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三重県の海で撮影したサラサエビ科の一種(未同定)です。
サラサエビかと思ったら模様が違う気がして未同定に。模様同定も不確実な形質だけど。

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三重県の汽水域で要芽さんが採集したテッポウエビ属の一種Bです。
この記事ハシボソテッポウエビと誤同定していました。初めて見た種類でした。
何となくハシボソよりも模様がはっきりしないなと思って、吉郷英範(2009)で確かめたところ、
テッポウエビ属の一種Bだと思います。インターネットだとこちらにも写真がありました。
分布は琉球列島(沖縄県名護市以外での記録は無い)とされています。
えーっと要芽さんが捕ったのは三重県です。これは大幅に北限更新したようです!
もっときちんと写真を撮ろうと、水槽を覗き込みましたが、どっかに穴掘って隠れている模様。
これだから汽水域は面白い。最近は琵琶湖が遠くに感じる。どっちもそろそろシーズンオフ…。

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和歌山県の汽水域で採集したヨコエビ目の一種(未同定)です。
泥底にいたのと、形態もニホンドロソコエビに似ているので、近い仲間かと思うけど特定できず。

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滋賀県で採集したイカリムシ科の一種(未同定)です。
寄生されていたのはツチフキ。それを取り去ったのはワムさん。しばらく未同定シリーズです。


追記 2014年10月21日
Licht_Nさんにイカリムシに見える教えて頂きました(感謝)。

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2014年9月6日に三重県で採集したタイワンオオヒライソガニです。
ここここで載せた個体は、雄で同定が難しかったのですが、これは雌です。
記載論文のFig. 2.のB(タイワンオオヒライソガニ)とG(オオヒライソガニ)を見ると、
Bは三角型で、Gは丸型です。写真の個体は三角型で、タイワンオオヒライソガニと同定できます。
この場所は2006年7月23日に採集した場所とは、直線距離で約20kmほど離れています。

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オオヒラを探しているけど、タイワンや小さ過ぎて同定できないのしか、捕れないというのは、
オオヒラとして記録されている中に、かなりの割合でタイワンが混じっている気がしています。