記事一覧

ファイル 306-1.jpg

2009年9月5日昼に三重県の汽水域で採集したハシリイワガニモドキです。
片方の鋏脚が取れてしまったので、一旦は逃がしたのですが、
それからなかなか捕れず、uさんが再び同じ個体を捕ったので、妥協した被写体です。
口から泡噴いてますね。

ファイル 306-2.jpg
まだ泡噴いてます。

ファイル 306-3.jpg
もう泡噴いてません。

ファイル 306-4.jpg
さて、泡はどうでも良いのですが、三重県で捕るのに苦労し、
夜に和歌山県へ行ったら、塩分25‰程度の汽水域で、普通にいました。

ファイル 306-5.jpg
サカナとりのために買ったカニとりくんを、本来の用途で使ってみました。
簡単に捕れました。でも、自己責任でということで、魚捕りタモとして使用します。

ファイル 301-1.jpg

日曜に和歌山県の道路にいたアカテガニです。
道路と言っても隣は河口域です。しかし塩分が高すぎて魚的には×でした。

ファイル 301-2.jpg
以前にアカテガニだと思って撮影したカニさんは、よく見たら
ベンケイガニだったという、恐ろしくベタな誤同定をしていました…。

ファイル 297-1.jpg

三重県の汽水域で採集したトリウミアカイソモドキです。
これまで長く汽水域で狙っていたのですが、今年になってようやく捕れました。

ファイル 297-2.jpg
小さいけど、名前は長い、鳥海赤磯擬(違?)。とにかく、かわいいカニさんです。

ファイル 291-1.jpg

2009年7月20日に三重県の汽水域で採集したマメコブシガニ属の一種です。
全くわからずm先生に写真でお尋ねしたのですが、マメコブシガニ属の同定は難しいが、
マメコブシガニに含まれるのではないかという回答を頂きました。

ファイル 291-2.jpg
鉗脚の曲がり方がマメコブシガニよりも弱い気がします。

ファイル 291-3.jpg
マメコブシガニよりも鉗脚の膨らみが強くて、やや大きめの顆粒があり、
甲が押し潰されたような形状で、第1~4歩脚が短く、甲長は10mm以下で、
動きがとても遅いです。マメコブシガニの隠蔽種のような気もしています。

ファイル 291-4.jpg
別個体です。この日は2個体の雄だけが捕れました。汚い場所でもないのに、
捕れた2個体とも全体的にこげ茶色で、どちらも色調がそっくりです。
この川で普通のマメコブシガニを捕った記憶はありません。
魚や貝も北限記録をいくつか出している川で、この川ならば何か出る?!
という期待の強い場所です。このカニさんが何なのか、かなり知りたいです…。

しばらく不人気な未同定シリーズに入ります。教えて下さ~いm(_ _)m


追記 2014年11月06日
S・Tさんにカネココブシかと思うと教えて頂きました(感謝)。

ファイル 287-1.jpg

三重県の汽水域で採集したヒメベンケイガニです。
水中から捕れたので、たまたまベンケイガニ科のちっこいのが、
水中に落ちて捕れたのだと思っていましたが、普通に水棲ガニなのかも。

ファイル 287-2.jpg
別個体です。また雌か。って2個体しか捕れていませんでした。
この川では2009年7月20日に確認した水棲ガニだけで、
タイワンヒライソモドキ、トリウミアカイソモドキ、イソガニ、ヒメベンケイガニ、
ヒライソガニ、カワスナガニ、ヒメヒライソモドキ、チゴイワガニ、オウギガニ、
ケフサイソガニ、クマノエミオスジガニ、マメコブシガニ属の一種を捕りました。
悪条件にしては、ありえない豪華さです(このあたりわかる方だけでいいです)。

この日は他の三重県内の場所で、オキナワヤワラガニ近縁種、トゲノコギリガザミ、
タイワンガザミ、イワガニ、ハシリイワガニモドキ、ミナミベニツケガニを確認。
魚がダメだったので、カニにハシッテしまうところだった。あかんあかん。