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2011年8月27日はシゲさんと沖島でカワニナ採集です(命懸けシリーズ)。
今回の航行予定は 栗見新田町→沖島→伊崎磯→栗見新田町 (約11~12km)。
栗見新田町から沖島東端へ行き左回り。戻るときに伊崎磯周辺にも寄る欲張り航路。
地図の2月27日は、カワニナ丸の進水式伊崎磯へ行くとき、出航した場所です。
この場所からだと、約600m(往復1.2km)短くなるのですが、田んぼ脇に2台も駐車するので、
迷っていました。栗見新田町には、まともな公共駐車場があります。まぁ当日に決めよう。

8月27日01時30分に家を出る。風呂で30分ほど仮眠。のんびり運転でスーパーにも寄り、
03時50分に栗見新田町の駐車場へ着いた(予定は04時)。sさんは先にもう着いていた。
外へ出る。風が強いっ。天気予報は05~14時は風速1~3mで、ほとんど風はないはず。
明らかに4m以上はある。琵琶湖を覗きに行く。ザバ~ンザバ~ン。これ無理だわ(苦笑)。

風波様待ちで、何もすることがない。とりあえず駐車場の件をsさんと相談する。
2月27日の田んぼ脇にするか、栗見新田町の公共駐車場にするか、私は近いという理由で、
田んぼ脇を提案するが、農作業の邪魔になってはということで、何となく公共駐車場に。
この選択が後々大きくアレに関係するとは、このときは全く想像もしていなかった…。
琵琶湖を眺めていると、風波は少しずつだが、弱まっているのがわかった(嬉)。
よしっカワニナ丸を膨らまそう。予定では04時集合→05時15分出港→14時帰港だったが、
栗見新田町の琵琶湖にカワニナ丸を浮かべたのは、06時35分(1時間20分遅れ)だった。

恒例の私の体調報告ですが、睡眠は風呂で30分。2重に見えるのは3割は回復したかな。
右手の負傷はほぼ治ったが、左足はまだ肉が見えて血が出る。私的な総合判断で問題なし。
カワニナ丸の体調は、百均のボンドで、穴に塗りたくった。座席が千切れたのも接着。
まぁ客観的に見なければ、どうにかなるだろう。私的な総合判断で問題なし(結論ありき)。
どっちか壊れたら、芯が強いsさんがいるので、何とかなると信頼しています。
さぁ、風波も治まった。まずは約2km先にある、沖島東端を目指して、漕ぎまくるぞーぉ!

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1kmほど順調に漕ぐと、伊崎不動の棹飛堂が見えてきました。そこを過ぎると、
写真の正面は沖島。この島を左周りでほぼ一周します。左端には伊崎磯が見えます。
ここから沖島東端へ行くまでが、結構遠いのと、バスボートや漁船も航行していて、
引き波やバスボートを迂回したりと、ちょっとイライラする水域ではありました。
mさんから教わった、辛さが半減する呪文「ファミコンウォーズが出~るぞっ♪」。
2人で歌ってみても、なぜか効果は全くなし。体力だけ消費し、Aポイントへ到着。
ここで1時間ほど素潜り。sさんがイ○トコナマズを発見し、触ることが出来たと(羨)。

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09時50分に沖島北側の浜へ。ここで昼食です。カワニナ丸と素潜りの繰り返しは、
めっちゃ体力を使うのですが、荷物がたくさん積めません。無理やり積み込むと、
どうしても体で押してしまうため、潰れてしまいます。それが写真のパンの有様です。
葛篭尾崎へ行った際も、同じようになりました。本当に荷物置きに余裕がないんです。
これ2人分の全食料です。1人分は、パン3本、しるこサンド60g、梅干し5個くらい。
飲料はsさんがアクエリ1000ml、私がポカリ900mlです。この程度では足りません。
食料は気力でごまかし、飲料は琵琶湖のおいしい水(何度も意図せず飲んでいます)です。
食事中も北の空から、時より雷鳴が聞こえて、少し気になるが、もう後戻りは出来ない。

