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三重県の河口域で採集しました。ヨコヤアナジャコは砂礫の混じる場所、
アナジャコは泥深い場所に多い気がします。これがヤドカリの仲間かと言われると、
ヤドカリ下目としか答え難いのですが、エビよりはヤドカリに近い仲間のようです。

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ヨコヤアナジャコやアナジャコを捕るとたいてい引っくり返して、
マゴコロガイさんが寄生していないか確認するのですが、
今のところ釣餌として売られている個体しか見たことがありません。
私が行くような塩分の低いところに、マゴコロガイさんはいないのかも。

アナジャコ類はウナギ釣りの餌としてよく使われていますが、
釣餌屋さんを覗くと三重県中部以南ではヨコヤアナジャコが多く、
愛知県ではアナジャコが多い印象があります。
これは分布的に両者の生息密度とも重なるので、
きっと近場の河口域でサンドポンプで捕ってきたのを、
地元の釣餌屋さんが買って消費しているのでしょうね。

希にアナジャコ類を釣餌に買う私としては、
乱獲してないよね?外国から輸入してないよね?など気がかりだったりします。
実際のところどうなんでしょうね。釣餌を使うにも色々なことが私は気になります…。

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三重県の汽水域で採集したコブヨコバサミです。
汽水域で見慣れない大きな巻貝があるなと思って引っくり返すと、
このコブヨコバサミばかりだったなんてこともありました。

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汽水魚水槽に入れると小さな魚でも襲う能力はないため、
ヤドカリ類に生きた魚が食われたーっなんてことはこれまでありません。
ただ写真のイソシジミのような二枚貝は抉じ開けて食べてしまいます。
この個体は静岡県の塩分25‰ほどの場所で採集したものですが、
近くにバフンウニがたくさんおり、それを抉じ開けて食べているのでしょうね。

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