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2022年9月3日は琵琶湖でハリーさんと潜りました。
細かく書くと長くなるのですが、7月30日に道具を貸しますので、一緒に潜りましょう、
という話から始まり、ハリーさんがマスクを発注して、出品者の遅延で1箇月近く掛かり、
ようやく決行できると思ったら、ハリーさんの車が壊れて、行けないという連絡があり、
このままでは10月に海パン潜りになりそうなので、私が送迎することになりました。

コロナ禍になってから、生物関係者を助手席に乗ってもらうのは、初めてです。
3日朝に薬局へ行き、 医療用抗原検査キット1980円を買い、陰性を確認しました。
ハリーさんは無料検査所で陰性。もう少し早ければ私も近くで無料検査が出来たのですが…。
お宅へ伺って車へ乗って頂いて、お互いにマスク着用。これ抗原検査の意味あるのかなぁ。
まだ夏ということで、私の困った過敏な鼻が、臭いを感じてしまい、運転に集中できず、
窓を開けて走行。頭の中で悶え続ける。我慢できずに途中で着替えてもらってすみません。

1箇所目に到着。ハリーさんがマクスを着けるが、空気が漏れるらしくてしばらく調整。
マスクのスカート部分が普通より長いのと、髭を剃って来ていないので、密着が悪い感じです。
マクスは顔へ吸盤のように付くので、髭があると浮いてしまって、うまく着きませんし、
スカート部分が長いために、髭部分までかぶさって、って当たり前のように思って、
意識もしていないことが、初めての方はわからないのだと、今更気が付いて後悔しました。

雲行きも怪しくなり、マナーの悪い遊泳者がいるのか、警察も来て物々しくなって来たので、
スカート部分と髭はどうにもならないので、とりあえず琵琶湖岸へ移動しました。
マスクと顔を濡らして、10分近く試されて、密着できるようになったようで良かったです。
シュノーケリングの泳ぎの方は、すぐに慣れて上達が早いなぁと感心しました。
潜る方はまだ難しいようでした。1箇所目、海パン、15:56~16:25(29分間)、282m遊泳。
二枚貝を探しましたが捕れず。写真はフトマキカワニナとホソマキカワニナです。

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2箇所目へ移動。対岸は積乱雲がうごめいて稲光が凄い。さっさと二枚貝を捕りましょう。
ここは水深2.5~3mでタテボシガイが容易に捕れる場所です。私がすぐに捕る。
岸を見るとハリーさんはまたマスクと格闘中。何とか密着したようだが、今度は潜らない。
シュノーケルの水の排出がうまく行かないようで、私は言葉で伝えるが、自分でやってみて、
コツを掴むしかないだろう。5回くらい潜ったそうですが、二枚貝は捕れずに暗くなって終了。
2箇所目、海パン、17:01~18:17(1時間16分間)、519m遊泳。写真はフトマキカワニナですが、
右のはヤマトカワニナかもしれないし、交雑しているかもしれないです。

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ヌマガイとタテボシガイです。カイビル類も見られました。

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3箇所目。軽くカワニナ捕り。3個体はハリーさんが捕った個体。
左はチクブカワニナ、中央はトキタマカワニナ?、右はハベカワニナ。

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4箇所目はやす潜り。ハリーさんは岸沿いを右へ。私は左へ泳ぎます。スマホ地図を見せて、
この場所から折り返す(180×2=380mの距離)のですよ。地形を必ず覚えて下さい。
40~60分(ハリーさん時計装着)で戻ります。確り伝えて入水。私の進んだ左方向は、
釣り人がいて短距離で引き返し。4箇所目、海パン、21:11~21:44(33分間)、775m遊泳。

ハリーさんは大丈夫かなと探しに行くと、折り返し地点へ泳いで行ってもいない。
笛を鳴らし、耳を澄まし、ライトの明かりを探すが、近くにもいないようだ。やばい。
道路へ出て探す。折り返し地点よりも向こうの方から、ライトの明かりが見えた。
どこまで行ってんだ笑。地図を2回も見せて確認したのに…。心配するからね。
泳ぎは大丈夫そうなので、1箇所目から比べると、随分と上達したと思いました。
結局は100分くらい泳いで、900mくらい泳いだ感じですかね。生きて戻って良かったです。

