2013年8月31日にオイカワムツさんと琵琶湖へ素潜り採集してきました。
30日夜の天気予報を見ると、台風と秋雨前線の影響で、31日昼から数日は荒れる予報。
こりゃもう今行くしかない。お盆に一緒に行く予定で、ダメになったワムさんへ電話する。
今から行くぞっ。先週の私は南湖だったので、綺麗なところに潜りたい。そんな欲求が充満。
02時45分頃に琵琶湖(北湖)へ到着。1箇所目はウナギ狙い。05時15分頃まで潜る。
その結果は写真掲示板へ近々。夜が明けて地図で適当に場所を決めて目的地到着。
何だか見覚えがある場所だけどまぁいいか。ワムさんは車で仮眠。私も徹夜で眠いが、
潜りたい欲求は抑えられず。2箇所目。海パンで入って気付く。やっぱりここ既採集場所だ。
それでも胴長では捕れない、潜ってこその種類が捕れて、なかなか良い成果が出ました。
南湖と違って、成果が出なくても、水が綺麗で、生物は豊富なため、癒されて楽しいっ。
3箇所目。写真の場所へ。ここは魚採集で何度か行ったことがあるのですが、
毎回突っ込み入れています。キャンプは出来るんだねと。でも発音はキヤンプで良いかも。
これで連想するのはキャノン。こちらはキヤノン表記で、キャノン発音が正しいようです。
きゃりーぱみゅぱみゅは、実はきやりーぱみゆぱみゆとか、そんなの無いよね…。
浜に到着。この日はだいたい水温27℃くらいで、気温も24℃くらいあって楽でした。
潜ります。水草が多く、100mは沖に出ても、まだ浅くて、つまらないので、すぐに終了。
4箇所目。ちょっと風が強くなって、琵琶湖が荒れてきました。岸は波が叩きつけるので、
護岸から琵琶湖へ飛び込んで入水。こんなことが出来るのは、水温が高い夏だけです。
底の方が泥濁りで、どうしようもなく、底の見える綺麗な場所を求めて、泳いで移動。
波は更に高くなり、ぜんぜん進まないし、シュノーケルでの呼吸時に、水が入ってむせる。
ワムさんは以前に波酔いしていたので、何度も大丈夫かと尋ねるが、問題ない様子。
水深4~5mへ潜ると、ナガタニシがいた。家で飼育中なので、捕る必要はないが、
つい手に取ってしまう、不思議な存在感(写真右)。このナガタニシは琵琶湖固有種で、
最も浅いところで捕った個体は水深約2.5m。通常は4m以深でしか見られない。
ワムさんにはナガタニシを捕ったら、琵琶湖の素潜り一人前と言ってあった。
ここらあたりにナガタニシいるから捕れ。ワムさんに言う。底まで水深約4.5mの場所に、
ワムは挑戦するが、2.5mも潜ると耳が痛いと浮上。うまく耳抜きが出来ないらしい。
ちなみに、私のマスクは鼻のところが硬くて、鼻をつまんでの耳抜きは出来ません。
それでも潜れるのは慣れかなぁ。ワムさんは何度繰り返しても、底まではいけない。
浮いて見守る私も、波に煽られて、吐きそうになるほど、波が高くなってきた。
私が潜る。ナガタニシを見つけた。ピンポイントで、ここにいるから、捕って来いと言う。
ワムさんは潜る。耳の痛みに耐え、苦痛そうにナガタニシまで到達し、掴もうとしている。
もう少しだ。早く掴んで浮上しろっ。4~5回くらい掴み損なって、諦めて浮上した(残念)。
その後も、このあたりにナガタニシがいると、私が湖底を指差すが、ワムさんの体は、
向かってくる波に抵抗する力も無くなったようで、どんどん岸の方へ流されて行く。
浅いところにも、ナガタニシがいるかもしれないと、私が水深約3mを探すが、全くいない。
これ以上は無理かなと思って、打ち寄せる波に、流されるかのように岸へと戻った。
結局ワムさんは捕れなかったが、あの高波の中で、何度も挑戦し、頑張ったと思います。
私が捕ったナガタニシは逃がしました。今回は時間の都合もあって、これで終わりです。
09時半頃に琵琶湖を離れます。写真は琵琶湖流入河川。普段は左から右へ流れますが、
高波の影響で逆流していました。奥の護岸に当たる白波は、左方へ向いています。
私にとっては、久しぶりに、ゆる~い琵琶湖でしたが、徹夜ということもあってか、
帰って雑用し、16時頃から約12時間も寝ていました。高波は思ったより体力使うのかも。
北湖は未採集地域の方が、多くなった気も。そろそろベリーハードは必至な、
奥びわ湖パークウェイからの崖下りしないといけないか。やっぱり山は嫌だなぁ…。
maiky - 2013/09/01 (日) 22:04 edit
こんばんは。
ナガタニシカッコいいです!
多分カゴメが隣にいても最初に採るでしょう(笑