記事一覧

ファイル 1358-1.jpg

2018年5月26日はT.Nagaさんと琵琶湖に潜りました。
私の目的はこれを捕ることです。竹生島にしかいないことはないだろうと、
探すことにしました。これまで岩礁地帯でナガタニシを、何度か捕っているのですが、
多くは起伏の無い、泥や砂泥底にいます。それが岩の隙間にポツンといる場所があります。
竹生島の環境と似ているのと、モリカワニナもいるため、同種ではないかと疑っています。
そこで捕ってナガタニシと同定したものがこれです。普通のナガタニシよりも少し丸っこいような…。

ファイル 1358-2.jpg
何度か水深5mあたりを探しましたが、今回は見つからずにモリカワニナだけ捕りました。
写真左が私が捕ったモリカワニナ、右はT.Nagaさんが捕ったヤマトカワニナ肋型です。
やはりウエットスーツは深潜りに向いていない。浮力が強いので潜るときに力を使います。
7月下旬~9月上旬に海パン星人で潜って、再びチャレンジしようかなと思いました。

ファイル 1357-1.jpg

愛知県の山でさわだ君が採集したオオギセルです。
山へ入らない私は、この手の貝はもっと普通に、捕れると思っていましたが、少ないですね。

数日前に環境省レッドリスト2018が公表されました。新旧対照表⑦貝類の34ページ。
オオウラカワニナの種小名が変更されていました。
Biwamelania ourenseBiwamelania ourensis

何の説明書きもなく、新学名とされているので、私の想像でしかありませんが、
ホロタイプが中性や性別不明のenseではなく、雌ということがはっきりしているから、
ensisに変えたのではないかと。ourはouraのaが省略された大浦という意味です。
雌なのは1995年の新種記載時にわかっていたことで、査読段階で指摘されるべきことかなと。
学名は安定性が大事とも言われますが、しれっとこれが新学名ですって書かれてもなぁ。

属名及び亜属名はBiwamelania ヤマトカワニナ属を使われていますが、
これもオオウラカワニナ新種記載時はSemisulcospira (Biwamelania) カワニナ属
ヤマトカワニナ亜属で変更されています。私はSemisulcospira だけで良いと思っています。

これらによってオオウラカワニナは、しばらく4つの学名が存在することになりそうです。
Biwamelania ourense (Watanabe et Nishino, 1995)
Biwamelania ourensis (Watanabe et Nishino, 1995)
Semisulcospira (Biwamelania) ourense Watanabe et Nishino, 1995
Semisulcospira (Biwamelania) ourensis Watanabe et Nishino, 1995
オオウラカワニナはとっても怪しい種なので、こんなことナンセンスかもしれないですが…。
さわだ君がタテヒダカワニナのジュニア・シノニムとして早く成仏させて欲しいです笑。

ファイル 1356-1.jpg

愛知県の山で撮影したマダニ科の一種(未同定)です。
さわだ君の靴下です。こんなのが何匹もひっつく山は、やっぱり怖いです。

ファイル 1355-1.jpg

愛知県の山で撮影したアズマヒキガエルです。
山では普通種のようですが初見です。毒が怖くて触れませんでした。

ファイル 1354-1.jpg

愛知県の山で採集したキセルモドキです。
キセルガイの仲間かと思って、さわだ君に見せたら、それは違いますよと即答。

ファイル 1353-1.jpg

2018年3月に新種記載された化石5種を実見することが、2018年5月12日の主目的です。
さわだ君が記載された松岡館長にアポを取ってくれて、11時にお会いすることが出来ました。

ファイル 1353-2.jpg
記載論文の写真と実物は、殻口の位置などの違いによって、ナカムライが僅かに細く、
シュードムルチグラノーサのモコモコ感が弱いなど、若干違うようにも見えましたが、
基本的には想像範囲内でした。現生種も展示されていましたが、イボはカゴメでした。
松岡館長の解説を拝聴し、いくつか形態差異などについて質問をさせて頂いて、
このページも見て頂き、私見もぶつけましたが、やはり全て現生種に酷似すると思います。

