2022年9月10日は琵琶湖でさわだ君とカワニナ採集、11日はmaikyさんとうな潜りしました。
1箇所目。待ち合わせ時刻の30分ほど前に到着したので、1人でカワニナ採集しました。
日中は石や消波ブロックの裏に隠れている個体が、夜になると上へと這い出てきます。
特にヤマトカワニナ系はその傾向があって、とても捕りやすくなります。
ここはトキタマカワニナが多く、ヤマトカワニナが少し混じる程度でした。
さわだ君が到着。ウナギはいないと思うけど、やすを持って入水。さわだ君は徒手採捕。
海パン、10日19:35~20:22(47分間)、387m遊泳。先週末にハリーさんへお貸しして、
大量の水が出て来た水中ライトに、防水ゴム部分へグリセリンを塗って隙間を無くし、
使って見たところ、5分くらいで暗くなって浸水。水を抜くとしばらく使えましたが、
何度も消えかかるので、別の水中ライトと交換しました。これはもう駄目でしょう。
ウナギは全く見られないので諦めて、カワニナ採集に切り替えようと岸へ近づいた時に、
やすで右足脹脛あたりを誤って刺して出血。ダイビング用ソックスも貫通していました。
こういう怪我には成れているのでカワニナ採集を続行。写真はその時に捕った個体。
ホソマキとタテヒダの中間型、ハベ、ヤマト、トキタマという感じでした。
2箇所目。海パン、10日21:15~21:45(30分間)、298m遊泳。さわだ君はドライスーツ。
ここは狙っている種類がいて、それだけを探し続けましたが、私は捕れませんでした。
左が私の成果ですが、6個体は目的の種類ではないです。右がさわだ君でこちらも捕れず。
この採集で琵琶湖淀川水系調査は402箇所で、そのうち潜水は200箇所となりました。
余呉湖3+北湖179+南湖11+内湖5+瀬田川2=200箇所潜り。瀬田川を増やしたいなぁ。
動画 https://youtu.be/8Gpexr_g6ns
3箇所目。今年3月に何も捕れなかったが、昔に興味深い個体が捕れていたので、
時期を変えて再び狙います。岸沿いを歩いて探してみる。すると右足に激痛(イタイ!)
コンクリートの破片から錆びた針金が飛び出し、それがサンダルを貫通して右足裏に刺さる。
引き抜いてからはあまり痛くなく、またよくある怪我だと流そうと思っていたら、
さわだ君から破傷風の心配をされる。錆びた釘とかは危険。病院へ行った方がいい。
ワクチンを打った方がいい。体験談も説明してくれる。最悪は死ぬこともあるらしい。
とても不安になる。ただ、病院が大嫌いなので、この場での判断は持ち越すことにした。
4箇所目。さわだ君の案内でトキタマカワニナの模式産地へ移動。
記載論文にある場所と少しだけ違いました。記載論文の場所はヤマトがほとんどでした。
00時も過ぎて解散となりました。さわだ君お疲れ様でした。楽しかったです。
その後にmaikyさんと合流。5~6箇所目はウエットスーツでうな潜りして帰宅となりました。
左は1箇所目のタテヒダ、中央は2箇所目のハベかなぁ、右は4箇所目のトキタマ。
11日夜にさわだ君から足のお怪我お大事にとあって、もうこれは病院へ行くしかない感じに。
私は大丈夫だと思っても、心配してくれる人を、安心させるためにも行くしかないです。
ちなみに、やす(これも鉄錆)で刺したところは化膿して痛くなっていました。
病院へ行きました。受付整理券入手→受付→整形外科→症状記入→外科へ行けと→
2階へ移動→再び症状記入→看護師問診約20秒→医師診察約45秒(目視のみ)→1階へ移動→
セルフ精算機→注射約45秒。約1時間55分。これで医療事故は起こらないのだろうか。
沈降破傷風トキソイドの注射は、コロナワクチンの何倍も痛かったです。それも10分くらい。
子供の頃に4回もよく我慢したと思う。翌日に副反応なのか歯痕舌が出来て少し痛む。
それでも落命の危機を脱したのであれば良かったです。病院はしばらく行きたくないでーす。
さわだ - 2022/09/17 (土) 06:49 edit
今回もお世話になりありがとうございました。
トキタマとヤマトの分布がどうなっているのか、もっと調べたくなる採集でした。狙っていた種は琵琶湖のカワニナの中でも情報が不足しているので、もう少しサンプルが集まったら着手しますね。
足のお怪我は通院されて良かったです!