記事一覧

ファイル 1502-1.jpg

滋賀県の道端でさわだ君が採集したツルガマイマイです。
もう1年近く前の画像です。この日は台風接近で、雨も降っていて、凄い採集でした。

2015年2月から使っていたデスクトップパソコンが、数日前にシステムにエラーが出て、
頑張って色々な手を尽くしましたが、HDDそのものが壊れている疑いが強くなりました。
ダメ元でOS入れ直しをしましたが、不具合があったので、新しいPCを買おうと調べるも、
スマホ時代になっても、私が求めるスペックのPCは、まだ高いままで諦めました。

HDDじゃなくマザボやメモリなど、他が壊れている疑いもあるのですが、
そこは賭けでHDDを電気屋さんで買い(ネットは安いが遅くなるとメールも溜まるので)ました。
交換する前にリカバリーディスクを作らないといけません。システムにエラーがあり、
ブルーレイドライブも寿命が近づいていて、焼き失敗を繰り返し、読み込まないときも、
頻繁にあるのですが、この状況で作るしかありません。何とか作りました。

外付けHDDにデータをコピーしてバックアップ。パソコンをばらして、HDDを交換し、
リカバリーディスクを読み込ませて、Windows 8.1が立ち上がり、次にWindows 10を入れ、
アプリケーションソフトなどいくつも入れ、すんごくめんどくさい設定などをして、
ようやく今夜まともに使えるまでになりました。20年くらい前を思い出しました。

1999年。初めてのPCは、詳しい友達と一緒に組み立てた、自作パソコンでした。
その後に自分一人で組み立てられるようになり、人のも含めて数台作りました。
今は出来合いのPCの方が安いので、自作パソコンのメリットは減りましたが、
日本語の説明書なんて入っていないマザボやCPUを、おそるおそるいじっている時の、
ワクドキ感っていいなぁと懐かしくなりました。貝の話から大きく脱線しました…。

ファイル 1501-1.jpg

2020年6月27日は琵琶湖でさわだ君とカワニナ採集しました。
コロナの影響もあって、2月23日から4カ月ぶりに会いました。相変わらずで良かったです。

1箇所目。道路から琵琶湖へ10mほど雑草があるところを、さわだ君がドライスーツで、
歩いて戻って来たら、マダニが付いていて、うげーっとなりました。こんなところいるぅ?!
しかも、オオスズメバチやアブまでもう出ているし、琵琶湖岸は危険な場所です。
かつてすぐ近くの琵琶湖内で、さわだ君の頭を旋回する、スズメバチ類から逃げました。

私はウエットスーツに着替えて、岸へ10m移動してマダニをチェック。付いていない。
ダイビングマスクを装着した時にブチっと音。頭を締めるゴムバンド2本のうち1本が破断。
車のカギをスーツ内に入れて、着替えてしまったので、予備を出すのも大変なので、
そのまま潜ることに。これって潜っている最中に外れないだろうか。不安です。

ダイビングベルト(下)に変えて3カ月。その間に2回もバックルが開いて外れました。
1回は泳いでいる最中に外れて、慌てて付け直しました。もう1回はウナギを取り込むとき、
立って網袋に入れていたら外れて、おもりごと川に落ちました。スーツケースベルト(上)は、
泳いだり立ったりしている際に、1度も外れて落ちたことはありません。100均優秀です。
深くに潜ってダイビングベルトが外れたらどうしよう。もしも落としたら回収不可能。
9000円くらい捨て置くことに。しきりにバックルを確認。マスクも千切れないか確認…。

琵琶湖は浮遊物が多くて3m底が見えない。まとめると、空中からはスズメバチ、
水中はマスク壊れて外れそう、ベルトが信用できない、透明度が悪い、戻るときはマダニ。
心配事が多過ぎて(特にベルト)、潜っている最中に、恐怖感が出てしまいました。
いつもは4~6mの深潜りの場合、30~40秒ですが、15~20秒が限界になっていました。
狙っていたカワニナ類は、ほとんど捕れませんでした。さわだ君は捕れていました。

ファイル 1501-2.jpg
2箇所目。ここは潜りたくないなと思ったので休憩。動画撮影することにしました。
泡が出ているように見えるのはさわだ君です。40~50秒は潜っていました。
しかも濁りが酷かったようですが、ちゃんと狙っていたカワニナ類も捕っていました。
2016年7月に会ったときと比べると、潜る技術も凄い進歩だなと感心しました。

