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2025年8月23-24日はささき君と京都府で撮影と採集しました。
1箇所目は魚目的でしたが、たまたまカワニナ類も撮影していました。

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2箇所目は魚目的。上流(左)と下流(右)でカワニナ類も採集。
ハベカワニナがいて驚きましたが、生息数はナカセコカワニナの1/10000くらいです。

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3箇所目は魚目的。上流(上)と下流(下)でカワニナ類も採集。
ここはハベ、ナカセコ、カワニナの3種が、だいたい同じ割合で見られました。
ここでささき君とお別れです。お疲れ様でした。楽しかったです。
今回の採集でハベが多い場所を見つけられて良かったが、危険な場所なのでもう行きたくない。

3箇所とも潜ったのですが、動画や時間などが書けないのには理由があります。
細かな事情はありますが長くなるので、アクションカメラを取り違えて持ち帰りました。
カメラは双方が宅配便で送ることに。私のカメラは水曜日に届くようです。

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左は流水域のナカセコ。親殻は丸っこく胎殻はごろっと大粒で典型的。
中は静水域のナカセコ。親殻はタテヒダに先祖返りしている感じもして胎殻は中粒。
右は静水域のハベ。親殻はアザイに近い感じで胎殻はかなり小粒。

ヤマトカワニナ集群とナカセコカワニナ集群を、茹でた経験のある人ならば、
7~10割から胎殻が出て来て、雌の割合が高いことは、すぐに気が付くことで、
今回のナカセコも同様の4箇所で18/23(約78%)でした。ハベはナカセコと同じ4箇所で、
7/27(約26%)と低いのは気になりました。この種は雄の割合が高いのかもしれないです。

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2025年8月14日は琵琶湖とその水系でうみへびえらぶさんと採集しました。
1箇所目はこの記事で触れた、長浜市西浅井町月出にある、湖面から露出した岩です。
Google マップで殿岩と表記され、根拠薄弱な内容だったので、潜って確認しました。
岩を一周しましたが鎖は沈んでいませんでした。岩は円錐形で頂上付近だけが露出し、
潜ればすぐに引き抜けないのは自明。船で近付いただけでもわかると思います。
江戸時代と殿様という漠然とした表記ですが、この場所にそもそも行くには船が必要です。
1888年の地図に岩へ続く道はありません。殿様はどうやってその存在を知って、
引き抜けたとして、どう運ぶつもりだったのでしょうか。言い伝えはどこ起源なのか。
投稿者の創作(作り話)としか思えません。こういう嘘由来の名称と言い伝えを載せるのは、
やめて欲しいです。削除依頼も検討しています。動画 https://youtu.be/7khMEtmu5xo

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2箇所目はアザイカワニナの模式産地。右奥はかなとこ雲で、何度も雲放電していました。
水深5~7mは右のカゴメカワニナだけで、4~5mにアザイは見られるものの、
水草が多くてそれが肌に触れると、ザーッと擦れて痛く、長く続けられませんでした。

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3箇所目はヒメタニシしかおらず。ヒシの実を踏んで、靴を突き抜けて激痛。
3年前に沈降破傷風トキソイドの注射を打ってもらっています。

4箇所目(動画の3箇所目)は水深0~4mは白濁して、水温28℃前後でしたが、
水深4mくらいに赤い水温躍層があり、4~6mは透明度が高く、水温20℃前後でした。
海パンでは長く潜っていられない冷たさで、カワニナや魚は全くおらずでした。

5箇所目は水が汚い。大腸菌群がたっぷりな感じ。水から上がって口をすすぎました。
6箇所目は昨年にナガタニシがまあまあいた場所。深潜り10本くらいしてもおらず。
えらぶさんとはここでお別れとなりました。とても楽しかったです。お疲れ様でした。

7箇所目は1人でオオウラカワニナの模式産地。過去に水深0.5~1mの浅場で捕っていましたが、
記載論文に水深2~4mとあり、それに合わせて捕りました。浅場よりも少なかったです。

1箇所目、琵琶湖、海パン、16:43~17:05(22分間)。
2箇所目、琵琶湖、海パン、18:06~18:17(11分間)、18:36~18:50(14分間)。
3箇所目、琵琶湖水系、平服。
4箇所目、琵琶湖水系、初めての場所、海パン、20:30~20:48(18分間)。
5箇所目、琵琶湖水系、初めての場所、海パン、21:19~21:27(8分間)。
6箇所目、琵琶湖、海パン、22:14~22:42(28分間)。
7箇所目、琵琶湖、海パン、22:58~23:19(21分間)。

