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三重県の汽水域で採集したスガイです。

ところで、イシマキは一般にはイシマキガイと呼ばれています。
貝類の和名は、ウネナシトマヤをウネナシトマヤガイとしたり、
後ろに「ガイ」をつけるかどうか、色々あって定まっていないようです。
そうかと思うと、マガキとマガキガイは、別の種類なのです。難しいですね。
さて、もうお気付きのように、スガイですが、ガイを抜いたら、
スになっちゃいます。イグサも本来はイなので、ありと言えばありか…。

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オオベソスガイほどべそかいてないのかな。

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岬の先端に佇むスガイ。それを見上げるケフサイソガニ。

コメント一覧

white-wings - 2012/03/27 (火) 22:18 edit

一説には
「フタを酢につけて、くるくる回す遊びから」とあるので、「ス」はまずいでしょうね(笑)。

スガイキンとかあだなあをつけて飼育していましたが、あんま長生きしない気が……。
表面のカイゴロモとかいう藻も、直ぐに落ちてしまいますね。
藻も飼えたら、共生(?)が見れて面白いのですが……。
話はぜんぜん違いますが、家のクサガメは藻だらけでマリモ状態です。

西村 メール - 2012/03/28 (水) 21:36 edit

white-wingsさん。コメントありがとうございます。
スガイキンは長生きしていますが、スガイはあまり長生きしませんね。
汽水域と言っても、塩分がやや高いところに多いため、17‰では低いのかも。
クサガメは史前帰化みたいですが、蓑亀ってイシガイ以外も言うのかな。