ファイル 1501-3.jpg
3箇所目。ここは過去に潜って、洗濯機のような変な流れで、死ぬかと思った場所です。
実際に3人の不幸があった場所でもあります。何度かさわだ君と来ていますが、
危ないので止めたり、大荒れだったりで、潜らなかった琵琶湖でも有数の危険な場所です。
そんな場所も今日は凪で静かでした。この時を逃したら、またしばらく潜れない。
一番危なかった場所は避け、比較的に安全そうな場所だけ潜ることにしました。

気合を入れて、一番深い場所へ。4m底に着いてから、すり鉢状で1.5mほど深くなっています。
そのあたりはゴミが溜まって、灰色っぽい世界が広がっていました。浮上は5.5mです。
この場所は1箇所目よりは、透明度が高くて、目的のカワニナ類も浅いところにもいるため、
マスクやベルトの不安も忘れて、いつも通りの採集が出来ました。ここは楽しい。

ファイル 1501-4.jpg
さわだ君が捕ったオオタニシとニセマツカサガイ琵琶湖型です。
水から上がった後で、さわだ君が気付きましたが、風も無いのに一発大波みたいなのが、
轟音と共に不定期で岸に打ち寄せていました。やっぱり恐ろしいところでした。
ここでさわだ君とお別れ。またよろしです。動画です https://youtu.be/5vKEa_QAQj4

家へ帰って酒を呑んでいたら、右腕がチクッと。ノミが噛みついていました。
すぐに潰しました。たぶん琵琶湖岸で服か何かに潜んで、家へ着いて来たのだろう。
そういえば、さわだ君が琵琶湖岸で、ヌカカに刺されたと、見せてくれた時に、
羽がないのがちょっと気になった。これもノミじゃないかな。ヌカカだっとしても怖い。

子供の頃にニャーニャーと大きな鳴き声で、ネコが二階の窓から家へ入って来て、
追い出したのだけど、どうやら大量のノミに噛まれて、苦しんでいたようです。
家へノミを撒き散らしました。チクッとする場所を見ると、噛んで血を吸っていて、
潰そうとするとジャンプして、畳の隙間などに隠れる。寝ている間も血を吸いに来る。
1~2週間ずっと噛まれました。殺虫剤とかも使いましたが、全く効果が無かったです。
素肌を晒して歩き、噛みつきに来るところを、全て潰すという人体戦術で殲滅させました。

それから家でノミは一度も見ていませんでしたが、子供の時以来に見てしまったのです。
幸いにも寄って来るノミはもういないため、着いて来たのは1個体だけだったようです。
琵琶湖岸はスズメバチ、アブ、マダニ、ノミ、ヌカカ?に気を付けろって無理でしょ。
琵琶湖へ行く前日は、家でブユに噛まれたし、他にも危ないのがいそう。
海パンシーズンになると、たくさんの人が道路から湖岸まで、サンダルで歩くでしょうが、
大丈夫かなと心配になりました。しかも感染症対策まで必要だなんて辛いシーズンです。

ファイル 1493-1.jpg

2020年6月6日はささき君、ヤマノカミ君、西村で滋賀県でした。
魚の撮影のついでに、カワニナ拾いしました。左4つはホソマキ、右はイボかな。
マルドブガイは久しぶりに捕りました。 https://youtu.be/XyC-THsjLTY

ファイル 1493-2.jpg
帰りにフトマキワニナの模式産地へ寄りました。この風景なんか好きです。

ファイル 1493-3.jpg
右の個体。胎殻はイボぽいけどね。螺層角はホソマキぽいんだよねぇ…。

ファイル 1492-1.jpg

琵琶湖でヤマノカミ君が採集したイケチョウガイです。
形態的に交雑を思わせるところが無い、純系イケチョウガイだと思われます。
過去に記事にしたイケチョウガイ×ヒレイケチョウガイ(改良母貝)ではありません。
イケチョウガイで画像検索すると、ヒットする多くは改良母貝で純系ではありません。
バケツ蓋2900mm÷バケツ蓋1217pixel×殻長798pixel=1901.56...殻長約19cmです。

