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2024年12月21日は愛知県でカワニナ採集しました。
魚捕りのついでに拾いました。1箇所目は2個体捕ったつもりが落としていたようです。
分布的にはカワニナ種群L4だと思っています。

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4箇所目です。たくさんいました。分布的にはキタノカワニナだと思っています。

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左が1箇所目、右が4箇所目の胎殻。親殻にあまり違いは無さそうですが、
胎殻は色・形態・大きさ・数が全く違うように見えます。
ただ、L4の分布域にも、右のような胎殻のはいますので、種差ではなさそうです。

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2024年11月3-4日は琵琶湖であじ丸君と採集しました。
この日は北風が強くて、琵琶湖は白波と泥濁りで大荒れでした。1~2箇所は釣り。
17:20頃に納竿。風が静まるのを待ちます。19:30頃にようやく落ち着いて来ました。

3箇所目、初めての場所、ウエットスーツ、水温19~20℃、気温10~11℃、21時49分。
私の目的はカワニナ捕り、あじ丸君は琵琶湖で潜る経験と二枚貝を1個捕るです。
あじ丸君は潜る道具が、だいぶ足りていないので、私の予備を貸しましたが、
それでもウエイト6kgの予備は無いので、交代で使うことになりました。

私が先に10~15分ほど潜ってカワニナを捕り、あじ丸君が5~10分くらい潜って二枚貝を捕る。
30分も掛からない予定。あじ丸君には明るいが30分ほどで暗くなる水中ライトを貸しました。
水温と気温的に40分くらいが安全で、1時間を過ぎると低体温症になる恐れがあります。

私が先に潜って、あじ丸君は岸近くで浮きます(ウエイトないと潜れない)。
10分ほど潜って二枚貝はまあまあいる場所でした。これなら5分で捕れると思いました。
ウエイト6kgを外してあじ丸君が装着して潜ります。私は岸近くでぷかぷか浮いているだけ。
あじ丸君が少し沖へ出るとすぐに、必死な形相で平泳ぎして引き返してきました。
何だろうと思っていたら、シュノーケルの使い方をわかっておらず、水がうまく出せないと。
シュノーケル使えるってゆってたやん。この状況で一から練習だと低体温症だよぉ…。

潜る体勢や動きを見ると、完全に何も知らない初心者。これは教え甲斐があるけど、
早く覚えてもらわないと、動きがほとんどなく、水に浸かっている私は低体温症になる。
失敗潜りを繰り返す。これは仕方が無いです。私も含めて最初はみんなそんなものです。
しかし、体がだいぶ冷えて来たぞ。30分ほどで暗くなるライトは使い物にならなくなり、
私が使っているライトを貸し、車へ戻って別のライトを持ってくる時間の経過が怖い。

あじ丸君はだいぶ潜れるようなって、次は目標の二枚貝を探しに行きます。
すぐに捕れるだろうと私は思っていたが、かなり沖に行って何度も潜って、
岸へ戻って来るが見つからないという。そんなはずがあるわけがない。
ウエイトを着けていない私が探しに行く。試しに潜ってみるがすぐに浮いてくる。
1回潜るのにウエイトを着けている時の3倍くらい体力を使う。次第に体温が上がり始める。
はぁはぁしんどい。二枚貝を何度も見つけて、あじ丸君にここにいると伝えるが、
浮きのような状態の私は、その場に留まっていられないので、場所を見失ってしまう。

バスケットボールくらいの石を拾い、片手で胸の近くで抱えると、格段に沈みやすくなった。
足が着く場所で二枚貝を見つけて、それはあじ丸君に伝えられて捕れていた。
おそらく湖底から二枚貝を見つける眼を、経験が無いので持っていないのだと思った。
その後もあじ丸君は頑張ったが、自力で二枚貝が捕れることは無かった。
潜れるようになっても、もっと時間が掛かると思い、安全面から水から上がることにした。
30分以内の予定が、21:49~23:32(1時間43分間)も、琵琶湖に浸かるとは思わなかった。
ウエイト無しで潜り続けたので、低体温症にならなかったけど、しんどかったです。
あじ丸君は寒さに強いなと感心した。動画 https://youtu.be/T_JhjpcP0HQ

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ニセマツカサガイ琵琶湖型2、タテボシガイ1、タテヒダカワニナ4、ヤマトカワニナ4です。
気温9~10℃で着替えは寒い。昼間は半袖だったので、夜は冬が来たようだった。
家へ帰って道具を水洗い。なんやかんやで寝られたのは05時過ぎでした。お疲れ様でした。

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2023年10月26日は淡水貝類研究会へ行きました。
津駅のバス停でTさんとお久しぶりです。某カワニナの話をしました。

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撮影OKでした。コセイとしてくれているところが嬉しいね。
ただ、発表中に緊急の電話が入って、半分ほどしか拝聴できず…。

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淡水二枚貝類はまた色々と増えそう。昨年は1段でしたが、今年は2段で、来年は3段か。

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懇親会の会場へはさわだ君の車に乗せてもらい(感謝)、少し時間があったのでカワニナ採集。
左を捕ったときにクロダカワニナかもと思ったけど、細長いキタノカワニナかもしれません。
懇親会はほぼノースヴィレッジとウエストヴィレッジの口論でした笑。
Tさんと一緒の電車で帰りました。お相手して下さった方々、ありがとうこざいました。

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2024年9月28-29日は三重県でヤマノカミ君、ささき君、でれれさん、西村で採集しました。
魚捕りのついでにカワニナ拾い。たいていこういう時は魚が駄目な時です。

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胎殻です。めちゃくちゃ多い。そろそろ琵琶湖不足になって来た。

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2024年8月24-25日は琵琶湖でmaikyさんと採集しました。
詳細は写真掲示板へ書きました。1箇所目はウナギとイワトコタニシ狙い。どちらも捕れず。
2箇所目はウナギ狙い。3箇所目はイワトコ狙いで、初めての場所でカワニナも捕ります。
10分ほど水深5~8m潜りしていると、岩に張り付くイワトコを見つけ、捕ることが出来ました。

maikyさんを案内しようと移動。だいぶ沖でライトが光っている。泳いで近付く。
何かを手渡しされる。典型的なイワトコでした。やったーっ。今捕れたそうです。
水深10mにいたとか。あの感じだと水深10mよりも深い場所かもしれません(凄)。

少々気がかりなのは、水温躍層がほぼ無いことです。10mもほぼ無かったそうです。
例年だと0-2m(30℃)、3-4m(28℃)、5-6m(26℃)と下がるけど、今年は0-6m(30℃)です。
湖岸近くに生息する高水温に弱い生物は、地球温暖化で死滅しているかもしれません。
というのも、2015年を最後に捕れず、報告もない生物がいるのです。絶滅したかも。

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左が西村、右がmaikyさんが捕ったイワトコ。Hirano et al., 2019の個体によく似ている。
イワトコと同所的にイワトコもいました。次はイワトコとイワトコを並べて撮りたいなぁ。

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上陸して着替えようとしたとき思い出す。カワニナ捕りしてなーい。
今更戻るのも億劫なので終了。画像は動画の切り抜きですが、カワニナはたくさんいました。
川蜷採集はしていませんが、このカテゴリーにしておきます。お疲れ様でした。
動画 https://youtu.be/dmfwxjICxm0