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三重県で採集したヨコハマシジラガイです。
sugiura君に案内して頂きました。以前にオイカワムツさんに教えて頂いた場所と同じで、
K先生も把握されている場所でした。狭くて数も少なそうなので、ちょっと心配になりました。

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岐阜県の感潮域産です。浅い場所は写真下のタテボシガイしかいないのですが、
水深3mくらい潜ると5個体が捕れたりします。それも広い範囲で普通にいる多産地です。
写真と採集日は違いますが同所の動画 https://youtu.be/KtHarQMbcnc
シラウオ、マハゼ、イシマキがいる環境で、二枚貝はヨコハマシジラガイ、タテボシガイ、
ミナミタガイ、ヌマガイ、ササノハガイなども見られます。ヤマトシジミもいると思います。

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三重県の感潮域産です。ピンボケ画像ですね。愛知県では絶滅らしいので、
少し探したこともあるのですが、見つかりませんでした。そのうち捕れそうな気がします。
ヨコハマシジラガイは綺麗な水の流れる浅い用水路で、少数が生息している印象でしたが、
濁った汽水域の水深3~4mで、ぽんぽん捕れるとは思っていませんでした。

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紛らわしい4種類を並べてみました。マツカサはニセ三重中ではないかと、
W君から指摘されましたが、私はマツカサかなと思ったので、そのままにしました。
移入のこととか考えだすと、分布同定も厳しくなるし、二枚貝の同定は難しい。

コメント一覧

どぶがい - 2022/01/22 (土) 06:21 edit

汽水域にもイシガイ類が豊富にいるんですね!マツカサやヨコハマシジラは関東だと採集難易度がかなり高いようで死貝を見つけるので精一杯です。三重県でのマツカサに類似した貝達はなかなかカオスなようですね。

西村 メール - 2022/01/23 (日) 09:10 edit

どぶがいさん。コメントありがとうございます。
イシガイ類の中でもタテボシガイは、一番海に近い場所にいるのと、
うちの水槽も0.2%くらいで元気なので、塩分耐性が高いように思います。
こちらもマツカサは少ないですよ。昨日たまたま捕れましたが…。
琵琶湖のタテボシガイは和歌山とかに移入で入っているようなので、
三重県にニセ琵琶やら入っていたら、もう殻同定は不可能な気がします。