から降りて少し歩く程度のところを、2箇所ほど行くことにしました。

A干潟。過去に1度だけ採集したことがある場所。一掻目でいきなり大型個体が捕れる。
これはイケルと頑張るが、労働対効果が悪くて、大型は6個しか捕れなかった。
B干潟。捕るなの立札に撃沈。C干潟。またもやすぐに捕れる。これはイケルと頑張るが、
労働対効果が悪くて、その後に中型を1つ増やして、ここはアカンと立ち去る。

こんな数ではシーズン終われない。大型6個捕れたA干潟へ戻るが、ぜんぜん捕れない。
鎌の引き過ぎで、両肩が痛くて、手が伸びた感じがした。右手は握り過ぎで、たこが出来て痛い。
もう肩と右手は終わった。足しか残っていない。座り込んで砂を押し出すように蹴って掘る。
股とふくらはぎが痛くなった。体が限界にきて終了。何とか大型2個を捕った。

写真は鎌を挟んで、左が私で右がmaikyさん。上からA干潟1回目、A干潟2回目、C干潟です。
4時間近くやってこれです。久しぶりに全身が痛い。明日にでも一部はみそ汁にします。

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2014年12月5日22時~6日01時に、今シーズン初のハマグリ捕りへ、maikyさんと行きました。
2月2日が最後なので、10箇月ぶりです。だいたい琵琶湖が終わると、ハマグリが始まります。
某河口域で10月26日にmaikyさんが1人で3kg超えしたので、今回も捕れると期待して行きました。
結果は私は4個体で、maikyさんは6~7個捕っていましたが、スカリが破れて全て川に落とし、
何とか探した1個体という貧果でした。あまりに捕れないので、ヤマトシジミとマガキも拾いました。

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1日ほど砂&シルト抜きし、紅生姜煮にする量でもなかったので、シジミと一緒くたに、
味噌汁にすることにしました。ハマグリは火の通りが遅いので、シジミが茹であがったら、
一旦ざるに出して、ハマグリだけ長めに茹でて、少なめの赤味噌を入れました。

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シジミは味が薄い。ここのは何度食べても味が薄いので、もう要らないです。
ハマグリは美味いっ。味が濃い。ケミカル臭や癖もなく、少なくても楽しくなる味でした。
maikyさんが持ち帰ったハマグリは、茹でても口が開かず、食べられなかったそうです…。

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先日、三重県と愛知県で捕ったハマグリの味比べをしました。
写真左は上が三重県産(綺麗)で、下が愛知県産(硫化水素で黒っぽい)です。
ノロわれるのが怖かったので、火力最大で6分間ほど茹でて、醤油につけて食べました。

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三重県産(左) 食感★★★★☆ 味★★★★☆ ケミカル臭☆☆☆☆☆ クリーミーで美味。
愛知県産(右) 食感★★★☆☆ 味★★☆☆☆ ケミカル臭★☆☆☆☆ 大味で都会的。
これが今回の結果ですが、三重県産はこれまで2回食べて、2回とも味が薄かったです。
しかし、1箇月前よりも、明らかに味が良く、茹で過ぎにも関わらず、食感も良かったです。
愛知県産はこれまで5~6回は、食べている場所ですが、味が濃くて美味しい場所です。
しかし、初めてケミカル臭を感じました。普通の方は気にならないと思いますが、
私の過敏な鼻は、コンビナートをイメージさせました。しばらく噛んでいると、
ケミカル臭が味のように変わって、気にならなくなり、味覚が騙されそうでした。

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三重県産は下と右下の2個体で、他は愛知県産です。定番の紅生姜煮にしました。
酒、味醂、ザラメ、醤油で、27分間ほど茹でました。これもいつもより長めにね。
写真右は火が強過ぎて、醤油が焦げて苦みが出るため、これまでならばまずやりません。
小鉢にたれとハマグリを入れてラップし、冷蔵庫で半日から2日間ほど寝かせて完成です。

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三重県産(左) 食感★★★★★ 味★★★★☆ ケミカル臭☆☆☆☆☆ 高レベルの美味。
愛知県産(右) 食感★★☆☆☆ 味★★☆☆☆ ケミカル臭★★☆☆☆ もう食べたくない。
6時間ほどしてから両産地を1個体ずつ食べました。三重県産は軟らかく、口解けが早く、
旨みもあり、もう美味しいだけ。それと比べて、愛知県産はやや硬く、口に残りやすく、
旨みは少なく、何よりもケミカル臭が気になりました。但し長く噛んでいると消えました。
冷蔵庫に入れてから30時間後にも食べてみました。三重県産はたれの味が染み込んで、
より美味しくなっていました。ほぼスイーツで女性に受けが良さそうです。
愛知県産はケミカル臭がより強く感じ、何かもうごめんなさいという味でした。

ようするに、三重県産は美味しく、愛知県産は硬くてケミカル臭で、不味かったです。
じゃあこれからは三重県産だけ狙おうとは言えなくて、前2回は味が薄くて駄目でした。
愛知県産は駄目かと言うと、これまでは美味しかったので、これも一概に言えない。
ただ、愛知県産はもう乱獲で捕れないと思います。三重県産は歩く距離が長すぎる。
まだまだハマグリ捕りは経験不足だと思いました。3月1日前後は新規開拓しないと…。