二人とも成果は無し。私はナガタニシ属の一種がいたので、それだけを捕りました。
これまで捕った中で、一番浅い(水深約3m)ところにいた個体だと思います。
この種類はこちらの論文で、竹生島で発見されましたが、琵琶湖に割と広くいる感じです。
動画です https://youtu.be/CFKo70Jzono ハリーさんお疲れ様でした。楽しかったです。
睡眠4時間余り、走行距離260km余り、帰宅して雨の屋外で、2人分を水洗いでびしょ濡れ、
水中ライトを開けたら大量の水。これでよく100分も点いていたなぁ。寝れたのは04時過ぎ…。

コメント一覧

どぶがい - 2022/09/05 (月) 07:42 edit

マスクとは何のことかと思いましたら潜水用のアイテムでしたか、、僕は殆どカナヅチですのでシュノーケルの使い方以前の問題で挫折してしまいそうです(汗)水に入ること自体は好きですので、久々にイシガイ類探しをしたいですね~

因みに僕はもう1つのマスクは仕事の時以外は着用しなくなりました。5月頃から電車でもスーパー等の買い物でもマスクを外すように心がけています。マスクは保湿と花粉症の軽減というメリットはあるとは思いますが、酸欠と熱中症のリスクがあります。何より国内ではマスクしろと国民に呼びかけておきながらいざ海外では高齢者のバイデンやローマ教皇の前ではノーマスクという岸田首相の矛盾した言動を見せつけられたのでコロナ茶番には付き合わないことにしました。

PCR検査も矛盾だらけですので、極力受けるべきではありません。生き物と無関係の話題で長々と失礼してしまいましたが、コロナを過剰に怖がっているといつまで経っても終息しませんので…

西村 メール - 2022/09/05 (月) 20:44 edit

どぶがいさん。コメントありがとうございます。
コロナ禍以前に私の中でマスクと言えば、ダイビング用マスクでした。ダイビング用を省略しているので、紛らわしいかもしれませんが、今よく使われているのは、家庭用マスクなので、これも省略だと思います。

水泳とシュノーケリングは別物です。水泳が苦手な方もシュノーケリングは出来ます。もちろんカナヅチな方でも出来ます。人は沈まないので浮いて下を向いて、口呼吸していれば良いだけです。私が初心者の頃は水泳に自信があったので、シュノーケリングは出来ると思っていたら、水を大量に飲んで息も出来ずに溺れかけました。そのため泳げる泳げないは、シュノーケリングに無関係です。ただ、シュノーケリングで泳ぐのは誰でも出来ますが、潜るのはそれなりの練習と経験が必要になります。

コロナに関しては個人的に思うところはありますが、感染症の専門家でもないですし、論文や報文を1つも読んでおらず、日淡やカワニナのように根拠のある判断が出来ません。それとコロナに対する考え方の違いで、2回ほどトラブルになったことがあり、自説の正誤で争うことはやめました。それは心に閉まって、尖らず周りに合わせて、楽に生きています。自説に信念を持って行動に移す方を否定はしません。私が日淡会を開設した当時は放流万歳でしたし、それを否定したら叩かれたり、色々な攻撃も受けましたが、現在は逆になっていますね。そうなるのかなぁ。

どぶがい - 2022/09/06 (火) 07:58 edit

<自説に信念を持って行動に移す方を否定はしません。>暖かいお言葉ありがとうございます。ニュートラルに見てくださりありがとうございます。生き物屋の方々は権威やエビデンスを非常に重要視している方が多いと思いますが、時には論より証拠だと思っています。

検査を例に出しましたが、9月に入ってからはさすがに有料化するところが多くなってきましたが、無料で検査する上に陽性反応が出たらクーポン券付けたり保険金出したりはどう考えても変です。意図的に陽性者を増やして保健所やコロナ病棟を忙しくしているように見えます。それと陽性=感染ではありません。ウイルスの死骸に反応するようですし、PCRはインフルエンザやアデノウイルス(夏風邪)にも反応するようです。老衰や末期ガンで亡くなられた方が陽性反応になった場合もコロナ死にカウントされるようです。

そもそも2020年の日本での死者数は2019年よりも9千人少なかった位です。例年肺炎球菌で亡くなられる方はコロナ(武漢株)よりもずっと多いのです。因みに欧米に比べて日本での被害が少ないのはアジア人はコロナに対し元々免疫を持っていたからではないかと云われています。今、日本が感染数トップに躍り出ている要因としては過剰な検査やコロナワクチンによる免疫低下が指摘されています。イギリスの公式データでコロナワクチンは打てば打つほど免疫が低下する危険性が指摘されています。https://ameblo.jp/nikichi0901/entry-12753239653.html
僕も2回打ってしまったので、重曹、亜鉛、納豆等でデトックスを続けています。

