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昨日、琵琶湖流入河川でsさんが採集したトンガリササノハガイです。
いわゆるササノハガイです。遺伝的な精査はされているのか知りません。
私は濃尾平野などでたくさんトンガリササノハガイを見ていますが、
違いは感じませんでした。それでも集団ごとで大事にしないとね。

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ダガーのようにとんがってます。
土日はニホンイタチ、ホンシュウジカ、イノシシ、ニホンザルが道路に出てきて、
轢きそうになったこともありました。人や車より動物の方が多いかも。
uさんによるとハクビシンも轢かれていたとか。こんな動物道は初めてでした。
それなのに写真は1枚も撮れず。また動物道を走ってみようかな。


追記 2020年02月20日
詳細はキュウシュウササノハガイの新種記載論文を参照。
トンガリササノハガイ Lanceolaria grayii の模式産地は中国で、
本州の集団とは遺伝的に大きく異なる。よって、本州で記載済みの
ササノハガイ L. oxyrhyncha とされた。それに従って和名を変更しました。

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琵琶湖流入河川で3人で採集したヌマガイです。
ドブガイ、タガイ、ヌマガイ、カワセミヌマガイとややこしい貝類ですが、
日本産ドブガイ属貝類はタガイとヌマガイの2種で良いようです。

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上がタガイで、下がヌマガイです。同所的に見られました。

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昨日、琵琶湖流入河川でtさんが採集したタテボシガイです。
この青色がなんかいいっ。目的の魚がぜんぜん捕れず、
士気が低かったとき、ちょっと喜ばせてくれる二枚貝でした。

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民芸品もしくは覆面レスラーです。民芸品=覆面レスラー

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こちらはsさんが捕った個体も含まれています。
そんなときpさんは爆睡中。土日はすーぱーはーどでした。
次はuさんも一緒に行けると良いんだけどね。次もある(オルズ)。


追記 2020年02月21日
https://doi.org/10.1016/j.ympev.2020.106755
これまでタテボシガイ Unio douglasiae biwae Kobelt,1879
とされてきたものは、イシガイ Nodularia nipponensis (Martens, 1877)
に含められて、北海道~滋賀県に分布。
チョウセンイシガイ Nodularia douglasiae (Griffith & Pidgeon, 1833)
は新潟~(淀川)~九州北部そしてアジアに広く分布。
従って変更しました。

追記 2020年09月07日
「近藤高貴 (2020) イシガイ科貝類の新たな分類体系. ちりぼたん, 50:294-296.」によって、

イシガイ Nodularia nipponensis (Martens, 1877)

タテボシガイ Nodularia nipponensis (Martens, 1877)

チョウセンイシガイ Nodularia douglasiae (Griffith & Pidgeon, 1833)

イシガイ Nodularia douglasiae (Griffith & Pidgeon, 1833)

と改名された。

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滋賀県の水路で採集したドブシジミです。
オオタニシに付いていました。特に思い入れないです…。

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滋賀県の水路で採集したドブガイ属の一種です。
たぶんタガイかなと思いますが、ヌマガイではないとする根拠もありません。
どこでもいるような二枚貝なのに、なんでもっと判り易い成貝を撮らなかったのか。
それは成貝を捕っても興味が湧かず、そのまま放しているからです…。


追記 2020年02月20日
https://doi.org/10.1016/j.ympev.2020.106755
これまでタガイとされてきたものは、タガイ、チシマドブガイ、
和名なし1 Beringiana gosannensis Sano, Hattori and Kondo, 2020
和名なし2 Beringiana fukuharai Sano, Hattori and Kondo, 2020
4種に分けられました。
写真の個体は和名なし2だと思われます。従って変更しました。

追記 2020年09月07日
「近藤高貴 (2020) イシガイ科貝類の新たな分類体系. ちりぼたん, 50:294-296.」によって、
とミナミタガイとして和名提唱された。