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2020年12月12日23時頃は濃尾平野の汽水域で、ささき君とシジミ捕りしました。
魚捕りのついでに拾った感じです。ヤマトシジミがささき君の3倍くらい捕ったのですが、
私は同じ場所で11月に捕って食べたので、1食分を残して後は譲りました。

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1日弱ほど砂抜きをして、茹でて汁と身に分けました。
汁には醤油・ネギ・溶き卵を入れて、さっとかき混ぜて、卵スープにしました。

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身は醤油に付けて食べました。美味しかったですが、11月よりも身と出汁の両方が、
薄い感じがしました。寒しじみ(1~2月)に近づいたので、美味しくなっていると思ったのに、
ちょっと残念な気持ちになりました。でもあまり苦労なく捕れるのでありがたいです。

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2020年12月06日は滋賀県で、さわだ君、かおるさん、西村で採集しました。
1箇所目。新調したドライスーツを試します。私はドライスーツを使うこと自体が初体験です。
さわだ君に道具や扱い方など指導してもらいました(感謝)。さわだ君は胴長でカワニナ採集。
かおるさんは見守る係。琵琶湖は水温12~13℃、気温10℃くらい。晴れで弱い日差しがある。
私にはウエットスーツで、1時間くらい余裕な状況ですが、普通の人には辛いかもしれません。

1.下半身は普段着で、上着だけ濡れても良い、長袖Tシャツに変える。2.ドライスーツに入る。
3.ウエイトベルト2つ、ウエイト12.5kg装着しましたが、重くて腰骨が痛くなってきたので、
10kgに減らしました。4.ウエイトベルトに網袋を付ける。5.フード、グローブ、フィン、
カクションカメラ、シュノーケル+マスクを装着する。6.琵琶湖へ入ってバルブから排気する。
ウエットスーツとあまり時間が変わらない気がする。価格は5倍以上しますけどね。

泳ぐと頭と手は濡れるので、一時的に冷たさを感じるが、胸のあたりは暖かいため、
すぐに気にならなくなる。ウエットスーツよりも、少し硬いというか、スムーズではない。
足が浮きやすくて、フィンの推進力が弱くなりやすい。ただ、大きな差ではない。
初めのうちウエイトは、浮いて潜り難かったため、少しスクイーズが起こるほど、
何度か空気を絞り出して抜いたら、10kgが重く感じ、湖底からの浮上が辛くなった。
スクイーズが起こる手前まで空気を抜き、ウエイトは8~9kgくらいで良い気がした。

遠浅の場所だったため、水深3.5mほどしか潜っていないが、底に斜めで泳ぐ体勢は、
足の空気による浮力から、踏ん張っていないといけないため、少しだけ余計な体力を使う。
浮上する際も、スムーズではないため、フィンで底が蹴り難いなど、不安要素が増える。
これらは慣れれば気にならなくなると思うが、湖底近くでの滞在時間は短くなった。
息を止める→下降→湖底を横移動→浮上→呼吸という一連の時間(頑張った場合)は、
ドライスーツ(20~25秒)、ウエットスーツ(30~35秒)、海パン(35~40秒)くらい。

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陸へ上がったら、左側のフィンが裂けて、バックルが割れていた。
ウエットスーツのブーツよりも、ドライスーツのブーツの方が大きいため、
ストラップバンドの長さを最大にする必要がありました。
シュノーケル+マスク、カクションカメラ、ウエイトベルト2つ、フィン、グローブを外す。
さわだ君にドライスーツのファスナーを開けてもらうと、スーツ内に空気がすっと入って、
凄く解放感があったので、スクイーズするほど、空気を抜き過ぎていたのだとわかった。

ドライスーツから体を出すと、上着はまあまあ濡れて、下半身のズボンもしっとり。
首と手首の両方から、水の侵入があったのだろうと思います。上着を脱ぐ。少し寒い。
タオルで上半身・頭・手を拭いて、濡れていない服を着る。ここでようやく落ち着く。
うーん。私はウエットスーツでいい気がした。あまり新鮮さや感動が無い。

ウエットスーツと比べてドライスーツの良さは、下半身が湿る程度で濡れないので、
着替えがその分だけ楽。40分ほど潜ったが、寒くないので、長く水に入っていられる。
ドライスーツと比べてウエットスーツの良さは、スムーズに動ける、足が浮き難い、
長く潜れる。ドライスーツは胸に吸気バルブがあるため、川の浅瀬で流されたときに、
石にぶつかって壊れる気がした。水中で紐などに引っかかったときも危ない気がする。
動画 https://youtu.be/qv-odzQhok4

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ホソマキカワニナ、タテヒダカワニナ、ハベカワニナ、イボカワニナ種群、ヌマガイ。
イボカワニナ種群はなかなか良い個体でした。これも早く整理されると良いのだけど。
2箇所目。さわだ君の研究用に、カワニナがいる場所へ。使える場所かは微妙でした。
3箇所目。魚がいない。4箇所目。動画撮影。そして解散となりました。お疲れさまでした。

さわだ君には、使い方や管理方法など、色々と教えてもらい、お陰様で無事に潜れました。
やっぱり海パンが最強だなと。ドライスーツを買ったら、冬場は一択かと思っていましたが、
ぎこちない動きで、安全にウナギが捕れる気がしないので、場合によってはこれまで通り、
ウエットスーツも使おうと思います。慣れればドライスーツに移行するのかなぁ。

