2020年12月06日は滋賀県で、さわだ君、かおるさん、西村で採集しました。
1箇所目。新調したドライスーツを試します。私はドライスーツを使うこと自体が初体験です。
さわだ君に道具や扱い方など指導してもらいました(感謝)。さわだ君は胴長でカワニナ採集。
かおるさんは見守る係。琵琶湖は水温12~13℃、気温10℃くらい。晴れで弱い日差しがある。
私にはウエットスーツで、1時間くらい余裕な状況ですが、普通の人には辛いかもしれません。
1.下半身は普段着で、上着だけ濡れても良い、長袖Tシャツに変える。2.ドライスーツに入る。
3.ウエイトベルト2つ、ウエイト12.5kg装着しましたが、重くて腰骨が痛くなってきたので、
10kgに減らしました。4.ウエイトベルトに網袋を付ける。5.フード、グローブ、フィン、
カクションカメラ、シュノーケル+マスクを装着する。6.琵琶湖へ入ってバルブから排気する。
ウエットスーツとあまり時間が変わらない気がする。価格は5倍以上しますけどね。
泳ぐと頭と手は濡れるので、一時的に冷たさを感じるが、胸のあたりは暖かいため、
すぐに気にならなくなる。ウエットスーツよりも、少し硬いというか、スムーズではない。
足が浮きやすくて、フィンの推進力が弱くなりやすい。ただ、大きな差ではない。
初めのうちウエイトは、浮いて潜り難かったため、少しスクイーズが起こるほど、
何度か空気を絞り出して抜いたら、10kgが重く感じ、湖底からの浮上が辛くなった。
スクイーズが起こる手前まで空気を抜き、ウエイトは8~9kgくらいで良い気がした。
遠浅の場所だったため、水深3.5mほどしか潜っていないが、底に斜めで泳ぐ体勢は、
足の空気による浮力から、踏ん張っていないといけないため、少しだけ余計な体力を使う。
浮上する際も、スムーズではないため、フィンで底が蹴り難いなど、不安要素が増える。
これらは慣れれば気にならなくなると思うが、湖底近くでの滞在時間は短くなった。
息を止める→下降→湖底を横移動→浮上→呼吸という一連の時間(頑張った場合)は、
ドライスーツ(20~25秒)、ウエットスーツ(30~35秒)、海パン(35~40秒)くらい。
陸へ上がったら、左側のフィンが裂けて、バックルが割れていた。
ウエットスーツのブーツよりも、ドライスーツのブーツの方が大きいため、
ストラップバンドの長さを最大にする必要がありました。
シュノーケル+マスク、カクションカメラ、ウエイトベルト2つ、フィン、グローブを外す。
さわだ君にドライスーツのファスナーを開けてもらうと、スーツ内に空気がすっと入って、
凄く解放感があったので、スクイーズするほど、空気を抜き過ぎていたのだとわかった。
ドライスーツから体を出すと、上着はまあまあ濡れて、下半身のズボンもしっとり。
首と手首の両方から、水の侵入があったのだろうと思います。上着を脱ぐ。少し寒い。
タオルで上半身・頭・手を拭いて、濡れていない服を着る。ここでようやく落ち着く。
うーん。私はウエットスーツでいい気がした。あまり新鮮さや感動が無い。
ウエットスーツと比べてドライスーツの良さは、下半身が湿る程度で濡れないので、
着替えがその分だけ楽。40分ほど潜ったが、寒くないので、長く水に入っていられる。
ドライスーツと比べてウエットスーツの良さは、スムーズに動ける、足が浮き難い、
長く潜れる。ドライスーツは胸に吸気バルブがあるため、川の浅瀬で流されたときに、
石にぶつかって壊れる気がした。水中で紐などに引っかかったときも危ない気がする。
動画 https://youtu.be/qv-odzQhok4
ホソマキカワニナ、タテヒダカワニナ、ハベカワニナ、イボカワニナ種群、ヌマガイ。
イボカワニナ種群はなかなか良い個体でした。これも早く整理されると良いのだけど。
2箇所目。さわだ君の研究用に、カワニナがいる場所へ。使える場所かは微妙でした。
3箇所目。魚がいない。4箇所目。動画撮影。そして解散となりました。お疲れさまでした。
さわだ君には、使い方や管理方法など、色々と教えてもらい、お陰様で無事に潜れました。
やっぱり海パンが最強だなと。ドライスーツを買ったら、冬場は一択かと思っていましたが、
ぎこちない動きで、安全にウナギが捕れる気がしないので、場合によってはこれまで通り、
ウエットスーツも使おうと思います。慣れればドライスーツに移行するのかなぁ。