ワクチンやPCR等のコロナ対策費用に兆単位の税金が使われてしまっているようですので、僕は他人事ではいられません。

自説というよりもご自分のお立場を危険に晒してでもコロナ対策の矛盾を訴える宮沢先生、長尾先生のような良心的な専門家の見解・意見に耳を傾けるようにしています。

時代によって正義が変わるとはいえ、今は一度飼育した魚を元の生息地に戻すのも憚られますものね。右へ倣えというか当時西村さんを攻撃した人達は人任せで自分でものを考えることが出来ない残念な人達だったんでしょうね。お隣の韓国ではワクチンは訴訟問題になっています。

西村 メール - 2022/09/06 (火) 19:20 edit

どぶがいさん。コロナの件は先述のように、自説を記して争ったり、感化させようとは思っていませんので、これで終わりにさせて下さい。すみません。次は日淡や二枚貝の話題で、楽しくやりとり出来ればと思っています。

ハリー メール - 2022/09/06 (火) 20:37 edit

西村さん、改めまして先日は大変お世話になりました。
車の送迎、道具の貸与、様々なアドバイスと色々骨を折って下さって有難うございました。

噂?に聞いていた西村さんの鼻の感度は凄かったです。
自分が鼻が鈍い方なので余計申し訳ないなと思いました。

マスクの装着は苦労しました。
髪の毛を挟んでいけないのは何となく分かっていましたが、髭は盲点でした。今度からは髭を剃るようにします。

呼吸を始め泳いだり潜ったりについては、色々訓練が必要だなと感じました。
昨日まで猿だったものに、「今日からお前はイルカになるのだ!」と言っているようなもので、生命の危機を猿の本能的に反応するのを理性で抑制するのは訓練が必要だと強く感じました。精神的なものを含めて。

潜った後の呼吸(肺に水を入れない、パニックになって立ち泳ぎしない等含む)が当面の課題です。
そこはしばらく時間をかけていかないと直らないと思いました。

4か所目は色々すみませんでした。
ターンする場所を教えて頂いていたのですが、泳ぐのに必死で周りを見る余裕もあまりありませんでした。
戻る時に突然懐中電灯が消えてパニックになりかけました。たまたま岩の近くだったので、岩にしがみつきながら懐中電灯をいじっていたら復活してホッとしました。
「夜の琵琶湖の雰囲気が怖い」という話もあったのですが、そんなことを考えたり感じてる余裕もなかったのは良かったこと?なのかもしれません。

貴重な体験させて頂いて有難うございました。
色々と克服すべき課題もありますので、気長に少しずつやっていけたらと思います。

西村 メール - 2022/09/06 (火) 22:56 edit

ハリーさん。コメントありがとうございます。
琵琶湖に潜るだけなら、もっと早く簡単に物事が進むと思っていたので、そんなことないよと7月30日の自分に教えてあげたいです笑。
嗅覚過敏なんていう括りもありますが、ネットで調べる限りは少し違う特性なので、理解が得られ難くて困ることも多いです。
ヒトは安全を確かめる際に地上では立ちますが、水中のシュノーケリングで立つのは危険で、うつ伏せか仰向けです。長年身に付いた地上での反射的な行動や本能が、水中だと違うんだよと切り替えるのに苦労するのだと思います。逆に水中にいるヒトは、うつ伏せか仰向けで安全を確かめ、危険な目に遭うことでしょう笑。
やっぱり懐中電灯は消えたのですね。水が入る可能性があるので、重くなったら確認して下さいと伝えたのに、普通に開けたら水満タンでした。確りスイッチをねじっていない場合に、水が入りやすいのかなと思っています。水中ライトの浸水や接触不良で消えることは、たまにあることなのですが、たぶん私はそれも当たり前と考えていたことなんだと思いました。もっと確り伝えておくべきでした。今回は水出ししなくても、完全に消えなくて良かったです。
雰囲気が怖いのはなかったようですが、それは勇気と慣れが必要なので、初めから出来ることは凄いことです。もうすぐウエットスーツやドライスーツの時期に入るので、道具がないならば次は来年7月下旬くらいになりそうですね…。

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