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2022年1月22日の記事で、やばいものとしたのは、愛知県産カタハガイでした。
捕った時はマツカサガイかなと思って、車に戻って確認したらカタハガイだったので、
慌てて愛知県RDBを検索しました。やっぱり県ランク:絶滅ってなってるやん!
右のカタハ1つとマサツカ3つは、外してツイートしました。家へ帰って師匠に報告しました。

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翌日には家まで引き取りに来られて、もう報文化がほぼ決まっていました…。
愛知県産マツカサガイもかなり減っています。この場所は既報ではありませんでした。

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2022年2月13日に師匠と調査しました。在来だと確信を持ちました。

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本日(発行は6月1日)かきつばたで報告されました。
私は論文・報文などの業績欲は無く、書くことでの生息地公開問題などの方が心配で、
共著のお誘いを頂くこともありますが、諸事情でどうしても断れないもの以外は、
基本的に全てお断りしてきました。そのために謝辞欄の常連となっています。

前にも私が師匠を案内した川で、本州初記録の珍しい貝を見つけて、
報文化の流れもありましたが、その時も断りました。ただ、生息地公開にならないよう、
口は出させてもらいました。今回もそれで良かったのかもしれませんが、
師匠の押しの強さと、主体的に生息地公開を防ぎたかったので、共著という形で、
入らせて頂きました。それでもわかる情報かもしれません。なかなか難しいですね。
この情報から捕りに行こうと思う人がいないことを切望します。
生息範囲が狭いため、出来ればそっとしておいて欲しいです。お願いします。

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2022年6月10日に汽水域で捕ったものです。動画 https://youtu.be/5q9P-Hm3R7M
数時間前に師匠にお渡ししました。ヌマガイ、ヤマトシジミ、タイワンシジミ種群、
タテボシガイ、ササノハガイ、ヨコハマシジラガイです。ミナミタガイもいましたが、
重いので逃がしてきました。二枚貝7種が汽水域にいて、ヨコハマはこの地方にはない、
多産地でもあることから、これも報文にしなさい圧力を受けました…。
とにかく師匠には多大な恩義があり感謝しています。今後とも宜しくお願い致します。

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2022年5月29日は琵琶湖でオイカワムツさんと採集しました。
ついでにカワニナ拾い。1箇所目。時間があまりなかったので、深潜りもせず適当に採集。

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2箇所目。過去に調査済みなので、2分くらい浅場のを拾いました。
動画 https://youtu.be/Vo-w8d0Ubnk

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左と中央が1箇所目、右が2箇所目の胎殻。現行の同定ではヤマトです。

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2022年5月4日は琵琶湖と周辺でさわだくんと採集しました。
1箇所目は夜明け前に一人で魚捕り。2箇所目、琵琶湖、ドライスーツ、05:57~06:38(41分間)。
水温11~12℃で頭と手が冷たい。それでもカワニナ類は外に出ていて見つけやすかったです。
ナガタニシ属の一種が捕れました。これまで傾斜の急な岩石帯で、その隙間にある砂礫でしか、
見られませんでしたが、初めて傾斜の緩い砂礫帯で捕れました。ナガタニシのように、
砂泥にはいないでしょうが、生息範囲が割と広いのかもと思いました。

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左はさわだくん、右は西村が採集。タブレット端末が写っていますが、難しい話もしました。

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3箇所目、GWということもあり、湖岸は三条河原の等間隔カップルのように、
釣り人がいるので入れる場所がない。離れた場所でやってみるも成果なし。
4箇所目、琵琶湖、ドライスーツ、09:51~10:16(25分間)。左はさわだくん、右は西村が採集。
ここはカワニナ属の一種Fとしている種類が生息する水域。思っていた以上に捕れました。

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5箇所目、2022年3月21日の5箇所目と同じ場所。水温が高くなって、砂に潜っていた、
カワニナ類が外に出ていて、普通に見られました。一箇月半でこんなに違うとは…。
琵琶湖、ドライスーツ、12:24~13:09(45分間)。さわだ君はもっと長く潜っていました。
左はさわだくん、右は西村が採集。相変わらず捕る量が凄いです。
カワニナ類はこれだけ捕っても、資源量から乱獲にならないので、少し気が楽です。
ここでお別れ。お疲れ様でした。この採集で研究が進展すること期待しています。
動画 https://youtu.be/AovBUMsuhhI

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左がタテジワカワニナ(次体層にも縦肋あるけど)、右がカワニナ属の一種Fです。
近い関係のように思っていましたが、並べるとだいぶ違う気がするなぁ。
それでもカワニナ図鑑では、穏便にタテジワとして整理しておきます。

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2022年4月29-30日は琵琶湖と周辺でヤマノカミくんと西村で採集しました。
ウナギ狙いのついでにカワニナ拾いしました。やすを岸へ置いてカワニナを探していると、
そういう時に限ってウナギが現れる。慌ててやすを取りに行って、戻った時にはもういない。
カワニナ拾いにも身が入らず、まだ冬な感じであまり見られないので、短時間で終了。
ここは初めて潜った場所なのと、調査地は392(192)箇所になりました。

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現行の同定ではハベ、ヤマロク、タテヒダですね。なんかもやもやするぅ。

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帰りのドライブレコーダー(前後)から抜き出した画像です。
たぶんロードキルされたシカの屍を、カラスが食べているのでしょうね(合掌)。
このあたりでは、シカを見たことがないで、油断している場所でした。
シカが増え過ぎです。少しでも山が近いと、かもしれない運転で、緊張が続きます…。

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2022年4月9日は滋賀県で、maikyさん、ハリーさん、西村で採集しました。
そのついでにカワニナ拾いしました。琵琶湖、20:31~21:40(1時間9分間)、1340m遊泳。

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現行の同定ではヤマト、ハベ、タテヒダですね。動画 https://youtu.be/Vi2VTJTLtdg

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胎殻が左のは大きい、右のは色調が2つある。細部を確認するほど混乱要素を頂けます。