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小島を何とか出て、次は竹生島でラーメンを食べることに、神経を集中します。
その前に竜神拝所の鳥居が見えてきました。ここは観光客が土器(かわらけ)を、
鳥居に向かって投げるので、それが当たらないよう、竹生島から少し離れて移動します。
港が見えてきました。定期船や観光船が入る港の脇に、小さな港があり、そこへ上陸です。
でも、階段上のところは、停泊船があって近づけません。近くにあった紐をよじ登ります。
カワニナ丸を港に上げ、何とかなりましたが、帰りにここから出るのは無理っぽいです…。
携帯電話が急にメールや電話を受け出しました。道中(湖中?)は圏外だったようです。

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さっそくラーメン。ラーメンっと。GWですごい観光客がいる中を、胴長で歩く2人。
1人の上着はびしょ濡れですよっと。mさんがラーメンを注文し、外で食べたいと伝える。
1升瓶ケースと、ラーメンが運ばれて来た(涎)。このために、はるばるやってきました(嘘)。
頂きます! 食べる。温かい。濡れて冷え切った体に染み渡る。そして美味しいです(感動)。
前よりうまなっとるでいかんわ(名古屋弁)。mさんも同意見。スープも全てたいらげた。

休憩時間なんてものはない。翌日までやることがある。そろそろ出港です。
カワニナ丸へ戻ると、白い。白いっ。あーっ。上を見る。ラドンがいっぱいトンドル。
カワウかと思ったら、ほとんどアオサギなどのサギ科だ。最近はサギの島なのか。
早くここを出よう。この港は紐で登れたけど、降りられない…。2人でカワニナ丸を持ち、
観光客の行列を、すみません、すみません、と言いながら横切る。その間もカワニナ丸へ、
糞又はウンチが、ポチョ、ポテチ、っと降ってくる。まるで白雨。なんつー所だ(憤慨)。
少し危険度は高いが、降りれそうな所を見つける。コンクリートに擦ったが乗れた(ほっ)。
竹生島は晴れても傘が必要…。晴れ時々糞。なおラーメンは屋根があるので大丈夫です。
よしっ。後は竹生島の周りでカワニナがいたら捕り、それが終ったら、菅浦へ戻るだけ。
ここまで来たら気が楽だ。そして一通りの採集は終了した。鳥が嫌いになりかけた…。

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ここからは、漕いで、漕いで、漕ぎまくる。めっちゃ遠いのは重々承知。
ゆっくりは戻れない。時間的にそろそろ戻らないといけない(息した状態で)。
mさんの携帯電話が鳴る。こんな琵琶湖の水面上で、どんな緊急な用件だーっ。
仕事上のクレーム。これで死んだら、お前にクレーム言うぞ。って死んだら泣き寝入り。
菅浦まであと少し。すると私の携帯電話が鳴る。無理な体勢から、ジップロックに入った、
携帯電話を何とか取り出す。手は水が付いている(非防水)。菅浦で待っているtさんだ。
何だろう。沖の方にいるのが、私たちかどうかの確認だった…。そうですよ(苦笑)!

mさんが漕ぎ疲れ、もうちょっとゆっくりと言っている。私はそんなの気にせず、
機械のように漕ぎ続ける。早く戻らないと、風波が出たら危ないし、時間も押している。
左肩の状態が行きよりもよくなってきた。なぜだろう。筋肉が覚醒したのだろうか。
ようやく菅浦の岸が近付く。tさんが出迎えてくれた。不思議なことに脳は、
もう漕がなくていいとか、無事に着いた安堵感より、もう終ってしまうと捉えていた。
カワニナ丸から足を抜き取り、岸の浅瀬へ足を運ぶ。ふわふわした感じがする。
やったーっ。という感動は少ない。それはこの先があるから、気が抜けないのだろう。

この日はカワニナ丸を、別の場所でも使うつもりだったので、空気を抜かずに放置する。
uさんとpさんが菅浦にまだ来ていない。pさんの電話によると、pさんは遅刻(こらっ)で、
uさんはミミズ探しのようだ。tさんは会ったばかりなのに、もう戻らないといけないと…。
tさんの車はパワーウインドーが壊れて開いたまま。あっ小雨が…。大丈夫だろうか。
短い時間でしたが、tさんとはここでお別れです。また別の機会に宜しくお願いしま~す。

