2011年8月14日(日)はmaikyさんと菅浦→葛篭尾崎→月出でカワニナ採集です。
その前に。8月12日(金)04時30分。スギタさんと滋賀県のコンビニで待ち合わせです。
寝る時間など無く、風呂で転寝30分間で出発。コンビニに04時前に到着。おはばんわっ。
胴長でドンコ探し。小さいのしか捕れない。次はへぼ太郎さんに教えてもらった(感謝)、
北岸モリカワニナの場所へ行く。ピンポイントでは教えてもらっていないので、
それっぽい場所に到着。潜る準備。ハスでもいたら、ヤスで突こうと、車から取り出す。
キャップが食い込んで抜けず。私が右手でキャップを持ち、sさんが柄を引いて外すことに。
2人でおもっきり引っ張る。勢いよくキャップが抜けた(喜)。と思ったと同時に、
私の人差し指と中指を、ヤスのカエシの部分が通過(激痛)。爪が割れて肉がべろっと…。
血が止まらない(深手)。キズパワーパッドを貼る。それでも血が漏れ出す。2枚貼る。
何とか止まったというか、まだ少し漏れているが、気にしないことにする(爆)。
そんなことより、私はモリカワニナ捕りたいんだよ。すると、あっさりと捕れた(歓喜)。
次は過去にtさんが何もいないと言っていたポイントへ(そういう場所はまず捕れる・爆)。
潜る前に足を滑らす。右足の膝が打身で青くなる。左足を4箇所擦る。血が出る。
そのうち1箇所は2×4cmくらい皮がべろっと剥がれた(乾笑)。またもや血が止まらない!
左足はその前にも足首に怪我をし、水がしみる状態だったが、そのまま放置でした。
それと沖の白石から戻ってから、左目は2重に見えたり、振動するため、潜ったときは、
ちょっと怖い時が…。2つの病院に行きましたが原因不明。来月にMRIを撮る予定です…。
足から血は流れるが、キズパワーパッドを貼るにも、6箇所も貼るのはめんどくさい。
琵琶湖へ入れば、出血なんて気にならない。潜る。予想通りモリカワニナが捕れた(笑)。
その後は、大きなドンコを探し求めて、琵琶湖流入河川をあちこちへ。
何とか夕方にそこそこのサイズが捕れた(ほっ)。sさんお疲れ様でしたーっ。
私は家へ帰り、やることいっぱい。気付けば13日02時。カーペットで知らないうちに寝る。
13日05時起床(3時間睡眠)。高校野球で八幡商(滋賀県代表)が出場していたので、
用事をやりながら見ていたら「3番白石(シライシ)君」と。白石より上の4番って誰だっ!!
琵琶湖で沖の白石より、行くのが難しいところは、無いはずだよ。5番はタケシマ君かな。
タロベエさんから電話。14日に採集へ行きませんかと。葛篭尾崎の後に会うことに。
13日20時30分~23時30分(3時間睡眠)。14日01時50分に家を出て、
月出へ14日03時30分到着。mさんとこんばんは。ちょっと複雑ですが行程を記します。
今回の航行予定は 菅浦→葛篭尾崎→月出 (約10km)。mさんの車を月出に駐車します。
mさんと2人で私の車に乗り菅浦へ。菅浦で駐車してカワニナ丸を膨らます。
菅浦→葛篭尾崎→月出と漕ぎ、数箇所の湖岸に着けて、素潜り採集。
月出に着いたら、カワニナ丸の空気を少し抜き、mさんの車に乗せ、2人で菅浦へ。
菅浦に置いてある私の車で、カワニナ丸を完全に空気を抜き、片付けるという算段です。
月出であることに気付く…。麦わら帽子、海パン、長袖シャツを忘れた!(爆)。
mさんが海パンを貸して下さった(感謝)。麦わら帽子と長袖は無いのでコンビニへ。
どちらも売っていない。日焼けが怖いので、日焼け止めを買う。すぐ取れるだろうけど…。
13日から下痢が続いていて、コンビニのトイレでも下痢。それでもまだお腹が痛い。
2人で菅浦へ移動。カワニナ丸を膨らます。写真を見て下さい(ようやく本題に)。
太ももの日焼け防止のため、カバーを取り付けた「カワニナ丸 ver. 1.10」です。
今日は天気予報だと、昼頃までは風速4m以下で、とても穏やかな日。風波は問題なし(嬉)。
問題なのは私の体調です。睡眠時間は11日(30分)、12日(3時間)、13日(3時間)です。
左目は2重に見えたり振動。右手の人差し指と中指、右足の膝、左足5箇所を負傷。下痢。
水泳用長袖シャツを忘れて、普通の半袖シャツに。麦わら帽子は無しでそのまま。
mさんに僕なら行きませんと言われた。私は行きます!! 06時15分に菅浦を出発です。
どこで採集したか、わかってしまうため、どこの湖岸に着けたかは記しません。
