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ファイル 1027-1.jpg

滋賀県で採集したイカリムシ科の一種(未同定)です。
寄生されていたのはツチフキ。それを取り去ったのはワムさん。しばらく未同定シリーズです。


追記 2014年10月21日
Licht_Nさんにイカリムシに見える教えて頂きました(感謝)。

コメント一覧

サレンダー メール - 2014/10/05 (日) 21:37 edit

こんばんは。

そういえば、いわゆるよく見かけるイカリムシの正式な和名を知らないですね。

大体黒いイカリムシが多いのですが、このイカリムシは黄色ですね。琵琶湖固有種だったりするかもしれませんね。

西村 メール - 2014/10/07 (火) 00:03 edit

サレンダーさん。コメントありがとうございます。
こういう生物の色は、同定キーにならない気もしますが、たぶんよくいる種類かなと思います。
イカリムシ科の琵琶湖固有種は知られていませんが、もしもそうであれば拡散していそうですね。

Licht_N - 2014/10/20 (月) 19:21 edit

横から失礼いたします。
日本の淡水産イカリムシ科は2属3種(イカリムシ Lernaea cyprinacea、ナマズイカリムシ Le. parasiluri、ヒメイカリムシ Lamproglena chinensis)が記録されてるようです。
ヒメイカリムシは頭部が錨状でなく、カムルチーに宿主特異的な外来種です。
ナマズイカリムシはナマズに宿主特異的で、国内では戦前に長野県からの記載があるのみです。
写真の虫は頭部の形状からもイカリムシ Le. cyprinaceaに見えます(現状の分類では)。イカリムシの宿主特異性は極端に低いです。
またその場合、ツチフキは新宿主記録の可能性があります。

西村 メール - 2014/10/21 (火) 21:38 edit

Licht_Nさん。コメントありがとうございます。
詳しくご説明に感謝です。こういう小さな生物は、隠蔽種がうじゃうじゃいるイメージがあり、
普通のイカリムシだろうけど、断定するのは止めようと、逃げて未同定にしたこところもありました。
先日のカイアシ類やこの度のイカリムシ、Licht_Nさんは同定できる方が少ない生物群に、
とても精通されていて凄いですね。こうした類の話は好きなので、奥深さにワクワクしました。