2020年5月30日13:38~14:15に、琵琶湖北湖でヤマノカミ君と私が一緒に潜りました。
ヤマノカミ君は魚、私はカワニナを狙い、一定の距離を取って、採集をしました。
私が先に岸へ上がって待っていると、ヤマノカミ君が網袋に何かを入れて戻って来ました。
20mほど離れたところから話しかけると、大きな貝を拾ったのだと言います。
あぁドブガイ類とかかな。その網袋がだんだん近づいてくると、眼を見開きました。
もしかして、もしかして、いやそんなことはない。なんか薄っぺらいぞ。ヤバイヤバイ。

網袋から出されたその貝は、イケチョウガイでした!! マジカヨまじかよ。凄い!!!
ヤマノカミ君は素潜りの経験が浅く、あまり深くには潜れず、二枚貝は種類もわからない。
どうしてこの貝を拾ったのと聞くと、大きな貝だったからという単純な理由でした。
ビギナーズラックの無自覚は最強でーす。私は2010年から琵琶湖の貝を全て見たいなと思い、
琵琶湖淀川水系は350(潜水158)箇所でカワニナを採集し、プロットだけで琵琶湖が描けるほど。
しかも、イケチョウガイを狙って、何度か採集に行ったが、1個体も捕れなかった。

捕れた場所は水深1.6mほどで、水管も見られたので、確実に生きているそうです。
撮影後はヤマノカミ君の手で、元の場所へ戻されました。採捕許可があれば…。
ここに記していますが、滋賀県でイケチョウガイは、事実上採集禁止なのです。
写真を撮って逃がすくらいはOKだそうです。ヤマノカミ君はイケチョウガイという認識はなく、
漁業調整規則も知らず、逃がしているため、法令や倫理的な問題は無いと思っています。

ファイル 1492-2.jpg
イケチョウガイは琵琶湖淀川水系固有種(レリック)で、日本産淡水貝類図鑑(1)によると、
淀川最後は1986年と推定され、大阪府RDB2014では絶滅(EX)とされています。
京都府RDB2015では「過去20年以上、発見記録がない」とされています。
滋賀県RDB2015では「近年...生息に関する情報は極めて少ない」とされています。
大阪府と京都府と違って、滋賀県は含みを持たせていますが、具体的な記述はありません。
「近藤高貴コレクション 日本産イシガイ目標本目録 (2015)」によると、滋賀県は
2000年9月7日(琵琶湖)の2個体を最後に集録が無く、その後は2007年に移入の姉沼です。
移入を除く確実な記録としては、2000年が最後だと思われます。20年未確認に等しいです。

2000年以降の記録もあります。凄い方はいるものです。2007年1月にkochibi氏が採集。
この石積みの場所は、すぐに特定できたので、何度か潜りましたが、捕れませんでした。
そして同氏が2019年10月10日に採集。2007年以来の発見だったようです。

まとめます。私が知り得た情報だけですが、在来純系イケチョウガイは、
大阪府は絶滅(1986年)、京都府は絶滅寸前(1995年以上前にしか記録が無い)、
滋賀県は2000年2個体、2007年1個体、2019年1個体、そして今回2020年1個体です。
20年間で5個体目を拝むことが出来ました。これらは全て殻長18cm以上ある成貝です。

成貝の殻は湖岸や漁港で見られるため、細々と生き続けているのだろうとは思いますが、
殻長15cm以下のものはほぼ見られません。改良母貝が琵琶湖に侵入しているため、
それらとの交雑によって、今後に生まれて育つものは、純系が少なくなることでしょう。
最悪は今いる成貝が居なくなった後は、琵琶湖でも絶滅するかもしれません。
実態把握と保護が急がれます。採捕許可があれば貴重な生体を残すことも出来たのに…。

ファイル 1491-1.jpg

2020年5月30日はヤマノカミ君と滋賀県で採集しました。
1箇所目は琵琶湖流入河川です。分かっていたけど、濁りが酷かった。
何度も泥底に突っ込んだ。動画です https://youtu.be/e5aAobkwM28
こういう汚いところは、クリプトスポリジウム症になる危険性があるようです。

ファイル 1491-2.jpg
泥一面の場所には、カワニナも棲めないようで、これは岸際で捕りました。ハベかな。

ファイル 1491-3.jpg
2箇所目は琵琶湖です。イボ、タテヒダ、ハベかな。他にチリメンもいました。
この日は目的が達成できず、ずっとダメな日でしたが、ここでヤマノカミ君が、
ビギナーズラックだから成せたのか、逆転サヨナラ満塁ホームランを打ちました。