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2018年10月7-8日は東京都でカワニナ採集しました。
T.Nagaさん、sugiura君、okfish中村さん、ももの天然汽水さん、さわだ君、ささき君、
S女さんに、西村を加えた8人で魚捕り。そのついでにカワニナも2箇所で拾いました。
左はカワニナ、右はチリメンカワニナと単純に考えていたけど…。

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左からは親に縦肋が無いのに、縦肋のはっきりした胎殻が出ました。
そもそも胎殻で同定できるとは思っていませんが、よくわからないです。キタノかなぁ。

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右からは親に縦肋が有るのに、縦肋のはっきりしない胎殻が出ました。
一番下のだけは縦肋が確りありますが、他はつるつるです。深く考えないことにします。

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さわだ君からカワニナ模式産地の奄美大島産を頂きました(感謝)。
日本産カワニナ科は、皆さんのお蔭で、全て模式産地で採集させてもらいましたが、
カワニナだけは旅費から容易に行ける場所ではなく、後回しに成っていました。
これで全てのトポタイプが見られて良かったです。細かいことを言うと、
チリメンカワニナを残す場合は、横浜でも採集しないといけないのですけど、
チリメンはいずれキタノのシノニムになるということで、函館で捕ったからいいかな。

コメント一覧

さわだ - 2018/10/14 (日) 20:06 edit

今回もありがとうございました。
カワニナ類は難解ですね。
真のS. libertinaやS. reinianaがどの形態のものを指すのかは分かりませんが、関西で見られる形態のパターンをやっと網羅できたかと思ったら、今度は南西諸島で縦肋のあるS. libertinaみたいなのが出てきたり、関東ではチリメンなのかキタノなのか分からないのが出てきたりして、結局何も分からないという結論にしか至りません…笑
 とにかく少しずつ崩して理解を深めていくしかないのでしょうね…頑張ります。

西村 メール - 2018/10/15 (月) 07:12 edit

さわだ君。コメントありがとうございます。
カワニナ採集では何も協力してないけど、魚捕りは楽しかったです。
この関東の個体から、親殻と胎殻の縦肋が不一致することだけは、証明されている気がする。
サンプル数が増えるほど、重複範囲が広がるので、例外は切って捨てるしかないかも。
もうサンプリングは十分な気がする。デスクワークがんばってください。