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沖島集落の北西にある浜へ到着。ここまでAポイント約1時間、Bポイント約1時間、
Cポイント約2時間、合計4時間も素潜り採集。帰港予定だった14時を過ぎていました…。
とにかく、私は腹が減った。sさんは動けなくなって、波打ち際で転寝している。
それでも、ここはまだ中間地点なのです(遠っ)。帰るの何時になるんだろう(怖)。
19時頃からイワトコナマズ釣りをする予定なので、16時には戻りたいってもう無理か…。
深夜に素潜りで、ヤスやエビタモで捕るということで、釣りはナシかな(sさんごめん)。

カワニナ丸の両サイドにある空気室が、朝よりも張りが失われているので、
sさんがバルブに口をつけて膨らまします。どこから空気が抜けているのか、
そもそも空気は抜けておらず、直射日光の熱でゴムが伸びたのか、原因は不明ですが、
空気を入れてからだと、推進力が上がるので、助かりました。sさんに感謝です。

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ようやく、沖島の漁港までやってきました。ここは船の往来が多くて危険水域です。
定期船、観光船、漁船、バスボート、水上バイク、水上スキーなどはもちろん、
陸からはルアー釣りしている人がいるので、カワニナ丸に刺さったらパ~ンです。
出来れば早く通過したいところですが、もうsさんが体力切れのようで、
漕ぐ力が弱まっています。私も腹が減って、漕ぐ力までエネルギーが回せません。

何とかDポイントへ到着。sさんの目が危ない感じだったので、少し休んでもらい、
私だけ潜ります。時間もないので30分くらい素潜り。それが終るともう16時過ぎでした。
ここからは沖島を離れ、伊崎磯付近の3箇所で潜る予定でしたが、日が暮れちゃうので、
伊崎磯は1箇所だけ潜ることにしました。約1.5kmで伊崎磯です。頑張って漕ぎ続けます。

これまでの穏やかな感じは、嵐(荒らし)の前の静けさだった。この後は怒涛の展開に…。
(後編へつづく)

コメント一覧

ryu-oumi - 2011/08/31 (水) 11:24 edit

ファミコンウォーズ(笑)
そのCMネタが分かるか如何かで
年齢がバレちゃいますね~
それよりも、素潜りでイワトコ発見が
とても羨ましい!!!
私なら、確実に水中撮影に没頭します~

スギタ - 2011/08/31 (水) 20:34 edit

今回は何やら危険な香りが漂ってますね。
素潜りだけでも相当体力を使うのに、カワニナ丸も漕いでると思うと、
超人的な体力だと思います。自分には無理かも(笑)

タロベエ - 2011/08/31 (水) 20:57 edit

こんばんは。
カワニナ採集が、しれぇ~っと命懸けシリーズになっている?

シゲ URL - 2011/08/31 (水) 23:10 edit

イワトコ、とてもぐったりしておりました。
寝てたとも言えるかもしれませんが(笑)
イワトコがいた水深は2~3m付近でした。意外と浅い・・・
多分、あれはきっとイワトコです(笑)

さてさて、後編が楽しみですね・・・!!

maiky - 2011/09/01 (木) 01:11 edit

今晩わ。続きと成果がとても気になります(笑
ウェットスーツは着られたのでしょか?

西村 メール - 2011/09/01 (木) 22:59 edit

コメントありがとうございます。

ryu-oumiさん。昼間に素潜りでイワトコ。他のナマズ類も含めて、まず無いと思います。
たいていバスギルとヌマチチブ。sさんここで全ての運を使っちゃったのかなぁ…。

スギタさん。散歩コースではなかったです…。波が穏やかなため、水温躍層もあって、
深めに潜ると、急に水温が下がって、怖いくらいのところもありました。

タロベエさん。命懸けシリーズは多景島も書きましたが、そのときは?が付いていました。
それにしても、多景島を一発変換できるように、単語登録するほどキー打ってます。

シゲさん。後編が楽しみ。。。その度量の広さに感服です。撮った写真を見て、
あんまり怖さが伝わっていない画ばかりで、ちょっと残念でした。動画撮ればよかった。

maikyさん。成果はまだ整理していないため、近いうちにおこぼれ掲示板へ貼ります。
またご教授下さい。沖島から戻って時間があれば、ウェットスーツは着るつもりでしたが、
そんな時間も無く、着ることなく終りました。海パンはそろそろ寒くなってきました。