記事一覧

ファイル 1647-1.jpg

2022年5月4日は琵琶湖と周辺でさわだくんと採集しました。
1箇所目は夜明け前に一人で魚捕り。2箇所目、琵琶湖、ドライスーツ、05:57~06:38(41分間)。
水温11~12℃で頭と手が冷たい。それでもカワニナ類は外に出ていて見つけやすかったです。
ナガタニシ属の一種が捕れました。これまで傾斜の急な岩石帯で、その隙間にある砂礫でしか、
見られませんでしたが、初めて傾斜の緩い砂礫帯で捕れました。ナガタニシのように、
砂泥にはいないでしょうが、生息範囲が割と広いのかもと思いました。

ファイル 1647-2.jpg
左はさわだくん、右は西村が採集。タブレット端末が写っていますが、難しい話もしました。

ファイル 1647-3.jpg
3箇所目、GWということもあり、湖岸は三条河原の等間隔カップルのように、
釣り人がいるので入れる場所がない。離れた場所でやってみるも成果なし。
4箇所目、琵琶湖、ドライスーツ、09:51~10:16(25分間)。左はさわだくん、右は西村が採集。
ここはカワニナ属の一種Fとしている種類が生息する水域。思っていた以上に捕れました。

ファイル 1647-4.jpg
5箇所目、2022年3月21日の5箇所目と同じ場所。水温が高くなって、砂に潜っていた、
カワニナ類が外に出ていて、普通に見られました。一箇月半でこんなに違うとは…。
琵琶湖、ドライスーツ、12:24~13:09(45分間)。さわだ君はもっと長く潜っていました。
左はさわだくん、右は西村が採集。相変わらず捕る量が凄いです。
カワニナ類はこれだけ捕っても、資源量から乱獲にならないので、少し気が楽です。
ここでお別れ。お疲れ様でした。この採集で研究が進展すること期待しています。
動画 https://youtu.be/AovBUMsuhhI

ファイル 1647-5.jpg
左がタテジワカワニナ(次体層にも縦肋あるけど)、右がカワニナ属の一種Fです。
近い関係のように思っていましたが、並べるとだいぶ違う気がするなぁ。
それでもカワニナ図鑑では、穏便にタテジワとして整理しておきます。

ファイル 1646-1.jpg

2022年4月29-30日は琵琶湖と周辺でヤマノカミくんと西村で採集しました。
ウナギ狙いのついでにカワニナ拾いしました。やすを岸へ置いてカワニナを探していると、
そういう時に限ってウナギが現れる。慌ててやすを取りに行って、戻った時にはもういない。
カワニナ拾いにも身が入らず、まだ冬な感じであまり見られないので、短時間で終了。
ここは初めて潜った場所なのと、調査地は392(192)箇所になりました。

ファイル 1646-2.jpg
現行の同定ではハベ、ヤマロク、タテヒダですね。なんかもやもやするぅ。

ファイル 1646-3.jpg
帰りのドライブレコーダー(前後)から抜き出した画像です。
たぶんロードキルされたシカの屍を、カラスが食べているのでしょうね(合掌)。
このあたりでは、シカを見たことがないで、油断している場所でした。
シカが増え過ぎです。少しでも山が近いと、かもしれない運転で、緊張が続きます…。

ファイル 1639-1.jpg

2022年4月9日は滋賀県で、maikyさん、ハリーさん、西村で採集しました。
そのついでにカワニナ拾いしました。琵琶湖、20:31~21:40(1時間9分間)、1340m遊泳。

ファイル 1639-2.jpg
現行の同定ではヤマト、ハベ、タテヒダですね。動画 https://youtu.be/Vi2VTJTLtdg

ファイル 1639-3.jpg
胎殻が左のは大きい、右のは色調が2つある。細部を確認するほど混乱要素を頂けます。

ファイル 1638-1.jpg

2022年4月3日は滋賀県で、まふゆのうじ君、ささき君、西村で採集しました。
1箇所目。待ち合わせ時間前に着いたので、近場の内湖流入河川でカワニナ採集するも、
カワニナ種群(チリメンカワニナ形態)のみ。2箇所目も同様で面白みがない。

ファイル 1638-2.jpg
3箇所目。ささき君とまふゆのうじ君と合流。微小生物を狙いました。
琵琶湖(南湖)、水温約11℃、気温約10℃、ドライスーツ、09:43~09:53(10分間)。
思っていたよりも濁っていないものの、南湖だなぁという感じの泥でした。
ささき君も私の後で潜って、3人で結構頑張りましたが、目的の物は捕れませんでした。
カワニナも拾いました。ヤマグチカワニナ、タテヒダカワニナ、チリメン形態です。

