2023年12月2日は琵琶湖とその周辺でS. libertinaくんとカワニナ採集しました。
採集編です。風景編の近江中庄駅からS. libertinaくんを乗せて移動します。
学名がハンドルは珍しい。色々と検索すると、S.は Semisulcospira の省略ですが、
原記載は Melania で女性の名前。libertina は女神Venus(ウェヌス=ヴィーナス)の
沿え名で解放女奴隷のようです。うーん。S. libertinaくんの略称が思いつかない。
1~2箇所目は撮影のみ。3箇所目は初めての場所、ドライスーツ、13:38~13:58(20分間)。
アンクルウエイト0.5kg×2は、琵琶湖のカワニナ採集でも、潜りやすいことがわかった。
足が浮かずに少し沈むので、フィンで水面をバタバタと叩かず、推進力が上がる。
潜っても水面へ足が引っ張られる感覚が無く、普通に移動できて浮上時に頭から上がれる。
よって、ウエットスーツに近い動きが出来る。但し、干して乾かすのに2日間は掛かる。
ナガタニシ、タテボシガイ、ササノハガイ、タテヒダカワニナ、イボカワニナ、
サザナミカワニナだと思います。ケショウカワニナも混じっているかもしれません。
動画 https://youtu.be/0gfttawu0Xc
4箇所目は4年前にさわだ君に案内してもらった、クロダカワニナが生息する場所。
了解を得てS. libertinaくんが採集。クロダカワニナはまだ生息していました。
縦肋が確りしているのは、イボカワニナではないかと、その場では思っていたけど、
今見ると何とも言えないなぁ。胎殻を確認したいところ。左下はカワニナ種群。
他はオオタニシとミナミタガイかな。鉄分の付着が酷くてわからないと逃げ口上。
5箇所目はS. libertinaくんが採集。狙っていたタテジワカワニナが捕れました。
6~7箇所目はヤマトカワニナ種群。8箇所目は写真のモリカワニナを捕りました。
トキタマカワニナとオオウラカワニナぽいのもいます。ここで私は岩で滑って、
左手小指付近を強打。非常に痛かったですが、男の子なので我慢(ジェンダーバイアス)。
全ての採集を終えて、S. libertinaくんを駅へ送って、お疲れ様でした。楽しかったです。
家へ帰ってだんだん左手の痛みが強くなる。寝ていても痛みで起きてしまう。
赤くなって腫れてグローブ状になってきた。病院大嫌い男の子ですが、骨が折れていると、
色々なところに報告の必要があるので休日診療へ。折れてませんでした。捻挫全治1週間。
2日経っても少し痛みと腫れで、小指が手の平に着けず、グーとチョキが出来ません。
このままでは、じゃんけんに勝てる気がしないので、早く治って欲しいところです。
3箇所目の胎殻です。左はイボカワニナ、中はサザナミカワニナ、右はタテヒダカワニナかな。
タテヒダはあまり自信がないです。昔ならばイボとして処理していたと思います。