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ドライスーツは2020年12月4日に届き、家でファスナーの開閉を自分で出来ました。
12月6日はさわだ君、12月19日は自分、12月26日はささき君、1月4日はオイカワムツさんに、
開閉してもらいました。自分で2/5回の開閉を経験。これまでファスナーにワックスペンは、
2回塗って滑りをよくしています。それがこんなことになるとは思いませんでした…。

1月10日夜は汽水域と淡水域で2回潜る予定。昼寝もして、温水8Lを用意し、準備万端。
1人で170kmほど車を運転して川へ到着。気温-1℃と寒いが、風も弱くて、水も澄んでいる。
川へ入る場所へウエイトやフィンなどを置く。川から上がる場所の近くへ駐車する。
ドライスーツを着る。入る場所へ歩いて行く。ウエイトやフィンなどを装着して入水。
干潮から潮が上がるのに合わせて、川を下から上へ泳ぐという算段です。
ウエットスーツでは何度もやっているので、要領は掴めていて危険性は低いです。
最近はウナギ捕りの夢を見始めていたのと、ドライ2本潜りを試したくて楽しみでした。

ドライスーツを着る前に、発熱インナーを着て、ズボンのポケットにマグマカイロ、
胸にマグマカイロを貼りました。ドライスーツに体を入れて、後はファスナーを閉めるだけ。
右手の力で2/5くらい閉まりました。そこからが進まない。引き紐にタオルを通して、
力任せに引っ張ったら、タオルが千切れてしまいました。ささき君がよくやっている、
トランクのドアストライカーに、引き紐を引っ掛けて、体を動かすと4/5ほど閉まりました。
フルパワーでドアストライカーが折れるかもと思うほど、強く引いてもそこから動かない。
近くにあったガードレールのナットに引っ掛け、思い切り体を動かすと、引き紐の化学繊維が、
少し千切れてしまいました。ここまで20分ほど経つため、ドライスーツ内は暑くて汗だく。
熱中症になる恐れもあります。閉めるのは諦めて、泣く泣くウナギ捕りは中止です。

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ドアストライカーに再び引っ掛けて、仕方がなく開けることにしました。
少しだけ開いたところで、引き紐の金具が跳ね落ちました。えっ!はぁっ?!
こうなると開いた場所へ、右手や頭を通して、ファスナーを広げるしかありません。
右手はどう頑張っても抜けません。頭も抜けずに息が出来なくなって、危なかったです。
もう1人で脱出することは困難です。首と手首の締め付け、発熱インナーとマグマカイロが、
暑くて苦しめます。もう限界です。ドライスーツを来た状態で車に乗って運転し、
ウエイトやフィンなどを回収。車に乗せるだけで暑くてしんどい。お茶は飲んでいるが、
あまり飲み過ぎると、おしっこさんの問題が出る。お腹が痛くなったりしたら最後です。

川岸にシカがいるようなド○○。23時前で近くに人はいない。スマホで近くの交番と検索。
5分圏内に見つかったので移動。駐在所に車を止めて、汗だくなのにマスクをして、
中へ入ってすみませーんと呼ぶも誰も出て来ない。机を見ると不在の名札立てがぁ。
本部へ電話して事情を話しているうちに、駐在さんが出て来た(居留守かよぉ)。
駐在さんに事情を話す。引き紐の無いファスナーは開けにくいようだが動いている。
少しずつ背中が涼しくなって行く。上半身の脱出に成功。ありがとうございます!
どこから来たの? 何をしようとしていたの? など聞かれた。○川でウナギやカニとか狙って、
潜ろうと思ったらと話しました。密漁者の疑念は払拭されたと思います。ふぅ。

汗だくになった服を、駐在所の前で着替え、落ち着きたかったので、車で少し移動して駐車。
スマホを見ると20分くらい前にささき君から、今日潜る場所への助言DMがありました。
すぐにささき君へ電話して、1時間半くらい愚痴を聞いてもらいました。感謝しています。
もちろん愚痴だけではなく、途中からは研究に関する、難しい話とかもです。
素潜り2本分の体力を残していたので、高塩分汽水域を覗いてから、一般道で帰路へ。
道中は気温-4℃だったので、アイスバーンが怖かったですが、無事に2時間9分で帰宅。

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同じドライスーツを持っているさわだ君に、金具の写真を送ってもらい(感謝)、
ラジオペンチで何とか直せました。その後に色々と検索して勉強した印象では、
新しいファスナーはエッジが立っているので、何度も開閉を繰り返し、摩耗で滑らかにし、
その後に毎回シリコンスプレーをした方が良いと。ワックスペンは詰まるので、
使用しない方が良いようです。ファスナーの端っこに、白っぽいのが溜まっていました。
とりあえず、開閉を繰り返して、シリコンスプレーを買って、試してみたいと思います。
というか、1人のときは危ないので、これまで通り、ウエットスーツで潜ろうと思いました。