三重県の汽水域で採集したエゾキセワタ属の一種です。
左がエゾキセワタ属の一種で、右がキセワタです。同所的に半々程度いました。
何年か前から確認していますが、たいてい半々なので、同種の黒い個体かと思っていました。
ヤミヨキセワタはもっと黒くて、塩分が高い場所にいる印象でした。
メナシスト君に教えて頂いたところ、これは未記載種の疑いがあるようで、
在来か外来かその他の詳しいこともわからないため、未同定とはしませんでした。
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汽水域で採集したカワザンショウです。
左から3番目は三重県産で、その他は愛知県産。カワザンショウは汽水域でよく見かけますが、
ブログでの登場が遅くなったのは、類似した種類が多くて、私には同定が難しく、
本当にこれがカワザンショウなのか?、というの状態で止まり、放置状態でした。
それだといつまでも出せないので、とりあえず分かり易い個体だけ出しました。
三重県の汽水域で採集したカニノテムシロです。
某所で捕った瞬間に、あっと思いました。この貝だけを握り締めて採集を終了して撮影。
家へ帰り「干潟の絶滅危惧動物図鑑」を見たら、やはり和歌山県以南に分布のようです。
北限更新したかと思ったら、K先生によると、過去に同じ地域で、記録があるそうですが、
近年は見つかっていなかったそうです。関心の無い方には、これ何も伝わらないですね…。
汽水域で採集したホソウミニナです。
どこで採集した個体か忘れてしまいましたが、汽水域ではよく見かける巻貝です。
ウミニナとよく似ていて、識別点が微妙な個体もいるため、同定に自信は持てません。
愛知県の汽水域で採集したフトヘナタリです。
死殻かと思って引っくり返したら生きていました。かなりの老成個体だと思います。
これ色も形も違うように見えますが、全てフトヘナタリだと思います。
更に同所にはヘナタリ、カワアイ、ウミニナ、ホソウミニナなど、
同様によく似た巻貝が、多様に見つかるので、私は混乱するばかり。
追記 2010年4月27日
k先生によると写真2枚目の左2個体は、ヘナタリだと教えて頂きました(感謝)。
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