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2012年8月26日に岐阜県の上流域へ、maikyさんに連れて行って頂きました。
私は平野大好き山(丘陵を含む)大嫌いです。カマツカ種群(グループ2)探しをしてから、
どうしても上流域へ行く必要があって、だいぶ克服したつもりだったのですが…。
やっぱりダメでした。途中で帰りたいと零したり、文句ばかり言っていました。

スズメバチに威嚇されたり、軍手していたのに、イバラが突き抜けて、出血したり、
乗った岩が半回転して、足首に当たって、胴長と靴下越しに、皮が捲れて出血したり。
もう3年は山へ入りたくないと思いました(笑)。maikyさんすみませんでした。
写真はmaikyさんが、一生懸命に採集しているときに、岩に座って涼みながら撮影した、
たぶんシロタニガワカゲロウだと思います。平野男にはこんなことが精一杯でした。

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クモが写っています。同定できなかったです。山へ入るのに水も持って行かず、
我慢できなくなって、この川の水を飲みました。味があって美味しかったのですが、
飲む場所によっては、苔ぽい味がしました。平野の湧水は砂ぽい味が多いです。

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タマムシが飛んでいるのをmaikyさんが見つけて、それを撮影したつもりなのですが、
どこかに止まった直後か、写っていなかったです。3年は撮れない虫になるだろうなぁ。

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魚の撮影は真面目にやっていたのですが、ケースがくもってなかなかうまく撮れず。
そのときに現れた虫さん。当ブログで既に登場していたクサギカメムシでした…。
河口干潟で泥に足を取られて、助けてとか、動けないとか、もう疲れたとか、
そういう人を見ていると、何やってんだよと思っていたけど、私が山へ入ると、
同じ状況になっていました。やはり人には向き不向きがありますね。考えを改めますぅ。

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家へ帰って、30個体のシライシカワニナを滋賀県へ送って、水槽を見て笑いました。
1個体のチクブカワニナを除いて、巻貝は全てシライシカワニナです。入れ過ぎです。
私はコレクターではないため、採集後の生物には、関心が無いのか、ぞんざいです。
それならそんなに持ち帰るなって。イレギュラー形態が交ざっていないかなぁと…。
よく見ると稚貝が日に日に増えています。あまり増えて欲しくないんだけどなぁ。
仕方が無いので、もう1つ水槽を立ち上げましたが、掃除などの管理がかなり面倒です。
今後は魚小屋に来られて、欲しいという方にプレゼントして、水槽1つに減らす予定です。

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日曜に高塩分の汽水域へ行ってきました。ここは非常に微妙な塩分環境にあって、
昔は17‰を超えることは、ほとんどなかったのですが、ある事情で近年は15~25‰です。
6月にギマ成魚の死体を見かけたので、赤ちゃんがいるかもと思って出かけました。
写真が現場です。フジツボ類などの付着生物の垂直分布で、干潮時だと分かると思います。
灼熱の太陽で、汗だらだら流しながら、水面を眺めていると、ギマは見つかりました。
塩分を測ったところ16.5‰(17‰以下で範囲内)でしたが、迷った挙句に範囲外としました。

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水面に非常に小さなものが浮かんでいて、近くにあった流木を使って掬ってみました。
なんとカニさんでした。瞬間的にはガザミだと思いましたが、甲の歯の長さや甲長が広い。
トゲノコギリガザミかなぁ。ちょっと自信ないです。どなたか教えて下さい…。

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フジツボ類に覆われた矢板護岸に、ハクセキレイぽい鳥が飛んで来ました。
護岸はひさしのようになっているため、日陰に入って涼みに来たようです。
この後に私の存在に気付いて、すぐに飛び立ちました。私もそのひさしに入ると。

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真横にはフナムシがいました。苦手な方すみません。私も得意ではないです。
黒い貝はコウロエンカワヒバリガイ、ぶよっとしたのはタテジマイソギンチャクです。

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そして真上を見たら、頼むから頭に落ちてこないでくれと、懇願したくなりました。
私がちょっと動くと、ぽろぽろと汽水域へ落ちて来たので、ちょっと居心地悪かったです。

ここで見かけた生物は、タマキビ、マガキ、イガイダマシ、コウロエンカワヒバリガイ、
アメリカフジツボ、ヨーロッパフジツボ、タテジマフジツボ、シロスジフジツボ、
ケフサイソガニ、タカノケフサイソガニ、チチュウカイミドリガニ、ミナトオウギガニ、
ユビナガホンヤドカリ、ヒメハマトビムシ、カワゴカイ類、タテジマイソギンチャク、
チギレイソギンチャク、カイメン類、シマイサキ、チチブ、ギマくらいだったかな。
色々いるけど外来が多くて、良い環境とは言えないけど、やっぱり汽水域は面白かった。

