2018年3月15日にこちらの情報から、非常に興味を持ちました。
竹生島の素潜りは過去に問題もあり、軽い気持ちで行ける場所ではありません。
そこで竹生島の環境に近い場所、すなわち岩礁・岩石湖岸で、探すことにしました。
2018年5月26日、8月5日、8月12日、8月18日に採集を試みました。
この貝に関する論文が出たという話を教えてもらい、検索してみたところありました。
写真は2018年8月12日に捕った個体。FIGURE 1の Heterogen sp. に似ています。
公開された写真や他の情報から、論文の種類と同じだと思っています。
お蔭様で目的達成していました。ご協力下さった方々、ありがとうございました。
●ヒメタニシ Sinotaia quadrata histrica (Gould, 1859)
●マルタニシ Cipangopaludina cf. laeta (Martens, 1861)
●オオタニシ Heterogen japonica (Martens, 1861)
●ナガタニシ Heterogen longispira (Smith, 1886)
●ナガタニシ属の一種 Heterogen sp.
ナガタニシ属が3種類になっています。新種記載される日を楽しみにしています。
追記 2022年11月19日
「琵琶湖の生物はいつ、どこからきたのか?」による仮称に従って、
ナガタニシ属の一種からイワトコタニシへ変更しました。