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2025年2月15日は琵琶湖と京都府でヤマノカミ君とカワニナ類を採集しました。
1箇所目は待ち合わせ時間よりも早く着いたので、穏やかな湖岸で採集していました。
カワニナ類は殻ばかりで全くおらず。ヨコエビ類とモノアラガイ類の卵塊かな。

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2箇所目はヤマノカミ君と合流して採集。ここは「Hab. Lake Biwa, near Kiyoto.」で、
ヤマトカワニナの模式産地とした場所。相変わらずヤマトがいて良かった。

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3箇所目は水が無かった。カワニナ類の殻もほとんどない。ヒメタニシの死殻は多数。
4箇所目はカワニナ種群(分布的にカワニナかな)だけ。

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5箇所目はハベを狙ったが、カワニナ種群95%とナカセコカワニナ5%くらいだった。
6箇所目はそのまま歩いて移動して某川との合流点。色々と状況が分かった良かった。
道路上でヤマノカミ君と話し込んでいたら、急に拍子木を叩きながら歩く人が出て、
遠回しにここで話し込むな、さっさと帰れと感じた。拍子木はぶぶ漬けと同義だろうか。

7箇所目はナカセコが捕れた。これまでに記録が無い場所だと思われる。
8箇所目はハベを狙っていたが、某工事で底が砂漠で、生物が見当たらない。
その先も覗いて見たが同様。更に先もやってみたかったが、雨も降って来て、
ヤマノカミ君も諦めようという雰囲気だったので終了。今回の採集は事前に、
D.pulicaria君、さわだ君、ささき君に有益な情報を頂きました(感謝)。
ヤマノカミ君には魚関係ではないのに、付き合ってくれて有難かったです。

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5/8箇所で採集。3個体は5箇所目で全てナカセコ。この変異幅は恐ろしい。
産地が違うともっと多様になるので、これは親殻だけで同定するのは無理だと思う。
シンタイプは親殻だけなので、本当は胎殻も使えないのだけど、似た個体を参考にすると、
胎殻は大きくて丸っこくて縦肋が太めなので、そこを拠り所にするしかないのが現状。