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2023年2月22日夜~23日未明は滋賀県でささき君と採集しました。
ついでにカワニナ拾い。ドライスーツ、01:35~02:16(41分間)、653m遊泳。
ささき君は今年初潜りだったそうですが私は9回目です。それも全て夜間です。

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ヤマトカワニナとカワニナ(チリメンカワニナ形態)です。
バサーがいたので狭い範囲しか出来なかったのと、深く潜るのにドライスーツは不向きです。

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タテヒダカワニナです。昨年12月まではホソマキカワニナとされていたものです。
ややこしいので解説を書こうかと思ったのですが、たぶんややこしいままで終わるので、
とりあえずタテヒダカワニナ(ホソマキカワニナ形態)としておきます。
動画 https://youtu.be/5EuhqOALN3Q

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2023年2月18日夜~19日未明は三重県でハリーさんとハマグリ捕りしました。
22時15分頃に入浜。小雨で人は少ないと思っていたら、30人くらいいました。
前回に胴長が両足とも、浸水していたけど、補修を忘れていて、今回も水が入って冷たい。
レインコートは胴長の内側に入れているため(外側だと海水に浸かる)、
フードに落ちた雨水は胴長へ流れ込む。風が弱くて気温8℃ほどで高めなのが救い。

01時15分頃に出浜。3時間もやっていたが、前回と比べて潮があまり引かなかったので、
大型個体がいる場所まで行けずに全く捕れず。中型個体も少なかったです。
写真左はハリーさん、右は西村の成果です。前回は3.88kgでしたが今回は1.84kg。
前回の半分以下です。潮が少しでも悪いと、これだけ差が出るのですよね。
次に前回程度引くのは、2024月02年11日です。ほぼ1年後。ハリーさんお疲れ様でした。

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1日近くシルト抜き。ほとんど出なかったです。ノロウイルス対策で確り茹でます。
白っぽい灰汁は旨みがあるので捨てません。茹でハマで食べました。めっちゃウマイ。

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茹で汁は冷蔵庫保管。これをレンチンするだけで、旨みの塊なので最高です。
前回もだいぶ長く楽しめました。今回はうどんの出汁に使いました。
美味しいのだけど、やっばり他の具材に、上品なハマグリの旨みが、上書きされている。
何も入れずに、そのまま飲んだ方が、美味しいのは、これまでの経験通りだった。

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身はいつもならば紅生姜煮ですが、今回は干しハマグリにしました。
本当は外に干したいのですが、カラスに網を破られて、盗られたことがあるので、
干物はいつもクローゼット(換気扇作動中)です。1日半くらいで乾き切りました。
そのまま食べると最初は変な風味がしますが、だんだん茹でハマに戻ってきます。
乾燥シジミ、干し椎茸、切り干し大根などを、そのまま食べるのと同じ感じです。

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干しハマ、ネギ、お吸い物の素に、熱湯を注いで食べてみました。
1分ほどはまだ硬めで、2分ほど経つとほぼ茹でハマの食感と味で、美味しかったです。
干しハマはパスタ、ラーメン、お茶漬けなどで、しばらく使えそうで楽しみです。

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2023年1月21日夜~22日未明は三重県でmaikyさんヤマノカミくん西村で採集しました。
1箇所目は魚捕り。2箇所目はハマグリ捕り。22時45分頃に干潟へ入る。
あちこちで光るヘッドライト。20人くらいだろうか。大寒で深夜の気温0℃の光景とは思えない。

胴長に水が入って、足先は感覚が無くなり、ズボンと靴下はずれ落ちて戻せないけど、
何年かぶりによく捕れるのと、3人で話をする楽しさが上回っている。
もう網袋に入り切らない。そんな頃に撤収。帰りは泥々の場所を四つん這いになって、
何とか抜け出して戻って来れました。時刻は02時15分頃。約3時間半もやっていた笑。

バケツは左からmaikyさん、ヤマノカミくん、西村です。
ヤマノカミくんは一部を網袋から落としているので、本当はもっと捕れていたはず。
お二方お疲れ様でした。とても楽しかったです。次は潮汐的に2月と12月かな。
家へ帰って重さを測ったら3.88kgでした。自己最高記録かもしれないです。

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1日近くシルト抜きしました。ほとんど出なかったです。

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2つの鍋で茹でました。白っぽいのを灰汁だと思って捨てたらダメですよ。

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茹でたハマグリをしょうゆに付けて食べてみました。めっちゃウマイ。
ハマグリは焼き蛤にする人が多いけど、絶対に茹で蛤の方が良いと思うんだよねぇ。
味はもちろんだけど、焼き蛤はノロウイルスの死滅が不完全の怖さがある。

茹で汁は冷蔵庫保管です。旨みの塊でめっちゃ美味しい。
冷蔵庫から取り出して、小鉢に注いでレンジでチンして飲むと、幸せな気分になる。
ご飯にそのままかけたら、これもまた美味しかった。色々と使って楽しめそうです。

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身はいつもの紅生姜煮にしました。美味しいです。しばらく酒のつまみになります。

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2022年12月29-30日はハリーさん、あじ丸君、西村で採集しました。
魚捕りのついでにカワニナ拾い。7~8個体くらい網袋へ入れていたのですが、
チャックが開いていて、3個体しか残っていませんでした。申し訳ないです。
縦肋の有無だけで判断すれば、左2つカワニナ、右1つチリメンカワニナですが、
これは無意味なので、カワニナ種群が妥当だけど、カワニナ図鑑では分けておきます。

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1個体から胎殻が出ました。久しぶりにこんなに多い数を見ました。600~800くらいかな。

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2021年12月25日未明は濃尾平野の汽水域でヤマトシジミを拾いました。
1箇所目、最近まで工事していた影響だろうか、殻ばかりで生体が少ない。

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2箇所目、泥と戯れてへとへと。その割に数が捕れなかった。

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バケツに錆びた焼き網を敷き、水道水と粗塩を入れて、エアレーションをして、
シジミを乗せ(焼き網は1箇所目、たも網は2箇所目)、18時間ほど砂抜きしました。

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上段が1箇所目、下段が2箇所目。醤油に付けて食べてみました。
どちらも食感が良くて美味しい。大差はないけど2箇所目の方が味が上品で深い。
汁の味は薄いけど、シジミがいるなぁというのは、よくわかるものでした。
死殻が混じっていて底に砂はありましたが、身を食べてじゃりっというのは全くなし。

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2産地の身と汁を混ぜ、酒、味醂、醤油、白だしを少々入れて煮立たせ、溶き卵を入れて、
蜆卵汁にしました。シジミは噛めば確り旨みが出るし、卵とよく合って美味しかったです。
余った汁は鮭茶漬けにして食べて、こちらも美味しかったです。泥々は忘れて満足でした。