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uさんに電話してみる。出ない。pさんに電話してみる。uさんが事故ったと(えっ)。
接触事故で警察を呼んだと。どうやらuさんの方が悪いらしい。時間が掛かりそうだと。
とりあえず、カワニナ丸を乗っけて、そこまで行こうと思ったが、車に乗らない…。
色々とわかってきて、長い時間はかかりそうにないので、菅浦で待つことにした。
今日は全員にトラブルがある感じだなぁ。ようやくuさんとpさんが菅浦へ到着した。

uさんとpさんにカワニナ丸へ乗ることを勧める。mさんが横で見て爆笑している。
思うように進まない2人のカワニナ丸に、上から目線で優越感に浸っているようだ(笑)。
レクチャーしてもおぼつかない、不安定な重心、息が合っていない、怖がっている、
最初だから仕方が無いと言う2人。悪いがmさんと私はレクチャーも練習もなしで、
行き成り伊崎磯まで3kmくらい漕いだんだぞ。それに比べたら楽なもんだ。

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16時半を過ぎ、そろそろ夜の準備。夜はイワトコナマズ釣りです(坊主慣れっこの)。
uさんとpさんがミミズを探してくれたけど、時期が悪くて良いものが手に入らなかった。
そこでスーパーで買ったテキトーな食材や、そこらへんで捕った魚やエビを使うが、
ぜんぜん釣れない。ブルーギルすら釣れない。仕方が無い。カワニナ丸の出番だーっ。

真っ暗の水面にカワニナ丸を浮かべる。ペットボトル釣法に、魚を餌として付け、
懐中電灯を持って、uさんと私の2人で、夜の琵琶湖へ出撃です。まあまあスリルがある…。
岸から離れて、餌を落とす。水深15mはあるだろうか。誘い釣り。何も釣れない。
漕いでトローリングしてみる。でも何も釣れない。漁船が近くで引き波を引き起こす。
夜は水面の様子が確認し辛く、急な引き波でカワニナ丸が煽られる(怖いデス)。
ペットボトル釣法で初めて誘い釣りと、トローリングをしたが、何も釣れない。
ラインをボトルに巻く。釣針がカワニナ丸に刺さったら終わり(冷や冷やする)。

5月4日1時まで釣りをするが、何の反応も無く、もうやってられないので、
車で寝ることにする。4時に起床(3時間睡眠)。まだ3人は起きてこない。寝すぎだぞっ。
すぐにpさんが起きて来てルアーを投げる。1時間後に2人を起こす。釣りはもう止めだ。
何も釣れずに丸坊主。魚は色々見たけどね。ここでカワニナ丸も空気を抜くことになった。
4人でコンビニのカップ麺をすする。uさんは限界だと(私よりも寝たくせに)。

uさんと別れ、3人でカワニナや魚を採集。pさんともお別れ。私はまだまだ捕り足りない。
どこまでも貪欲で欲張り。だって交通費もったいないもん。mさんは助手席で転寝している。
採集地に着いても、胴長を履く気力がないそうで、地べたに横になっている。
私の胴長は小島でびしょ濡れ。予備胴長は股に穴。仕方が無いので、穴の方を選択する…。
冷たい湖水が股に。おーぉ限界股で終了。更にもう1箇所。胴長がいらない場所で採集する。
いつの間にか14時を過ぎてしまった。これまで私が全ての道のり200km以上を運転したので、
ここからはmさん運転お願いしま~す(大丈夫?)。さすが?の私も気が緩んだのか、
1時間ほど助手席で転寝。龍泉養老店で夕食。mさんのお宅に着き、お疲れ様でしたーっ。

あっ写真の説明がまだでした。左は今回の採集でmさんが捕ったモリカワニナ(サイコー)。
右はmさんが1万円で作ってもらった、モリカワニナのペンダントです。よく似た個体だ。
このモリカワニナ。私はすごく捕りたくて、頑張ったけど、捕れませんでした(次こそは)。

mさんと別れて家まで運転。家に帰った頃は真っ暗。高島市の魚友で買ったイサザの佃煮。
100g700円と少々お高いので、ちょとだけ摘む。うまいっ。焼酎を出してきてしまった。
焼酎うまい。イサザうまい。100g完食。高いつまみだ。パソコンの電源を入れる。
デスクトップに書き残した遺書をゴミ箱へ。ゴミ箱を空に(効果音)。目標は完全達成です!!
焼酎を呑み過ぎ、翌日は死んでました。mさんはウナギ釣りへ行ったとか。負けました…。

