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愛知県の汽水域で採集したニホンドロソコエビです。
抱卵しているように見えますね。汽水魚水槽での定着はよくありません。
ニホンドロソコエビは「汚れた水の指標生物」としてレッテルを貼られ、
汽水生物なのに長野県とかで記録されたり、なんだか可愛そうなヨコエビさんです。

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全国水生○物調査は小中学生が対象とはいえ、もうちょっとなんとかならんかなぁ。
水の汚れが30種類の生物でわかるわけもなく、調査結果の信頼性はかなり低い…。
それよりは採集した生物をインターネットなどを使って子供たちに調べて記録させ、
全ての種類を標本にして、学校で保管した方がよっぽど後に価値があるような。
数年前に淡水魚を指標生物化する研究をしたいという人がいて、
それは無理だよと言ったことがあります。何でも単純化できれば楽なんだけどね…。


追記 2014年09月10日
画像2枚目の右はヒメドロソコエビの誤同定と思われます。

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紀伊半島の汽水域で2008年4月6日に採集したヨコエビ目の一種です。
めちゃめちゃ小さいです。デジカメで頑張って寄ってこれです。
串で突くとちょろちょろっと素早く動きました。
ゾエア系かと思ったのですがヨコエビ類ぽかったです。

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汽水域で採集したモズミヨコエビです。
アオサやオゴノリのたくさん付いているので、
それをたも網の中でゆするように洗うとたくさん捕れます。
希にガンテンイシヨウジが出てくることもあって餌にしているのかも。

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よ~くみると気持ち悪いですね。

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黄色系戦車です。

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こちらはメロンカラーで食欲増進作用があります。

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ちびっちゃい個体です。また需要の無い生き物を出してしまった…。

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三重県と愛知県の汽水域で採集したフサゲモクズです。
気持ち悪いですか? 私的にはヨコエビキター!!って感じなんですけど(゚∀゚)

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とにかく隙間に挟まっていると落ち着くようです。

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枝豆か何かを食べています。2個体が抱卵していますね。

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ガンテンイシヨウジに与えるとヨコエビキター!!って感じで食べます(笑)。
この写真の左下方にあるフサゲモクズは抜け殻なので食べないかな…。

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汽水域で採集したヒゲツノメリタヨコエビです。
マガキや汽水域のごちゃごちゃしたゴミを一緒に持ち帰ると、
その中に混じっていて、汽水魚水槽の中に居ついて、繁殖を続けます。

汽水魚水槽の中では最も定着が良いヨコエビ類で、
底砂から水作(濾過器具)まであらゆる隙間に入って残餌を食べてくれます。
おかげで水作を1年くらい掃除もしないで放置しても大丈夫です。
長いものでは記憶が無いくらい(2年以上?)1度も掃除していません。

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左の黄色はカボチャです。それを食べています。
右はオスがメスを引き連れて移動しています。
よ~く見ると行動がコミカルで、頭が上だったり下だったり考えずに、
僅かな隙間をちょこまかと動いている様子を見ると萌えます(笑)。

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90cm水槽を横から見たところなのですが、ヒゲツノメリタヨコエビだらけです。
後はタテジマイソギンチャクとよくわからない軟体生物と茶色の粒(謎)…。
白く見えるのはマガキなどの貝殻ですが、こんなところに残餌が入ったら、
色々な生き物にすぐ食べられてしまいます。それが水の浄化に繋がります。