2014年11月15日はmaikyさんと芦ノ湖でハコネカワニナ(=ヒタチチリメンカワニナ)採集です。
芦ノ湖それは最強の湖。2011年5月22日の午前にタロベエさんと2人で攻め、
濃霧・強風・高波・樹雨で全く捕れず退却。午後に2人加勢して頂き、4人で再び攻めるも惨敗。
芦ノ湖の車で普通に入れる所は、ほとんど見たつもりなので、もうハコネは絶滅かと思われた。
その後にネット検索やおこぼれ掲示板の投稿で、芦ノ湖にハコネがまだ生息することが判明。
詳しくは次記事で書くことにするが、ハコネはチリメンカワニナとは別種の可能性が高い。
それを私は捕っていない。ハコネを捕らないと、日本産カワニナ科がコンプリートできない。
これはどうしても捕らねばならぬ。そう思い続けて来た。どうせ行くのであれば、
タロベエさんとリベンジしたかったが、色々な都合もあって、なかなか行けずにいた。
いつ行けるかわからないのはもう嫌だ。11月15日に芦ノ湖の隣の小田原で魚類学会があり、
スギタさん親子にも長く会えておらず、とても不義理で申し訳なく、丁度良い機会だと考え、
1人でも行くことを決めた。それをmaikyさんに話すと、同行して下さると。非常に心強いです。
しかし、2011年に粗方の場所は探しているため、どこを探して良いのか、ほとんど当てがない。
maikyさん説では、タロベエさんが原因では?ということだったので、妙に納得してしまった(爆)。
そおか。タロベエさんと一緒に行って、いなかった場所でも、maikyさんとならばいるかも。
02時10分頃(名古屋)→遠州森町PA休憩→道を間違え遠回り→04時55分頃(芦ノ湖)。
2時間45分で到着。芦ノ湖は遠いイメージだったが、順調ならば2時間半も掛らない場所かもね。
1箇所目。気温は1℃。湖面からは水蒸気。岸には霜。めっちゃ寒い。ハコネは全くいない。
やっぱりmaikyさんの力を借りてもダメか。2箇所目。ここは4人で探して捕れなかった場所。
雰囲気はいそうな場所だったので、とりあえず立ち寄った。あっ!!カワニナが石に付いてるっ。
これはハコネだ!!キター!!!でも殻がやや壊れていて、見栄えはあまりよくない。2個体目を探す。
本気で探したがその1個体だけ。maikyさんはゼロ。捕れただけでも前よりは良かったか。
雌が持つ胎殻が見たいので、最低でも5個体以上は持ち帰りたい。この調子で次だ次っ。
3箇所目。2011年にちょっとだけ離れた場所で、タロベエさんと探したがいなかった。
捕れないだろうけど見ておこう。湖を覗くといきなり複数個体が見つかった。ありえねぇ(驚)。
捕りたい放題。写真はmaikyさんが捕ったハコネです。満足できる個体数が捕れた(ヤター)。
しかも、今まで見て来たチリメンとは明らかに違う。やはりこれは別種だなぁと感慨深い。
芦ノ湖を40分で攻略。難攻不落と思われたのに、あっけない陥落。カワニナ科を征服(高笑)。
2011年になぜ余儀なく撤退したかを改めて考察する。やはりアレしか思いつかない(爆)。
それを検証するべくここへ行く。2011年にhさんがカワニナがいると教えて下さった手堅い場所。
タロベエさんと行き、胴長で入るも、貝殻すら見つからず、無念の退却した苦い思い出が蘇る。
着いて岸から眺めると、胴長も履かず、すぐに見つかった。うそだろぉ~。一気に疲れた(頭痛)。
ここで結論。maikyさんと2人で行くと、目的のものが捕れる確率が、格段に高いけれど、
その逆でタロベエさんと2人で行くと、目的のものが捕れる確率が、格段に低いという事実。
理由はよくわからないが、タロベエさんの-100点の採集力は、またも実証されてしまった。
ただ、捕れないことがあるから、捕れると嬉しいので、タロベエさんの存在は偉大である!!!
芦ノ湖があっさり終わったので、2時間半も前倒しで、神奈川県の川で採集。魚類学会へ参加。
静岡県の川でスギタさん親子と採集。23時30分頃に名古屋へ到着。皆さんお疲れ様でした。
タロベエさんも含め、皆さんのお蔭でハコネを捕ることが出来ました。ありがとうございました。
white-wings - 2014/11/17 (月) 20:51 edit
15日は寒い中、採集お疲れ様です。
ガクさんより、「西村さんに会えるかもよ」とお誘いいただいていたのですが、
初猟の日のため(white-wingsは狩猟もやってる)、お都合が合いませんでした。
機会が合いましたら、是非ご一緒させて下さい。
あ、でもカワニナは…(笑)