私は琵琶湖にある島状地の全てに上陸し、周辺で採集をすることが出来ました。
これも協力して下さった方々のお陰です。特にmさんには感謝しています。
夏は多景島や沖の白石など、死ぬか根治するまで、まだまだカワニナ丸で行くぞーっぉ。

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菅浦を出て、葛篭尾崎を左方に見て、正面には小島が見えてきました。
小島は竹生島(大島)の東隣にあります。竹生島の一部と言っても良い、小さな岩島です。
かつては頂上に、小島権現(仏や菩薩の仮姿)があって、神の島だったようです(汗)。
宗教上は重要な島らしく、そんな所に上陸して、カワニナ捕りって、大丈夫なのか不安だ。
島内で採集することはなく、その周辺(ようは琵琶湖)なため、許されるわけですが…。

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とにかく小島へ行く。そのためには漕ぐ。ひたすら漕ぐ。すぐ近くな気がするのに、
島へぜんぜん近付かない。本当に進んでいるのか? 疑問に思うほど、景色が一緒っ。
周りは霞んで、菅浦なんてもう見えない。1点の目標島に向かって漕ぐしかない。

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小島へ着く前に、竹生島が目の前に。木が枯れている。これはヒドイ。
カワウによる糞害のようだが、そのカワウも巣を作れないほどに、枯死している。
水は青く綺麗だが、湖中の岩は、水質の悪い所でよく見る、ぬるぬる汚れがいっぱい。
透明度だけは良いので、カニとりくん420の出番ですね。そこそこアレも見られる。

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いよいよ小島に近づいて来ました。カワウ達がカワニナ丸に気付いて、飛び去ります。
竹生島よりも枯れ木が少なく、力強い岩肌が、独特の存在感を出しています。

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とりあえず、適当なところを見つけて、小島へ上陸です。岩に擦りながら無事に上陸っ。
ふぅ。私はこれで琵琶湖の全ての島状地に上陸です。それが目的じゃないけどやったーっ。
時刻は9時25分。菅浦から小島まで1時間20分ほど掛かりました。遠かったぁ~。
足がずっと固定だったので、エコノミー症候群になりそう。着いて行き成りカワウの死骸。
それも複数ある。岩は白い糞でまだら模様。湖底は儀式用なのか、茶碗が落ちている(怖)。

小島周辺での採集開始です。岩がカワウの糞によるものか、有機物たっぷりでよく滑る。
軽く滑ったなと思ったら、そのまま股が裂けるようになって、左側へドバ~ン(あ゛っ)。
胴長の中まで水浸し。濡れていないのは、頭と長袖Tシャツ右側だけ。体の7割濡れました。
私の上着は長袖Tシャツ1枚だけです。体に張り付く水温約10℃。冷たぃ。冷たすぎる。
胴長と靴下を脱ぐ。裸足で岩に乗って、靴下をしぼる。服をしぼる。デニムをしぼる。
ふと足元を見る。私はカワウの糞の上に乗っている。ありえねー(笑)。
見渡しても、どこも安全地帯なし。我慢する。くもりの天気では、簡単に乾くわけがない。
諦めて、しぼっただけの靴下を履く。糞で黒い靴下が少し白い。そのまま胴長を履く(悲)。

気温12℃くらい。寒さで体が震えて来た。寒い~ぃ。動くたびに、おおぉぉ、冷たいッ。
mさんは「戻りましょう」と。私は即答「大丈夫です」。そんなことないけど口が勝手に…。
カワニナ捕りと何かを天秤にかけたら、全てカワニナ捕りに傾きそうな怖さがある(病)。

7割も濡れた体で、カワニナ捕り再開です。こんな寒さごときに、負けていられない。
でも、温かいものを食べたい、そうだ竹生島でラーメンを食べよう。以前に食べたときは、
そんなに美味しくないけど、また食べたいと思った、不思議な味のするラーメンだった。
頭の中にカワニナとラーメンの両方が浮かぶようになってきた。魔力のあるラーメンだ。
時間的にも押しているので、とりあえず小島を出て、竹生島へ向かうことに。

まず私がカワニナ丸へ乗る。すると、プシュ~ゥ。シュ~。空気の抜ける音が!!
片側の一番大きな気室がしぼんで来た(マジヤバ)。mさんの顔が引きつっている。
上陸したとき岩に擦ったので、小さな穴が開いたのかも。今は補修キットなんて無い(焦)。
音の出所を探す。あっ空気注入口だ。私が座ったときにお尻で、バルブが緩んだんだ。
とりあえず、小島へ再上陸。膨らますしかない。空気注入口は、運が良いことに逆止弁。
寒さで使い物にならない私に代わって、mさんが口をつけて膨らます。圧力が高くて、
息継ぎしないと、膨らまない。間接キッスになるので、私に交代なんて出来ない。
何度も膨らまし、元に近い状態に戻った。よかった~。mさんありがと~う(チュ)。