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2020年11月21-22日は琵琶湖と福井県で採集しました。
初めての場所で、岸沿いを600mほど泳いだら、アオミドロやゴミが流れてくる。
底に張り付いたアオミドロが、みんな同じ方を向いて揺れている。川は近くに無い。
風波は無い。フィンを強く動かさないと進まない。やや強い湖流が発生していました。
琵琶湖の中でも変わった場所で、前から潜りたかったのですが、諸事情で容易に行けず、
ようやく潜ることが出来ました。思ったよりも変わった場所でした。

タテヒダカワニナ、コセイカワニナ?、ヤマトカワニナ肋型、タテボシガイです。
もう少し長くやりたかったのですが、底はおびただしいカワニナ類が見られて、
どれを捕ったら良いのか迷うほどで、琵琶湖ならばどこでもいるタテボシガイを、
軽く狙っていたのですが、ぜんぜんおらずに、何度も深潜りして、体力が無くなりました。
小さめの1個体だけで諦めました。また潜りたいけど、気軽に行ける場所じゃなかったです。

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4個体とも広義のタテヒダカワニナです。矢印は代表的な胎殻です。
左上は赤茶色で確りした顆粒。右上は斜めに入る太い縦肋。左下は間隔の空いた細い縦肋。
右下は分かり難いですがほとんど肋が無い。生育段階によるものもありますが色々いました。

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福井県へはイシガイを捕りに行きました。私が濃尾平野などで捕ったていたものは、
タテボシガイとされ、イシガイの分布域だと、富山県でしか捕っておらず、写真も無い。
ということで、家から一番近い福井県で探すことに。事前に4氏に情報を乞いました。
ご協力に感謝申し上げます。S氏から有力な情報を頂きましたが、そこへ行く前に、
何とか見つけられました。その場所は1時間近く頑張って、貝殻すら全く見つけられず、
普通にいるカネヒラが、雄は婚姻色が薄っすら残り、雌は産卵管が出ていたので、
産卵床となる二枚貝は、絶対にいるばずだと信じて、粘って探し続けました。
そうしたら暗渠に、イシガイが密にいる場所を見つけて、ほくほく帰路となりました。

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2020年11月14日22~23時頃は濃尾平野の汽水域でシジミ捕りしました。
前日からの腰痛(筋・筋膜性)で、ずっと立って動作したり、四つん這いになったりして、
腰をかばいながらで大変でした。今季初めてビニール手袋を使いましたが、
中が蒸れていたので、まだ早かったようです。来月には必須になることでしょう。

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ヤマトシジミとタイワンシジミ種群です。この関連話は8月に書きたかったのですが、
3箇月も待たされているのと、タイワンシジミ種群も捕れたので、少し触れたいと思います。
こちらの論文によると、タイワンシジミ Corbicula fluminea (O. F. Müller, 1774) と、
マシジミ C. leana (Prime 1864) は同種だから、新種記載の早い C. fluminea を残し、
C. leana はシノニムとして消去。そうなるとマシジミと呼んでいたものはタイワンシジミに。
それは違和感があるので、両者共通の和名は、カワシジミ C. fluminea に改称する提唱です。

この提唱は C. fluminea に、タイワンシジミとカワシジミの2つの和名が存在することになり、
少々混乱するため、私は従来通りタイワンシジミとする方が良い気がします。
種と学名は連動しない(変更されることがある)。種と和名は連動する(変更されることは極希)。
これが慣例や基本とされます。学名が変わっても和名は変わりません が分かりやすいです。

この種の学名は C. leana から C. fluminea と変更されたが、種と和名は連動するため、
学名が変更されようが、和名はマシジミのまま。すなわち、マシジミ C. fluminea です。
ただ、この学名と和名の関係は、規則があるわけではないため、提唱者によって、
A種に付けられた和名が、B種に付け替えられたり、納得し難い和名の動きがあります。
それを8月に書きたかったのですが、3箇月も返事待ち状態が続いています。

私は学名と和名が連動した方が、分かりやすいのてではないかと思ってます。
この場合だとマシジミ C. leana は消えて、タイワンシジミ C. fluminea が残るということです。
ただ、マシジミという和名に、慣れ親しんだ人にとっては、情緒的に消えてほしくない。
そう思う気持ちもあるでしょうし、和名には規則がないので、どう呼ぼうが勝手です。
小難しい話が長くなってきたので、この件はW君からの返信を待って、改めて認めます。

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1日弱ほど砂抜きをしました。茶色は網からの鉄分です。

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茹でて汁と身に分けました。汁には少しだけ醤油を入れ、身は醤油に付けて食べました。

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砂は残っていませんでした。汁は上品な味で美味い。体に良いものを入れている感じがする。
身はぷりっとした食感と、薄味ながらよく噛むと、じわっと旨みが出て来て美味しい。
シジミの質としては、中程度だと思いますが、味わい方としては、簡単で良い方法でした。

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三重県の道端で撮影したイセノナミマイマイです。
先日の記事でナミマイマイとして片付けたものが、さわだ君によって誤同定と指摘を頂き、
未登場と思って記事にしたクモが、いつぁんさんの同定で、既出のコアシダカグモと知り、
お二方には感謝するともに、日淡と川蜷以外はあかんなと、改めて思い知った次第です。