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えらぶさんから頂きました。カワニナストラップです。ありがとうございます。
えらぶさんは私と会う前に、サキガケ・クロダ・ユメ・タジマを捕られ、
1人で磯沖暗岩まで泳いでアンガンを捕られ、私とも5箇所潜りで凄まじいです。

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上が4箇所目、下が5箇所目。もう形態識別の限界を感じます。
上左はヤマト?、上中はヤマト×クロ?、上右はトキタマ×アザイ?、
下左はモリ×クロ?、下中はイボ×クロ?、下右はイボ?とか言いたくなります。
これらの整理は大変そうです。まだまだ新種記載は続きそうで楽しみです。

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2025年8月8-9日は愛知県東三河地方でカワニナ採集しました。
当初は9日昼にR君とカワニナ採集の予定が取り止め、1人で9日夜に行こうと思ったら雨予報。
無理して8日夜に行きました。1箇所目はクロダカワニナの記録のある場所でしたが、
立入禁止の立札で断念。2箇所目はその下流。全くおらず。ライトが水没してずっと点滅に。

3箇所目は河原で大型犬(グレートデン?)が、草むらや駐車場を往来で大暴れしていて、
飼い主2人が追い掛け回していました。胴長に着替えていると真後ろにいて舐められました。
捕まえてあげるには、噛み殺されそうな勢いだったので、仰け反るしかなかったです。
蜘蛛の巣だらけの獣道を抜けて、川へ出ましたが、カワニナ類はおらずでした。

4箇所目はカワニナ類がいそうだなぁと前から思っていた場所で当たりでした。
写真左がサキガケカワニナ、右がカワニナ種群L4(分布同定)です。
サキガケは狭い範囲でとても数が少なく、L4はまあまあいました。

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5箇所目は2018年5月12日にさわだ君と、L4数個体とサキガケ1個体を捕った場所。
当時よりも広範囲を探してみましたが、カワニナ科貝類は全くおらず。
置き換わるかのように、タケノコカワニナだらけ。歩けば必ず踏むくらいの密度。
7月に尾張地方、8月に東三河地方、愛知県でタケノコは普通種になっていると思います。
それが生体的地位の争いで、サキガケやL4を駆逐した結果ならば、良くない傾向です。
原因は地球温暖化による高水温が考えられますが、それだけでもない気もしています。

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6箇所目は潜って探しましたがL4だけでした。7箇所目は空振り。

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8箇所目は過去にサキガケが岸際にたくさんいて、手掴みで容易に捕れた場所。
2011年から何度も覗きに行ったり、潜ったりしましたが、2024年5月6日にmaikyさんが、
探して1個体しか捕れずで、急に激減していました。この日も上から覗いて探すも全くおらず。
広範囲を潜って探したところ、6個体だけ見られて、写真右の2個体を捕りました。
200mほど下流では写真左の1個体(左はL4)だけ捕れました。ようするに200mで7個体です。
2020年4月11日(3箇所目)は7個体くらい手で拾える範囲で1分で捕れました。

この記事でも触れましたが、サキガケはこの速さで水系の絶滅や激減が止まらないと、
10年持たないかもしれません。域外保全や凍結保存なども、視野に入れる段階だと思います。

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2025年8月2-3日は琵琶湖でmaikyさんとうな潜りしました。
ついでにカワニナ拾い。1箇所目のタテボシガイとケショウカワニナです。

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1箇所目のだいたいケショウカワニナです。

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3箇所目のだいたいトキタマカワニナです。

1箇所目、初めての場所、海パン、21:59~22:39(40分間)、1030m遊泳。カワニナ採集(2地点)。
2箇所目、海パン、23:56~00:24(28分間)、626m遊泳。
3箇所目、海パン、01:21~02:00(39分間)、1880m遊泳。カワニナ採集(1地点)。
4箇所目、海パン、02:46~03:12(26分間)、841m遊泳。
5箇所目、海パン、03:57~04:43(46分間)、1010m遊泳。

5箇所の合計が、21:59~04:43(3時間29分間)、5387m遊泳。5km超えは久しぶりでした。

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2025年7月26-27日は滋賀県と京都府で、内山りゅうさん、ささき君、西村の3人でした。
1~3箇所目は滋賀県を1人でカワニナ採集。1箇所目はヤマトカワニナの模式産地(推定)で撮影。

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2~3箇所目は事前に確認していた、航空写真と比べて水が少なくて、捕るのに苦労しました。

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4箇所目は2人と合流。ナカセコカワニナの模式産地(宇治橋ではない)で撮影。
カワヒバリガイが多くてうんざりですが、健全な個体数を維持しているようでした。

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5箇所目は軽く採集。ナカセコカワニナくらいでした。詳細は写真掲示板に書きました。