空気が抜けるという想定外な経験をし、次は補修キットを持って来ようと教訓を得た。
今度は無事に小島から離れることが出来た。お尻だけでバルブが緩むなんて怖すぎっ。
小島の神様は、私を水浸しにし、カワニナ丸の空気を抜いたけど、命までは取らなかった。
切り立つ断崖を横目にしながら、次に目指すは竹生島のラーメン。絶対に食べるぞーっ。
(次記事へつづく)

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2011年5月3~5日の予定を空け、最も風のない日を選び、小島で採集することにしました。
行く方法はもちろんカワニナ丸です! maikyさんと2人で、ひたすら漕いで向かいます。
3記事を続けて書きます。どうぞご笑覧下さい(笑)。写真は菅浦で、奥は霞む竹生島。

5月2日夜。5月3~5日のうち、最も風がないと思った、5月3日に決行を固める。
さぁ寝るぞ。5時間半くらいは寝る時間がある。眠れない…。興奮と不安の堂々巡り。
ベッドに2時間。ずーっと意識がある。昨日もあまり寝てなかったのでヤバイ。
朝に風呂へ入ろうと思ったが、風呂で寝ようと思い、風呂で1時間ほど眼を閉じるが、
興奮と不安の堂々巡り。同じ状態。はぁ~ぁ。わかっちゃいるけどねむられない。
そんなこんなで、ベッド2+風呂1=3時間の浅い眠りで、寝ることを諦め、
パソコンにテキストの遺書を3行ほど書き残しました。その一文「死んで悔い無し」。
これを家へ戻って、誰にも知られず、削除するのが、当面の目標になりそうです(懸命)。

5月3日の4時40分(10分遅刻)にmさんのお宅へ。さすがGW。いつもより道が込んでいる。
そんなこんなで7時過ぎに菅浦へ到着。車で行ける小島から最も近い場所が菅浦です。
今回の航行↓地図を見て下さい。カヤック歴は私3回、mさん2回。無謀すぎます。
菅浦→小島→竹生島→菅浦 距離は最短ルートで約9.5kmです!! 蛇行したらもっと。
これが夏ならまだ転覆しても何とかなるけど、mさんが琵琶湖の水温を計ると10.1℃!!
この水温で、万が一(もっと確率は高いけど)にでも琵琶湖へ落ちたら、
たとえライフジャケットで浮いても、数十分で低体温症になって、死ぬのは確実です。
落ちた場所によっては、水深約80mだったり、岸まで泳ぐにも1km余りは離れています。
それにカワニナ丸は安物ゴム製カヤック。ようするに、穴が開いたら死を意味します。

もっと言います。この日は風雨はないが、黄砂がひどくて視界が悪過ぎる。
遠くの岸が見えない。菅浦から見渡す限りは、カヤックやバスボートも見当たらない。
これは仮に助けを求めても、周りに気付いてもらえないということです。

もっともっと。2月初め頃に、階段から落ち、左肩を強打。しぶしぶ病院にも行ったが、
未だに痛く、毎日ダンベルで左肩のリハビリをする日々。8割は回復した感じですが、
まだ左肩を使ってパドルを漕ぐと、痛みが走って、長時間は出来ない状況なのです。

まとめると、左肩はまだ痛い、睡眠は浅く3時間、安物ゴム製カヤック、経験3回、黄砂、
助けを呼べない、最大水深80m、岸まで最長1km余り、水温10.1℃、で約9.5kmを行きます!!
危ないのでやめる理由は山ほどあります。それでもカワニナハンターは行きます。
こうした不安はありますが、とにかく行きたい!という気持ちはブレません。
何よりも行きたいを優先。普通は逝きたくなく、生きたいので、行かないのでしょうが…。

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この日のために作って来た「カニとりくん420」。ワインレッド色の延べ竿に、
エビタモをくつっけただけですが、これで水深4.5mくらいまでのカワニナを狙えます。
少し問題なのは、ちょっと柄が長いので、股に挟まないといけないことです(きゃ)。
荷物を置けるところが狭く、パン1つも置けず、竹生島の売店までは食料なしです。
腹が減っても死にはしない。ペットボトル1本だけ。なくなったら琵琶湖の天然水だっ。

