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ファイル 407-1.jpg

琵琶湖の湖岸でsさんとpさんが採集したカドヒラマキガイ(ヒロクチヒラマキガイ型)です。
ヒロクチはカドのシノニムだと思いますが、この写真があまりにヒドイので、
改めてヒロクチとして記事を書くことにしました。関心は低そうだけど…。

ファイル 407-2.jpg
中央のはヒロクチがベースですが、カドが僅かにある中間形だと思います。

ファイル 407-3.jpg
ひらぺったいように見せかけて、思ったより殻高があります。

ファイル 407-4.jpg
軟体部です。関心ない人にはアンモナイトのちっこいので終るなこりゃ。
私にとってカドヒラマキガイとヒロクチヒラマキガイは、
ハベカワニナとフトマキカワニナの関係に近いと思うので少し気になります。


追記 2020年7月3日
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/13235818.2020.1724604
URLの論文によって、カドヒラマキとヒロクチヒラマキは、新種記載通り別種とされました。
ざっくり、丸っこいのはヒロ、角ばったのはカド、中間型はカドのようです。


追記 2020年7月25日
再訂正します。丸みがあるカドヒラマキだと思われます。

コメント一覧

ryu-oumi - 2010/07/01 (木) 18:48 edit

 >関心は低そうだけど…。
カドヒラマキガイは
この夏の私のツボです(笑)
 >思ったより殻高があります
殻高も個体差が大きいですよね~
そんなのを色々探すのも面白い!
そしてココノツデヒトデも
好きな部類です。流石は良いネタお持ちだ~

シゲ URL - 2010/07/02 (金) 00:14 edit

現地で捕ってましたけど、結局理解できず終いでした・・・
並べられてようやくわかるかも・・・です。
しかし、この貝達小さすぎます!(笑)

ペイル URL - 2010/07/02 (金) 22:07 edit

この貝も面白いですが、ひたすら岩をひっくり返して、じっくりと表面を見る作業は初めてでしたが、面白かったです。
イサザの卵だったり、ナマズだったり、今までに見ることが無かったものを見れました。
その経験を与えてくれた、カドヒラマキガイさんに感謝です。

西村 メール - 2010/07/02 (金) 22:32 edit

コメントありがとうございます。

ryu-oumiさん。関心があるのはryu-oumiさんと私くらいかも(笑)。
ビワメラニアみたいに局在分布していたら、もっと気になるんだろうけどなぁ。
良いネタはryu-oumiさんには敵いません。ネタも今年いっぱいで尽きそうですが、
数だけ増やせる虫とかはやりたくないなぁ。水生昆虫は別ですが…。

シゲさん。私もよくわからないよ。ヒメヒラマキミズマイマイが同所的にいたら、
まずヒロクチだと思って誤同定します。カワニナ類はそれなりに大きくてよかった(笑)。

ペイルさん。カドヒラマキガイさんじゃなくて、西村さんだろうっと一応ツッコミ(笑)。
ボサ蹴ったり一辺倒よりは、色々な見方や捕り方は必要だと思うね。

ペイル URL - 2010/07/03 (土) 03:33 edit

もちろん、西村さんには感謝していますよ!(笑)
また、違う場所でもこういった捕り方を試してみます。

西村 メール - 2010/07/06 (火) 00:41 edit

ペイルさん。コメントありがとうございます。
ツバサコハクカノコは同じように捕ったような…。また何か捕れたら見せてね。