仮に5種を新種と認めて従う場合は、現生の酷似個体をどう扱うか問題が残ります。
現生にはいないと主張しても、酷似個体とどう違うかを、説明する必要があるでしょう。
化石種と思われていた種が、現生していたとする場合は、現生種が5種増えることになります。
現在でも混乱しているのに、中間型もいますから、ますます混乱することでしょう。

カワニナ類の世界では「若干違う=同種」で、その違いは変異幅と呼びます。
記載論文にある変異幅だけではなく、産地や個体数を増やすと、実際はもっと広いと分かります。
それが実際の変異幅で、化石の専門家である松岡館長に、現生種をもっと知って調べるべき、
というのは違うと思います。限られた時間と予算で、異分野の奥底まで知ることは不可能です。

化石種と同形態のものが、本当に現生種に存在しないか、照合する作業において、
形態のプロやスペシャリストに巡り合えなかったことは、とても残念だと思いました。
そこで私は、まだアマでありながら、スペシャリストのさわだ君を、プッシュしておきました。
これで化石種と現生種という異分野の接点において、慎重さと正確性が向上した、
新展開が期待できると、今から楽しみです。私もサンプリング等で、協力出来たら幸いです。

ファイル 1353-3.jpg
松岡館長にお願いして、貴重なパラタイプも、拝見させて頂きました。厳重な管理でした。
ホロタイプとパラタイプの一部を拝見した感想は、5種全てシノニムだろうと思いました。
但し、現生種の祖先かどうかは判然としません。例えば形態的にナカムライは、
ホソマキと同種と見なせることは出来ても、ナカムライは絶滅していて、別系統から新たに、
ナカムライに酷似した形態が誕生し、それをホソマキとして認識する可能性もあるためです。

ファイル 1353-4.gif
この場合に類縁関係はないが、平行進化や収斂進化などと呼ばれる現象によって、
ホソマキ祖先種が、たまたま絶滅したナカムライに、そっくりに進化して現生する場合、
分子系統学的には異種でしょうが、形態重視の分類学的には同種ということになります。
そのため形態差異が変異幅に収まる場合は、祖先は無視してシノニムと言えます。
希にホロタイプ(及びパラタイプ)が全てで、それと違えば別種だという意見もありますが、
カワニナ類の場合は、実際の変異幅が広くて、実態とかけ離れていると思います。

気が付けば2時間20分も話していました。長くなってすみません。勉強になりました。
松岡館長は人望が厚く、相反する意見にも耳を傾ける、とても良い方だと思いました。
更に貴重な標本を、快く拝見させて頂き、長時間にわたって、意見交換させて頂きまして、
本当に感謝しています。豊橋市自然史博物館では5月27日まで展示され、
その後は金庫で厳重保管されるそうですので、ご興味のある方はぜひ行ってみて下さい。
松岡館長とさわだ君に感謝です。今後ともよろしくお願いいたします。

ファイル 1352-1.jpg

2018年5月12日朝~13日未明は、さわだ君と採集しました。
さわだ君は京都から徹夜で車運転と山で採集し、私の家に12日06時過ぎに着いて、
5分くらいで寝たいと。寝てこいよ笑。私が焼いたウナギを食べ、まず豊川へ向かいます。
1箇所目。ここのクロダカワニナは殻底肋6~8本(通常4~6本)がいる変なところ。
8本はおらず7本は捕れました。2箇所目。ヤマトシジミがいる汽水域で、チリメンが捕れました。

ファイル 1352-2.jpg
豊橋市自然史博物館で、カワニナ類を拝見してきましたが、それは次の記事にします。
博物館はのんほいパーク内にあり、偶々けものフレンズ声優3人のトークショーがあったので、
10分くらいだけフレンズになっていました。こんな短い時間で座を離れたのは、
私とさわだ君だけでした。何だか申し訳ないです。この先も予定があったのです。
声優3人の役の動物だけでも見ようと、まずサーバルのところへ行きましたが、暗くて見えず…。
フンボルトペンギンとヒグマは見れました。臭いに過敏な私にとって動物園は過酷でした。

