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愛知県の海で採集したマダラウロコムシです。
こういうよくわからない生物は、隠蔽種群なことが多いので、同定に自信なしです。
一般的な認識としては、鱗のあるゴカイみたいなので、良いのでしょうね。

ファイル 688-2.jpg
ちっこい個体です。上と同種か怪しいですが…。
きっと、マダラウロコムシ属の一種、マダラウロコムシ種群、と書いたところで、
漢字は勝手に省略されて、マダラウロコムシだと、思われちゃうんでしょうね。

世間一般に、通説や常識は受け入れられる。一歩進んだ説は凄いねと関心される。
二歩進んだ説はほとんど理解されない。この二歩進んだ説を書くと、何言ってるの?
と言う感じで処理され、苦労と苛立ちが残ります。それをわかっている賢い人たちは、
一歩か二歩戻って、世間一般に合わすのですが、私にはそれが出来ないんですよねぇ。
何年も経った後で、二歩進んだ意味がようやく伝わる。その頃にはそれが通説や常識に。
苦労して草刈りして、道を作る方の気持ちも、わかって欲しいと、少し愚痴ってみました。

コメント一覧

white-wings - 2012/05/30 (水) 23:03 edit

と、同時に根拠の無い迷信や曲解した説を信じている人が多く、
それが「常識」になっている場合も多いですよね。
とまあ、それは本題ではありませんね。

ウロコムシの類はこのウロコが意外と容易くはがれるんですよね。
触ったらバラバラと鱗が剥れたのは鳥肌が立ちました。

西村 メール - 2012/06/01 (金) 22:59 edit

white-wingsさん。コメントありがとうございます。
と、同時に常識的な口の効き方を知らん奴が増えている気もしています。
その都度ブチッときて、わからせてやろうとする性格も、直したいところです。
ウロコムシ類はウミケムシをイメージしたので触ったことが無いです…。