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どうでもいいネタ。今日買って来た紅生姜です。
普通のスーパーだと、50gで100~200円くらいですが、これは1000gで298円です。
酒のつまみで紅生姜を食べる私にとっては、とてもありがたい商品です。
2kg買って1ヶ月くらいで無くなったこともあります。体に悪いのは承知しております。
また満々キムチも買って来ました。通常398円が298円でした。ありえない安さです。
先日の梅爆弾といい、塩分が高いものばかりで、食生活は範囲外のようです…。

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2月下旬に右腰の肉離れをしてから、ぜんぜ~んよくならず、干潟なんてまず無理でした。
ここ2週間くらい僅かに、回復の兆しがあり、電気が走るような痛みが減って、
じんわり痛みに変わりました。日曜に4割くらい治ったかな、という気がしたので、
無理して汽水域の干潟へ行くことにしました。ちなみに医者には全治3週間と言われました。
3ヶ月余り経っても治っていません。更に医者が嫌いになりました。やぶいだけかな。
写真を見ての通り、危険な軟泥干潟です。リハビリには最適な場所です(苦笑)。

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干潟の手前にあった転石。タテジマフジツボ、アメリカフジツボ、コウロエンカワヒバリ。
全て外来種です。ここも病んでるわ。シロスジフジツボも写っているかもしれないけど…。

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底引きするとこんな感じ。ヤマトシジミ、ソトオリガイ、マハゼ、マサゴハゼ、ヒメハゼ、
エビジャコ類、ヒゲツノメリタヨコエビ、ニホンドロソコエビ、ムロミスナウミナナフシ。
大量にいたニホンドロクダムシもたぶんどこかに写っていると思うけど…。

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軟泥域にはまって、足が抜けず、20m近く赤ちゃんみたいに、はいはいして、
何とか立てる硬さのところまで辿り着き、ぜえぜえ、5分くらい動けなかったです。
軟泥の怖さを改めて実感。この短時間で腰は5日分くらい回復が遅れたと思います…。

写真はエビジャコ類、ヒゲツノメリタヨコエビ、ニホンドロソコエビ、
ニホンドロクダムシ、巻貝はたぶんカワグチツボだと思います。
目的はサザナミツボ、アベハゼ、イガイダマシ、オサガニでしたが、全て捕れず(笑)。

その代わりなのか、スジハゼA種(スジハゼAは誤りです)が捕れました(やったー)。
この干潟に深く関わっている、Uさんに報告したところ、この干潟では初記録のようです。
魚屋としては、私が干潟に入ったから、これが捕れたんやぞと、得意げになりました。
たぶん運だけど…。スジハゼA種をUさんに渡して無事終了。汽水域はやっぱり楽しい。

どうでも良いですが、2008年6月5日にこのブログは開設しました。今日で4周年でした。

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先日の梅爆弾は、普通に食えないことがわかったので、塩抜きすることにしました。
さすがに1~2週間も衣装ケースで、エアレーションして塩抜き(養生とも言う?)するのは、
ナンセンスなので、おっとっと、別のネタに走りそうなので、本題へ戻します。
短時間で塩辛さを抜き、その塩までも無駄にしない、梅スパにすることにしました。

前の記事では写真が悪くて、いまちい伝わらないかと思って、梅干だけ撮ってみました。
一般には「調味梅干」がほとんどですが、これなら本物の「梅干」ってわかりますよね。
塩より梅の含有率の方が辛うじて高そう。3つそのまま食べたら119番に電話しましょう。

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鍋に水を入れて沸かし、7分茹でのスパゲティ100gと、梅爆弾3つを投下。
湯を箸でなめたら、塩辛かったです。茹でるための塩分は、梅爆弾3つで十分。

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8分茹でて、湯を捨て、マーガリン類を入れて、溶けるまで混ぜ合わせました。

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スパゲティを器へ入れ、青海苔ときざみ海苔をふり掛け、梅爆弾を乗せました。
右上はコーラの焼酎割りです。万が一の毒消しに、必要だと感じて、用意しました。

早速、口へ運んでみると、スパゲティは僅かに、梅の香りとほど良い塩分があり、
青海苔、きざみ海苔、マーガリン類の風味が鼻を抜けて美味しいっ!
肝心な梅爆弾におそるおそる箸を伸ばします。少し齧ってみると、火薬の抜かれた爆弾。
普通の調味梅干の味。塩辛さはほぼ無く、水ぽいわけでもなく、すっぱさが美味しい。

食べ終えて、もっと食べたい。もう1つ作ろうかな、そんな気になりました。
やっぱり梅の泥抜きは必要だ。じゃなくて、梅爆弾は塩抜きすれば、美味しく食べられる。
しかも思った以上に美味しく出来た。梅爆弾でお困りの方はお試しくださいませ。
問題はまだたくさん梅爆弾が残っていることだ。あとどんだけスパゲティを食べたら…。