その後は、これまで苦手で避けて来た山へ。本格的に初めて入ってマダニが軍手にっ。
次は洞窟。かつて閉所恐怖症ぎみで、地下鉄すら怖かったので、平静を装うので必死にっ。
良い経験が出来ました。次は水を得た魚のように、川へ入ってウナギが捕れてほくほくにっ。

気が付けば静岡県で13日に。帰宅したのが03時頃。さわだ君から頂いたビールを飲んで、
寝られたのが06時過ぎでした。さわだ君はその後も、滋賀県の山で採集したようです。
それはさすがに採集病だと思う。濃い24時間でした。色々と勉強になりました。

ファイル 1351-1.jpg

魚小屋で撮影したノミバッタです。
自宅域では見たことが無いため、車に乗せた荷物と一緒に運ばれて来たかも。
こういうの怖いけど、彼らの意思で車に入ったのなら、それも分布域拡大戦略の1つなのかな。

ファイル 1350-1.jpg

APEMAN A66(3,980円)を買いました。
アクションカメラです。川で魚を撮るために買いました。
これで水中動画が撮れるのは、3号機8号機9号機、10号機の4つになりました。
私は魚撮るおもちゃとしてしか使わないですが、激安なのにドライブレコーダーにも使えて、
動体検知機能があるので、駐車中も人が近付けば撮り始めるので、防犯的に使えるかも。

ファイル 1350-2.jpg
試しに90cm汽水魚水槽へ入れて撮ってみました。撮影は3,980円の他に、
microSDカード32GB(1,580円)、セリアのスマホ三脚スタンド(108円)を使っています。


これだけ撮れていれば満足です。GoProは41,078円だったので、扱うのに気を使いますが、
1/10以下の価格で、無くしてもあまり痛くないので、粗く気楽に使えて良いですね。

ファイル 1349-1.jpg

本日にコメントをしたが、反映されていないと、maikyさんから連絡がありました。
そんなはずは無いと思って試しましたが、本当にコメントが出来ませんでした。
4月1日以降にログインとコメント投稿が出来ない問題が発生し、スパム対策規制を緩めることで、
2つの問題は解決したはずでした。しかし、ログインとコメント投稿は、それぞれ別の問題で、
2つがほぼ同時期に発生していることがわかりました。原因を1時間ほど調べたところ、
3月16日にアドレス変更した際、古いアドレスのままだった箇所が見つかりました。
それを新しいアドレスへ直したところ、正常に投稿が出来るようになりました。
早速にmaikyさんとスパムさんが投稿して下さいました。スパムが増える予感がプンプン。

ということは、2018年3月16日~4月25日までの約40日間に、コメントをして下さった方は、
それが反映されていない状況でした。大変申し訳ありませんでした。お詫びします。
先ほど他にも直し忘れはないか、チェックしましたが、おそらく大丈夫だと思います。
教えて下さったmaikyさんありがとうございました。そしてすみません。

言い訳と愚痴ですが、このブログは31フォルダー(6,608ファイル)で構成されています。
画像のmフォルダ以下がそれです。モザイクはセキュリティから明かせないファイルです。
確認の必要性が低い画像ファイルを除くと、1,143ファイルを確認しないといけません。
特に重視しないといけないのが、約100ファイルあります。こうしたファイルは、
例えば:の前に¥(半角)を書き忘れただけで、Not Foundで何も出来なくなります。
それを見つけるだけでも一苦労で、独自で設置するブログは大変なんですよ。

このブログ、日淡会、カワニナ図鑑など全体は、108フォルダー(72,021ファイル)です。
もう個人が管理できる量ではないです。もしも他に問題がありましたら、
メール等で教えて下さい。今後も至らない点があると思いますが、よろしくお願いします。