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多景島周辺の岩礁湖岸で9人で採集したタケシマカワニナです。
この種は琵琶湖の多景島周辺の岩礁湖岸にしか分布しないため、
必然的に生息地公開になってしまい、隠せないので例外として書きました。
ビワメラニアの場合は、そういう種類が多くて困ります…。

生息場所は水深2m以下で、まとまって捕れたり、全くいないところもありました。
この差は大きく、場所を見つけられなかったら、いつまでも捕れない感じでした。
今年5月のネットオークションで、貝殻1つが1万2500円で売れていました。
写真から数えたら143個体いました。全て売れたら178万7500円分です(爆)。

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私の分け前の36万2500円分。お金のことはいいとして、図鑑等で想像を膨らますより、
やっぱり実物を見ないと、いけないなと思いました。これまで図鑑等の知識から、
タケシマカワニナはずっーとタテヒダ系だと思い込んでいました。
よく見たら、中段左はナンゴウカワニナやクロダカワニナにそっくりですし、
他のもフトマキカワニナやクロカワニナぽい要素も見つかります。ようするに、
タケシマカワニナはハベ系なのです。S先生もそのようなことをご教授下さいました。

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引っくり返すと、よりタテヒダ系には見えません。
たぶんこれも独立種というよりは、ハベ系の一型としてまとめられるかもしれません。

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3個体ほどピックアップしてみました。よく見ると弱い縦肋があります。
これが顕著な縦肋になると、シライシカワニナということになります。
弱いと顕著の差が、種を分かつほど、重要なものか分かりませんが、
タケシマカワニナとシライシカワニナはとても近い種類であって、
どちらもハベ系であることは、間違いないかもと思っています。

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塩茹で2分。爪楊枝で掘り出しました。胎殻がないっ。
スマートなので雄かもと想像はしていましたが、胎殻も見たかったなぁ。
歯応えは普通で、貝の奥の方が非常に苦い。2つは食べられそうになかったです。

同所的にいたチクブカワニナよりも、タケシマカワニナはちょっと感動が低かったです。
分布が局地的で希少という以外は、あまり興味が持てませんでした。贅沢な意見ですね…。
タケシマカワニナは、ハベカワニナの横筋が強いタイプで、良いのではないでしょうか。

コメント一覧

maiky - 2010/08/02 (月) 10:14 edit

おはようございます。タケシマを改めて写真で見させて頂くとハベ系ですね。採っている時は別に見えましたがこうしてみるとおっしゃる通りですね。白石に比べると確かに感動は低かったです(めちゃくちゃ贅沢です) 金額は船が買えて何時でもいけますね(爆

西村 メール - 2010/08/07 (土) 10:42 edit

コメントありがとうございます。ご返信が遅くなって申し訳ありません。
タケシマとシライシを比較する贅沢は、もう出来ないだろうなぁと思うと寂しいです。