2012年9月22日未明にmaikyさんと三重県の汽水域へ行きました。
1月にmaikyさんと要芽さんと3人でハマグリ捕りした際に、干潟を颯爽と歩くお爺さん。
その方が担いでいた網袋には、大きなハマグリが何キロあるんだというくらいの量。
それを見た我々は眼の色を変えて、本気で砂を掘るけど、ぜんぜん成果は上がらず。
お爺さんに見つけ方を伝授して頂くも、経験不足で見極められず、全くだめでした。
結局は3人で、お爺さんの10分の1くらいの量しか、捕れませんでした(参りました)。
ようするに、我々レベルの人が30人で、お爺さんと同じ量だということです。
あまりにも達人過ぎるので、ちょっと憧れの的になっていました。特にmaikyさんが。
そして今回は達人と同じように、ハマグリを担げるほど、捕ろ~うということです。
まずは下りウナギ釣り→汽水魚採集→ハマグリ捕りという予定で進めます。
ペットボトル釣法を仕掛け終えると、すぐにmaikyさんがそわそわし始めます。
ペットボトルを放置して、もうハマグリ捕り開始です。下りウナギ釣りする気無し(笑)。
この日のために自作したという、三鎌(カマ3本をビニールテープで巻いたもの)で、
maikyさんは砂を掘ります。すると、すぐにハマグリがっ(maikyさんの目が喜びで輝く)。
私は軍手だけ装着して、適当に手掘りします。すると、捕れた。やっぱり嬉しい。
しかし、冷静になると、私はペットボトルが気になる。mailyさんは蛤にもう夢中(笑)。
30分ほどフリータイムということで、私はペットボトルを見張ることにしました。
その間も向こうの方から、砂をガリガリと引っ掻く音が絶え間なく。取り憑かれたように。
maikyさんのところへ行き、ペットボトルは放置して、汽水魚採集しましょうかと言うと、
ペットボトルは片付けましょうと(1時間しかやってないのに)。へとへとになった帰りに、
ペットボトルを回収するのは、しんどいからだそうです。もう心うなぎに在らず。
汽水魚採集を始めると、魚は少ないけど、あまり見ない魚も目に入る。状況は良い感じ。
私がちょっと目を放した隙に、ガリガリと引っ掻く音が(笑)。私の採集欲が冷めてくる。
もうわかりました。ハマグリ捕りしましょう。潮の引いている間に、川から海へ歩く。
その途中でも、急にガリガリするmaikyさん。潮が満ちて海へ行けなくなりますよっ。
とりあえず、海へ着いた。maikyさんはガリガリで、私は三又鍬で砂を掘りまくります。
maikyさんは、大きな個体も捕れていましたが、私は小さなのしか捕れませんでした。
完全にガリガリに負けました。その間もmaikyさんの夢中さは尋常ではなかっです…。
そしてハマグリの入った網袋を、あの達人のように担ぐ写真を撮りました。
達人の網袋は、腰くらいまでありましたが、ハマグリを担ぐ。という絵にはなりました。
重さは1kgくらいかなぁ。達人は15kgとか言ってた記憶が。紅白の派手な色は場所消し。
これは汽水魚採集の時に、水の無い砂泥底を歩いていたのを、maikyさんが捕りました。
トゲノコギリガザミです。汽水魚採集の時に、川へ入っていなかったという証拠です…。
私が捕ったハマグリたちです。魚を持ち帰った、水の塩分を測ったら、7.5‰でした。
前はアサリが多かった場所ですが、もしかすると塩分低下で、ハマグリに変わったのかも。
採集を終えたのが3時45分頃で、ハマグリ全50個のボンゴレにしたのが、6時45分頃です。
持ち帰る際は、水に浸さず、ハマグリの出水管が外へ出せず、殻をずっと閉じた状態です。
ようするに、全く砂抜きはせず、採集してから3時間後に、食べることにしたのです。
9月2日に採集したハマグリは、意味無いとわかっていながら、一応砂抜きをしました。
しかし、1粒の砂も出なかったため、やっぱり砂抜き不要じゃないかと、確信していました。
まず砂があるかどうか、確かめながら食べてみました。うん。全く無い。やっぱり無い!
肝心の味は、パスタが美味くなっているが、ハマグリはオリーブ油とニンニクに負けて、
上品な味が飛んでいる。よく噛むとハマグリだなぁという味はするが、ほとんど食感だけ。
美味しいけど。何だよ。ガッカリだなぁ。9月2日の時雨煮は、確りハマグリの味があって、
非常に美味しかったので、ハマグリにボンゴレは合わんと、ハッキリとわかったのでした。
砂抜き不要は証明したけど、何か損した気分。また捕りたい。私もガリガリしたいかも…。
maiky - 2012/09/24 (月) 10:00 edit
おはようございます。
土曜日は大変お世話になりました。
ここ一年間で一番楽しい採取でした(爆!
ウナギも魚も目に入らず…申し訳ない。
焼き、味噌汁、時雨煮と楽しみました。焼きと時雨煮が美味しかったです。
(重量は1.2キロでした。)
西村さんのお蔭で最高の体験が出来ました。ありがとうございます!
次回は西村さんも三鎌でいきましょう!