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8時過ぎ。いざ出航っ。ちなみに、12~14時頃に菅浦へ戻る予定。
生きて戻ったあかつきには、tさん、uさん、pさんの3人が待っていて、すぐ別の採集へ。
パドルを漕ぐ。やっぱり左肩が痛い。右肩はやる気満々なのに、左肩が水を差す…。

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20分くらい漕いで、振り返ると、菅浦からだいぶ離れていた。霞んでいるのは黄砂。
眼がかゆい。喉が砂っぽい。高島市の方を見ても、視界不良で岸が見えない…。

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葛篭尾崎が見えてきた。ここも寄る予定はあったけど、時間的に無理と判断。
夏になったら潜りに行くぞぉ。ここから小島までは、岸から離れ、湾の外へ出るため、
風波と湖流が強くなり、今回の航行で最も危険な場所。もちろんそれを往復です。
(次記事へつづく)

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奥の洲へは2011年3月6日に行ったのですが、maikyさんの希望もあり行くことに。
無理せず、GWとか暖かくなってから、行けば良いのですが、少し事情があります。
奥の洲は4月1日~7月31日にフナとモロコは採捕禁止区域になるんです。
もちろんカワニナ捕りは禁止されてませんが、この期間に大人がたも網を持っていたら、
あらぬ疑いを掛けられかねません。でも、8月まで待てないっ。そこで3月中に行くことに。

2011年3月27日は10時から魚類自然史研究会が琵琶湖博物館であるため、
これはちょうど良い機会でもありました(それがなくても行っただろうけど・笑)。
02時55分にタロベエさんが西村宅へ、そしてmaikyさん宅へ、現地は04時45分頃に到着。
車から出てカワニナ丸を組み立てます。真っ暗。気温は-1℃。風があるので頗る寒い。
気温が低すぎて、パドルのアルミ部分が縮んだようで、接続部分がピッタリと合わない…。
本体には破れているところを発見。百均の接着剤で補修したが、直ったかどうか不明。
そんなこんなでカワニナ丸完成。船は2人しか乗れません。水路から奥の洲までは約300m。

初めは水路からmaikyさんとタロベエさんが奥の洲へ行き、タロベエさんを奥の洲で降ろし、
maikyさんが1人で水路へ戻り、水路で西村を乗せ、再び2人で奥の洲へ行くことに。
帰りはmaikyさんとタロベエさんが水路へ行き、maikyさんを水路で降ろし、
タロベエさんが1人で奥の洲へ戻り、奥の洲で西村を乗せ、再び2人で水路へ行くことに。
そう。私は1人で漕ぐことはないのですが、それはまだ左肩が治っていないからです。
6割くらいは回復した感じですが、まだ痛みが走ります。1人で漕ぐのは辛いです。
こんなときは2人に甘えさせて頂こうと。ありがたいことです。

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maikyさんとタロベエさんが乗ったカワニナ丸は06時00分に出船です。まだ薄暗いです。
私は写真を撮りながら、水路脇の漁港から様子を伺います。左奥は竹生島です。

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順調に奥の洲へ向かっていましたが、何だか船首が左側に向きました。
そしてこちらへ向かって漕ぎ出したのです。2人ではちょっと不安はありました。
その不安とは、波があるとか言って、戻ってくるのではないかと。それが的中…。
どうした~ぁ?と私が呼びかけると案の定。こわばった顔で、波が危ないと。
後ろから見ていて、問題なく行ってたよ~っ。と言うと、西村さんも乗ったらわかると。
こんな波なんでもねーよ。時間ないんだし行けよ。戻ってくんなよ。と思う私。
仕方がねぇ俺が行く! 水路へ戻る2人へ、maikyさんだけ降りてもらい、そこへ私が乗る。
タロベエさんは水路を出ると、急に波が高くなって、怖いのだと頻りに訴える。
そんなのシルカ(爆)。こんな波で戻って来たら、沖の白石なんて行けへんぞ(爆)。

