2021年6月27日は琵琶湖でまふゆのうじくんとヤマノカミくんと採集しました。
1箇所目。西村とヤマノカミくんは、某生物を狙って潜る。まふゆくんは見守り。
かなり頑張ったが捕れず。仕方がないのでカワニナ拾い。左が西村、右がヤマノカミくん。
ナガタニシ、ヒメタニシ、カゴメカワニナ、イボカワニナ種群、カワニナ種群など。
2箇所目。まふゆくんとヤマノカミくんが頑張る。西村は休憩。某生物は捕れず。
3箇所目。まふゆくんが頑張る。西村とヤマノカミくんは休憩。某生物は捕れず。
4箇所目。西村だけが頑張る。某生物とカワニナ類を狙っていたがどちらも捕れず。
5箇所目。まふゆくんは浅場で撮影。西村とヤマノカミくんは、深場を探して沖へ泳ぐ。
某生物は水深5~6mくらいから、見られることが多いらしいので、その水深以降を目指す。
普通は岸から沖へ100mも出ると、水深5~6mになるが、ここは2~3mほどと浅い。
もっと沖へ泳ぐしかない。途中で4mほどの場所もあったが、なかなか深くならない。
200mほど沖へ出ると、船が航行する場所まで来た。泳ぐ人がいるとは思わないだろうから、
いつ衝突するかという恐怖が襲う。過去には潜って上がったら、目の前に船がいたことも。
350mほど沖へ出ると、砂から岩に変わって、むしろ浅くなって来た。どういうことだ。
400mでついに足が着いた(えっ!!)。水深1mほどしかない。こんな沖に浅場があるとは…。
ヤマノカミくんは少し離れた同所に立っていた。水深1~3mで50×50mの暗岩(暗礁)だった。
画像は動画の切り抜きで、湖底に立っている状況です。琵琶湖岸から406m沖です。
これ以上に沖へ行くと、戻れるか不安なため、水深5~6mの場所は諦めました。
暗岩でカワニナ類を拾いました。フトマキカワニナですかね。ヤマト要素もあるような。
動画です https://youtu.be/6Yhm_4F04j0
200mほど沖でニセマツカサガイ琵琶湖型ぽい個体を捕っていました。もう少し数を捕って、
406m先の岸へ戻ろうと思い、何度も潜りましたが、タテボシガイしか捕れません。
おかしいなぁ。ニセマツカサガイ琵琶湖型がいるところは、複数が捕れるのだけどなぁ。
もしかして、幻のオトコタテボシガイ(ヒラガマノセガイ)ってことはないよね…。
3人で出水管などを確認するも、確り開いてくれずに、よくわかりませんでした。
タテボシガイ老成個体やニセマツカサガイ琵琶湖型の疑いもあります。
この個体はまふゆくんに譲って、精査をお願いしました。いつかわかるでしょう。
ここでまふゆくんとはお別れ。頑張りましたが某生物は捕れなくて申し訳ないです。
6箇所目。ヤマノカミくんとホソマキカワニナなどを捕って解散しました。
某生物は捕れませんでしたが、謎のイシガイ科が捕れ、暗岩を発見できて有意義でした。
暗岩で捕ったカワニナ類の胎殻です。初めはフトマキだろうと思っていましたが、
フトマキのホロタイプの胎殻とは全く違う。ヤマトやクロにそっくりでした。
右上の個体をよく見ると、ヤマトらしい大きな顆粒が、消えかかっている感じがします。
フトマキというよりはヤマトに近い。ただ、左上はヤマトではほとんど見られない色で、
次体層の縦肋は消えかかっているものの、顆粒が小さくて6個くらいはありそうです。
フトマキでもヤマトでもない暗岩固有種なのか。それとも交雑種群なのだろうか。
暗岩の隅々までサンプリングすれば良かったと、家に帰ってから後悔しています。
また行きたいけど、406mも沖なのと、べた凪しか無理なので、いつになることか…。