ファイル 1638-3.jpg
4箇所目。ここはちょっと面白い場所で、いつか潜ろうと思っていましたが、
ささき君だけが潜りました。目的の物は捕れず。ここのカワニナはやっぱり面白い。

移動途中でコンビニへ寄って「からあげクンレッドください」と店員さんへ言ったら、
何のことだろうという不思議な顔をされて「からあげ↑クン↓ね」と言い直されました。
「からあげクン」じゃわからんから、ちゃんと「からあげ↑クン↓」ってゆってなと、
顔と態度が言っている気がして、おおっ関西に来たなぁと思いました。

ファイル 1638-4.jpg
5箇所目。過去にドブシジミ(ウゼンドブシジミ型)が捕れた場所。
琵琶湖(南湖)、水温約12℃、気温約10℃、ドライスーツ、16:11~16:42(31分間)。
底はふわふわの泥で視界が悪すぎる。手を伸ばした状態で潜行しないと底が分からない。
ビワコドブシジミとカワムラマメシジミです。黒色背景の置き場所が良いですね。
ここでまふゆのうじ君とはお別れ。目的の物はささき君がそのうち捕ってくれるはず。
6~7箇所目はささき君と魚捕り。そして雨の中の一般道を帰りました。
泥動画 https://youtu.be/ukA9L1jI7RU

ファイル 1638-5.jpg
4箇所目の胎殻です。タテヒダ、ヤマグチ、コセイですかね。よくわかりません。
この中央のがアレに似ていて面白いです。また夏にでも潜ってみたい場所になりました。

ファイル 1636-1.jpg

2022年3月21日は琵琶湖と周辺でさわだ君、ささき君、西村で採集しました。
1~3箇所目。私1人で夜明け前に魚捕り。4箇所目。さわだ君ささき君と合流。
さわだ君とは色々あって8箇月ぶり。さわだ君だけが胴長でカワニナ捕りするも捕れず。
5箇所目。さわだ君と西村が胴長で採集を試みるも捕れず。冬場はこういうのよくあります。
私が潜りました。水温約8℃、気温約3℃、ドライスーツ、07:57~08:31(34分間)。

石を50個くらい引っくり返すも、2個体しか捕れない。これは流石に捕れなさすぎるぞ。
深場へ行ってもカワニナが見つからない。砂底に何かが這ったような跡を見つけました。
こうした跡はたいてい二枚貝ですが、ドライスーツの強い浮力に耐えながら、
逆立ち状態で掘ってみると、手に当たる感触があって、カワニナが出てきました。
琵琶湖の水温が低い時期のカワニナは、砂に潜る生態があるのかもしれません。
這った跡にいることはわかりましたが、その頃には動き難いドライスーツで、
体力が消耗してしまい、2人をあまり長く待たせてもいけないので、水から上がりました。
動画 https://youtu.be/sxzoIiZo0iU

ファイル 1636-2.jpg
さわだ君に献上しました。何カワニナとかはあえて書かないでおきます。

ファイル 1636-3.jpg
6箇所目。2005年にビワヨシノボリを初めて捕り、カワニナを2013年に採集調査した場所。
9年ぶりに来ました。ほとんど変わっていなかった。写真はさわだ君が捕った個体です。
色々なことがわかったような気になって、実はわかっていないのかもしれませんが、
新しい人が、新しい技術で、先人の説を検証し、改めて行くのが、永遠続く世界ですからね。

ファイル 1636-4.jpg
7箇所目。これミナミタガイとヌマガイですかね。何か少し引っ掛かるのですよね。

ファイル 1636-5.jpg
8箇所目。ささき君と私が潜りました。水温約8℃、気温約11℃、ドライスーツ、
12:50~13:27(37分間)。水深0~3mの浅場は、カワニナがほとんど見られませんでしたが、
水深4.5mくらいまで潜ると、夏場と同じように普通に見られました。どんな違いだろう。
鉄分で茶色ぽくなっている個体がほとんどなのは、深場くらいしか捕れなかったからです。
深場と言っても、ドライスーツは5m、ウエットスーツは6m、海パンは7mが私の限界です…。
動画 https://youtu.be/W5pp1lSfk-Y

9箇所目。さわだ君と西村が胴長で頑張りましたが、水が濁って波も出て来て、
状態が悪くなっていたので、あまり良い成果は出ませんでした。ここで解散となりました。
GWあたりにまた同じ場所で採集します。ビワメラニアがやばいのは百も承知でしたが、
科学的にも証明されそうで、難解過ぎて誰も着いて来れなくなるのではないかなぁ。