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ファイル 1098-1.jpg

富山県の水路で採集した甲殻亜門の一種(未同定)です。
正確には誰が捕ったかわかりません。ドジョウ(クレードA)に寄生しているのは確実です。
カイアシ類かヤドリムシ類と思ったのですが、どうも違うようで未同定となりました。


追記 2015年6月5日
Licht_Nさんにヒル類と教えて頂きました(感謝)。

コメント一覧

サレンダー メール - 2015/06/02 (火) 20:43 edit

こんばんは。

こういうのは見たことないですね・・・

いわゆる寄生虫も自然のものなのですが、居ないのに越した事なのですが。

西村 メール - 2015/06/02 (火) 23:07 edit

サレンダーさん。コメントありがとうございます。
体力的に余裕があるときは、摘まんで外したりするのですが、このときは出来ませんでした。

Licht_N - 2015/06/03 (水) 15:34 edit

血を吸って膨らんだヒル類の腹面じゃないでしょうか。
淡水魚の鰓蓋内に稀に寄生しています。
アタマビル辺りが怪しいですが、寄生性ヒル類の同定は難しすぎます。

西村 メール - 2015/06/05 (金) 00:20 edit

Licht_Nさん。コメントありがとうございます。
この個体はぺらぺらで硬い感じで、体が変形することはありませんでした。
魚捕りしていると、ヒルは割と採集する機会がありますが、こうした個体は見たことがありません。
また、ヒルにある体節の継ぎ目が見られないため、何かわかりませんがヒルとは違うかもと?

Licht_N - 2015/06/05 (金) 09:35 edit

返信ありがとうございます。
気になりましたので手元にあるカワムツの鰓腔から落下した吸血直後のヒル類の標本の写真を撮ってみました。
失礼しますが、おこぼれ掲示板のほうに画像をアップロードさせていただきます。参考になりましたら幸いです。
http://www.tansuigyo.net/ok/ko.cgi?res=97
ドジョウの写真に写っているのは、腹面の体後半と良く似ており、先端の丸い部分は後吸盤でしょう。
血液を大量に吸ったためほぼ伸縮はせず、また体後半部の体節構造は確認しづらいですが、ドジョウの写真からもある程度確認できます。
固定標本なので模様は消失していますが、ドジョウの写真に見られる体側の白斑は生時によく観察でき、この点も一致します。
魚類採集中に良く見られる、体表や鰭に付くヒル類は吸血前なので活発に運動しよく目に付きます。
しかし、吸血中の個体は鰓腔に居り、落下直前のパンパンになった瞬間にしか魚類と共に見つけられないので、採集は結構なレアケースです。
ヒル類はまったく専門ではないので種同定はできておりません。

西村 メール - 2015/06/05 (金) 23:11 edit

Licht_Nさん。ありがとうございます。
ヒルではないと思っていましたが、詳しいご説明と写真を拝見して、納得しました。
この写真で種同定されたら、むしろ疑います(笑)。大変に勉強になりました。
今度は体力に余裕が無くても、なるべく摘まんで外して、撮ってみようと思いました。