愛知県の海で採集したムラソイです。
海水汲みの合間にたも網で掬いました。近くでウエットスーツに5mくらいの銛を持って、
歩いている人がいて、海は潜る時期になったのかなと思いました。川と湖沼は年中ですけどね。
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福井県の河口域で釣ったウグイです。
底の方で釣ったので、塩分はほぼ海水に近いと思われるため、範囲外としました。
サビキ針に掛ったときは、こんなに大きなウグイは頭になく、サクラマスかと思って、
たもぉ~と叫んで、取り乱していました。釣った直後はマルタも疑いましたがウグイでした。
先日の記載論文によって、日本産ウグイ属はウグイ種、エゾウグイ種、ウケクチウグイ種、
ジュウサンウグイ種(ジュウサンウグイ亜種、マルタ亜種)の4種2亜種(5種類)になりました。
福井県であればマルタよりは、ジュウサンウグイの疑いの方が強いでしょうね。
一番気になるのは、マルタのホロタイプが、多摩川だということです。放流起源の集団。
どうでも良い話ですが、前から気になるので記事にしました。写真はミミズハゼです。
矢印の指した鰭の名称はわかりますか。普通の人は知らなくて当然ですよね。
魚の知識がある方は、たいてい尻鰭(しりびれ)と答えます。これは間違いです。
この件に関しては、小西英人さんが既にこちらで、詳しく書かれています。
◎臀鰭(でんき)
○臀鰭(しりびれ)
○臀びれ(しりびれ)
△尻鰭(しりびれ)
△尻びれ(しりびれ)
漢字は「臀鰭」です。尻鰭は大辞林で検索してもヒットしません。
読み方は日常会話で「しりびれ」、魚類学では「でんき」です。
臀鰭分岐軟条数は何と読むか。「しりびれぶんきなんじょうすう」と言いたくなりますが、
湯桶読みになるため、音読みのまま「でんきぶんきなんじょうすう」と読む方が自然です。
ここまではまだ良いです。最も気になる表記が下です。
×尻ビレ(しりビレ)
臀(でん)は尻(しり)だし、ビレって何ですか? 私には片仮名にする意味が分かりません。
背ビレ、胸ビレ、腹ビレ、尾ビレって何ですか? こういう表記が図鑑類にもあるので驚きます。
尻ビレは間違えているところが多過ぎるため、恥ずかしいので止めましょ~う(笑)。
三重県の海で撮影したクラカケモンガラです。
遠目に派手な魚がいたので、デジカメのシャッターを押しながら、近づいたところ、
私に驚いて隙間に突っ込んでました。触っても出てこなかったです。どうやって出るんだろう。
三重県の河口域で採集したクロダイです。
おりざ君と川に潜って捕りました。水温約18℃+気温約16℃=34℃。寒くはなかったです。
水深4.5mほどの淵で、上げ潮にも関わらず、表層は上流からの流れで、ほぼ淡水でした。
底から1mくらいは、塩分25‰はあるので、範囲外(範囲内は塩分17‰以下)としました。
200mほどしか探っていませんが、全長30~60cmを20個体は見ました。いらないのでスルー。
ウナギがいないので、とりあえず、写真下の2個体を突き、一番下はmaikyさんへ献上。
ウナギ釣りの外道で釣れても、まず持ち帰らないですが、今日は不漁だったので…。
一旦冷凍し、鱗を取り、三枚におろし、適当な大きさに切り、唐揚げ粉を付け、サラダ油へ。
食べるところは多くて、臭みはないけど、淡白で味がしない。脂も乗っていない。
不味くも美味くも普通でもない。ご飯みたいな味。やっぱりクロダイはもういらん。