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岐阜県のコンビニで撮影したシャクガ科の一種(未同定)です。
未同定は恥ずべき事ではない。齧っただけの知識を持った人は、披露する場を欲求します。
そして、採集してすぐに、断定的な同定をし、脳に結果という褒美を与え、喜ばせます。
しかし、本当の知識を持った人や、誤同定によって恥をかいた人は、とても慎重です。
そういう人の採集報告書は未同定で溢れます。それを見て、そんなのもわからないのか、
と思う人の同定力は、その人よりも低いと思います。私は齧った知識もないのですが(笑)。


追記 2012年11月15日
white-wingsさんにフジロアツバかなと教えて頂きました(感謝)。

コメント一覧

white-wings - 2012/11/13 (火) 19:29 edit

私の卒論も、実は言うと未同定の物が多くて…。

<追伸>
シャクガ科はこんなにゴツク無いです。
ヤガ科のガです。
(ヤガ科はガの中でも種類数が多いので、わからなければ「ヤガじゃない?」といえば大抵あたる:笑)
フジロアツバかなぁ?

西村 メール - 2012/11/15 (木) 00:31 edit

white-wingsさん。コメントありがとうございます。
訂正と追記しました。いつも感謝です。科すら間違っていたとは情けないです。
ネットの絵合わせで私もフジロアツバと思いました。未同定に関しては、
そもそも記載論文と模式標本も確認しないで、同定なんて出来るわけがないのに、
簡易的に書かれた図鑑などを見て、ズバズバと同定すること自体がおかしいのですよね。
それでも模式標本はおいそれと確認できないので、本当の同定ではないことも、
同定と称するしかないのですが、その認識があるかどうかは、大切かなと思っています。

white-wings - 2012/11/16 (金) 21:23 edit

逆に、分類が進んでいる種類であれば
誰でも扱えて、誰でも同定が行えるような同定表があれば良いと思っています。
もっとも、レビジョンでミスがあったら全部パァなわけですが…。

西村 メール - 2012/11/17 (土) 00:19 edit

white-wingsさん。記載論文の他にレビジョンもありましたね。
こういう日常生活には役に立たないことを、お酒を呑みながら、熱く語り合いたいですね。
こちらに来られることがありましたらご連絡下さい。年末であれば忘年会もあります。