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和歌山県の汽水域で採集したオオヒライソガニです。
オオヒライソガニとタイワンオオヒライソガニは酷似します。
どちらかわからない幼体は、何度も捕っていますが、同定は困難でした。
比較的に大きな個体を、タイワンオオヒライソガニは捕れて、同定することが出来ました。
オオヒライソガニは、何年も捕れずにいました。今回ようやく捕ることが出来ました。

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夜に見かけて手掴みで捕りました。捕って腹節を確認して、オオヒライソガニだと確信しました。
持ち帰って調べると、タイワンオオヒライソガニの記載論文(Fig. 2. B)の腹節よりも、
尖っているように見えて自信喪失。そこでツイッターの皆さんの力をお借りし(感謝)、
オオヒライソガニで良さそうだという見解に落ち着きました。

ファイル 1219-3.jpg
これを撮れるまで長かったぁ。

ファイル 1219-4.jpg
これは1枚目左上の個体です。
タイワンオオヒライソガニの疑いもありますが、とりあえずオオヒライソガニとしておきます。
このサイズはたまに捕れますが、想像以上にタイワンオオヒライソガニの割合が多い印象です。

コメント一覧

大阪府民 - 2024/02/24 (土) 13:00 edit

大阪湾にもいる?かな?。

西村 メール - 2024/02/25 (日) 20:35 edit

大阪府民さん。コメントありがとうございます。
大阪湾は海なため、成体はいないと思いますが、幼生はいるかもしれません。