水路から出て琵琶湖へ入ると、カワニナ丸を突き上げるような波。そんなのシルカと漕ぐ。
タロベエさんが漕がなくなっても、私だけでも漕いで、奥の洲へ行ってやるつもりで漕ぐ。
奥の洲が近づく。そろそろ浅くなって降りれそうだ。タロベエさんに降りてもらう。
すると、タロベエさんが降りるときに、琵琶湖へドバ~ン。濡れたけど大丈夫だと。
あまり時間がない。研究会に間に合わなくなるので、私は1人で水路へ漕ぎ出す。
右は普通に漕げるが、左は左肩が痛くてかなり辛い。水路が近づく。
maikyさんが不安そうな顔をして待っている。maikyさんに波なんて大丈夫っ。
だから行くよと伝える。maikyさんともあろう冒険者が、こんな波で尻込みとは…。
水路でmaikyさんに乗ってもらう。左肩はもう限界。私は右だけmaikyさんは左だけ漕ぐ。
本来なら私が1人で漕ぐことはなかったはずなのになぁ…。と思いつつ奥の洲が近づく。
タロベエさんの出迎えを受け、2人とも無事に上陸。ほら行けた。こんなん余裕だよ。

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採集開始っ。奥の洲は広い。時間がない。ちゃちゃっとたも網を入れて移動する。
波が強くなったとか不安がる2人。白波になっていないので大丈夫だと説得する私。
しばらくすると白いものが落ちて来た。雪です。遠くの方はかなり降っている感じ。
波にも負けず、雪にも負けず、肩の痛みにも負けず、カワニナ捕るぞーっ。
カワニナ病には負けているようですが…。そんなのシルカワニナ。ポポポポ~ン♪

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採集終了の予定時間を1時間近く過ぎてしまった。だってカワニナ捕りおもろいもん。
風が収まり、波が静まり、雪が止み、日が出て来た。2人は安堵した表情。
そんなこんなで、帰りは何の問題もなく、3人とも水路へ戻ることが出来ました。
当然ながら研究会は大幅に遅刻…。研究会が終って、琵琶博を観て、ビワヨシ捕りして、
夜にホンモロコ捕りして、家に戻ったのは28日00:20。ちょっと欲張りすぎたかな…。

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2011年3月6日はtさんとカワニナ丸で奥の洲へ行きました。
現地は気温-1℃。朝のめっちゃ寒い中、カワニナ丸を膨らませて組み立てます。
たも網で採集しようと思っていたのですが、船内は狭くて置くところなんて無い。
止むを得ず、舳先に押し込んで、前部座席の人が又に挟む形で、持って行くことに。

カワニナ丸を水路に浮かべ、何とか2人とも無事に乗れました。
まずはtさんの、パドル捌きが見たかったので、1人で漕いでもらいます。
思っていたよりも上手です。これなら無事に行けると確信しました。
目的地は奥の洲奥の洲の北西側の洲奥の洲の北側の洲の3つです。
どうでもいいですが、私は左肩の亜脱臼が、まだ治っておらず、漕ぐと痛みが走ります…。

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初めは奥の洲へ向かいます。漕ぎ始めて5~10分で、あっさり上陸できました。
思っていたよりも広い。さぁカワニナ採集です。がんばるぞーっ。しばらくすると、
胴長の長靴部分から、水が入ってきました。穴が開いている感じ。それも両足です…。
水温は10℃以下。だんだん足が痺れてきます。もう無理だと思い、早めに採集終了。

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次は奥の洲の北西側の洲です。ヤナギ類でしょうか。渋くて近づき難い感じ。
奥の洲と違って、陸と呼べるところは狭いですが、とても存在感があります。

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枝の隙間を通って、何とか上陸です。採集しましたが、穴開き胴長では、
水に入る度に、新鮮な冷たい水が浸入し、それが頗る冷たく、両足が痺れるので、
長く採集はできなかったです…。なぜこんなときに、両足とも穴が開くのかなぁ。

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奥の洲の北側の洲へ向かいます。洲全体を見たのですが、陸が無いっ。
仕方がないので浅場で降り、カワニナ丸をロープで木に括ってから、採集をします。
私はとにかく足が痺れる(ビリビリ)。陸も無いので非難もできない。やってられない。
ということで、あまり長く採集することは出来ず、水路へ戻りました。

カワニナ丸は前回と今回も、大きな問題なく、目標達成できたので、本当に良い物です。
今回の採集はなかなかの成果で、貴重な一部の個体は、被写体用にuさんへ送りました。
この成果はtさんの貢献が大きいです(感謝)。その後のホンモロコ釣りは坊主でしたが…。
これで私が上陸採集していない島状地は、竹生島の東側にある小島だけになりました。
夏に小島は海パンで行くぞ。その前に左肩を治さないと。そんなの関係ねぇ(笑)かな。