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和歌山県の磯で採集したワニグチボラです。
ボラ科魚類の同定はなおき師範にいつもお世話になっています(多謝)。

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色が違うので別種かと思っていました。私はまだまだボラ道を極められません…。
やっぱり色での同定は使えないなぁと改めて実感しました。

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上から見たところです。海で捕って汽水で飼育しましたがすぐ死にました。
ワニグチボラを汽水で1度も見ていない原因がわかったような。

ボラ科のうち私は、ワニグチボラ、フウライボラ、オニボラ、ボラ、セスジボラ、
メナダ、コボラ、タイワンメナダ、カマヒレボラ、ナンヨウボラ、モンナシボラ
の11種をなおき師範のお陰で確認することが出来ました。
日本には他にナガレフウライボラ、クチボソボラ、アンピンボラ、ヒルギメナダ、
カワボラ、Moolgarda delicatus、Valamugil cunnesiusの7種が見られるそうで、
クチボソボラ、ナガレフウライボラ、カワボラは分布域と生息環境から厳しそうですが、
他は無効分散で流れて来そうなので、いつか紀伊半島で捕りたいと夢を見ています。

コメント一覧

ペイル - 2008/08/11 (月) 01:49 edit

ボラ道いいですね。
今回の採集でセスジとメナダは少し分かるようになった気がします。
次はコボラとタイワンメナダかなぁ・・・。
頑張ります!

西村 メール - 2008/08/11 (月) 23:11 edit

ペイルさん。コメントありがとうございます。
ボラ道は奥深いですよ。数ミリの成育段階で違って見えるので、
それをすべて把握していないとなかなか正確な同定ができません。
成魚だけであれば良いのですけどね。たもで捕れるのは幼魚ばかり…。
頑張って下さい。私もより間違えない同定できるよう精進します。

なおき メール - 2008/08/13 (水) 00:56 edit

ご無沙汰しております。なおきです。
今年は仕事の合間を縫って八重山へ行ってきました。
かの地では縦列鱗数の少ないタイプのセスジボラを探したのですが、ついに見つけることが出来ませんでした。また、分布域とされているだけにモンナシボラは他より多かったのですが、相変わらず無尽蔵に多いコボラの数に圧倒されていました。また別の時期にも行ってみようかと思います。
紀伊半島の方もたまに行っていますが、まあまあの状況でしょうか。
西村さん。アンピンボラとヒルギメナダの無効分散は少々難しいかもしれません。自分はむしろ、長い浮遊生活が可能なフウライボラやタイワンメナダに形態の近いナガレの方がまだ可能性があるんじゃないかと思っています。
ペイルさん。はじめまして。
西村さんが仰っているとおり、採集できるのが特徴を表していない稚魚や幼魚がほとんどなので、同定も自然に奥深いものになります。自分の手で採集して見ないとなかなか特徴はつかめないと思いますので、色々と採集して観察してみてください。

ペイル - 2008/08/13 (水) 02:39 edit

なおきさん
はじめまして。
仰るとおりだと思います。
汽水経験も2年目で少しずつ馴れてきました。
闇雲に採集するだけでなく、今後はジックリと観察してみます。
機会あれば、ボラ道を教えていただけると幸いです。

西村さん
ボラ道精進のために何度も写真を貼ることが多くなるかと思いますが、お許しください・・・。

西村 メール - 2008/08/13 (水) 13:34 edit

なおき師範。コメントありがとうございます。
八重山で見つからなかったものも紀伊半島で私がとっちゃるくらいの気持ちでいます…。
ナガレが無効分散で来てくれたらいいなぁ。これからもご指導よろしくお願い致します。
ペイルさんもボラ道に入門ですか。ようやく後輩が出来た(笑)。