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ファイル 8-1.jpg

川の中流域で主に見られるヒラタドロムシの幼虫ですが、
写真の個体は愛知県の河口域で採集しました。流木にくっ付いていました。
そこはたいてい塩分10~20‰程度の場所でアサリも捕れます。

中流域から流されて来たのでしょうが、
汽水環境でしばらくは生きられるようです。
ヒラタドロムシも汽水生物だっーとは言いませんが、
汽水域にはこうした面白さが溢れています。

このヒラタドロムシも一時的に海に出て隣の川へ流れ着き、
そこを遡れば分布拡大していることでしょう。
河口堰なんてあるとこうした自然な移動は阻まれます。
もっともヒラタドロムシの成虫は飛行できますが、これが魚だと別ですね。

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