そうなると、書くことはほとんど無くなるので、超長かった序論が本論ということで(笑)。
写真は葛篭尾崎。普通の岩肌。何の感動もないぞ。これなら海津大崎の方が好きだな。
葛篭尾崎は歴史に思いをはせて、遠くの湖岸から、あれが葛篭尾崎かぁと見るものですね。
葛篭尾崎から北東へ2.5kmほど移動すると、フの字に突き出たところがある。
海津大崎のような岩礁かなと思ったら、普通の礫湖岸だったのでガッカリ。
写真はフの字の先端から西へ移動して撮影。礫底だけどマングローブ林のような雰囲気。
底が黄色ぽいところは浅く、青色ぽいところは、崖のようになっていてドン深(怖)。
塩津湾の西岸はこんな環境が多いようです。岩礁のあるところは一部だけですね。
今回は湖岸沿いを漕いだので、どれくらいの速度で進んでいるかがわかった。
通常時だと、mさんは歩行者より遅い時速2~3km。私は歩行者より速い時速6~7km。
2人が本気で漕ぐと、だいたい自転車並みの時速15km。但し2分くらいが限界です…。
写真の山の向こう側が月出です(汗)。漕ぎ疲れてmさんの愚痴が増える。
意味も無く「ファミコンウォーズが出~るぞっ♪」と時々歌う。もう23年前に出たけどね。
私もつられて同じフレーズを歌ってみる。不思議と力が出る。辛さが半減。なぜだろう。
晴天なのに霞むほど遠い山の先端。まずそこへ向かう。目的地は更に向こう側で見えない。
漕ぎ疲れた体は、現実逃避したくなる。それが無意味なファミコンウォーズという呪文。
このどうでもいい昔のCMにだいぶ助けられた。ありがとうファミコンウォーズさん(感謝)。
月出の集落が見えて来た。もう少しだが、巨大な魞(エリ)が最短距離からの進入を阻む。
魞へ近寄ると、部分的に船が通れるようにするためか、網が緩めてあった。
そこを慎重に抜けると、ようやく月出の湖岸へ到着です。13時10分に無事到着!!
約7時間の移動と採集でした。命の危険は感じなかったけど、傷に貼っていた絆創膏は、
素潜りでふやけたり、パドルやフィンと擦れて剥がれ、多めに持っていたのに、
張り替えるものが足りなくなり、むき出しの傷口が痛むことが、一番辛かったです…。
月出でカワニナ丸の空気を少し抜き、mさんの車に乗せ、あぢかまの里(道の駅)へ寄る。
tさんとこんにちは(遅刻してすみません)。この道の駅には「塩カリ梅 200円」がある。
この梅干しはおそらく日本一塩辛い。食べた人はみんな梅干しというより塩だと言う。
sさんと行ったときは売り切れだった。人気のある塩なんだね。さて、菅浦へ向かいます。
その後に3人で素潜り採集。hさんに教えてもらった場所で、ごっついモリカワニナを採集。
ここでtさんとはお別れ。予定では夜にイワトコ釣りでしたが、お盆にお仕事でお流れ。
mさんとカワニナ丸の片付けをする。17時頃にmさんともお別れ。お疲れ様でしたーっ。
私はイワトコ釣りが流れたので、どこかに潜りたかったが、海パンが無くて断念。帰路へ。
19時頃に突然の眠気。3日で6時間30分しか寝ていないのに、かなり体を動かしたし、
時間もあるから、車でちょっと寝ようと駐車。起きたときは15日05時でした(爆)。
暗くなり始めに寝たのに、起きたら明るいって…。10時間も車中で寝てしまった(笑)。
残ったカワニナ丸の出動は、沖島と塩津湾東岸だけです。早く行って気楽になりたいなぁ。
搭乗者を募集中。カワニナ丸に乗~るぞっ。心配するから、かあちゃんたちには内緒だぞ。
スギタ - 2011/08/15 (月) 22:02 edit
お疲れさまでした〜。初めて体験した琵琶湖は最高でした!ありがとうございました。
カワニナ採集があんなに楽しくて燃えるものだとは思いませんでした。
さらに、石をひっくり返すと群れてくるヒガイや婚姻色が奇麗な大きなハス等が見れました。
琵琶湖素人の自分が楽しめたのは西村さんのおかげが絶大ですが、天候も多いに関係あるなと
思いました、あれで波がちょっとでもあれば大変な事です、普段悪条件でも採取されているのは、
凄い事だなと感じました。
そして、カワニナ丸に乗る?と誘われて悩んでやめた自分を褒めてあげたいです(笑)
実際に島までの距離を目の当たりにして、断ってよかったと心底思いました(爆)
それにしても、あの、どえらい負傷で潜り続けた西村さんは凄すぎです!
そして、7m以上潜れるというmaikyさんは化け物ですね、自分はまだ耳が痛いです。
最後に、tさん伝説は永遠に続いて欲しいです(笑)