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茨城県で採集したヒダカワニナ Semisulcospira sp. cf. forticosta です。
ここここここを参照。주름다슬기で画像検索すると似た殻形態のがヒットします。
今のところ茨城県からだけ報告のある、韓国からの外来生物だと思われます。

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胎殻です。日本産カワニナ属貝類でこんな緑色で極小なのはいません。
どうして侵入したのかわからないですが、これ以上は広がらないで欲しいです。

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兵庫県北部で採集したカワニナ属の一種(K2)です。
Morita et al. (2023)Semisulcospira kurodai K2 とされている種類だと思います。
クロダカワニナの隠蔽種です。捕った時の印象は、幼貝の暗色帯が目立つ、
成貝の縦肋が体層まである個体が多い。これはK1やK3の変異幅に内包されます。

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胎殻です。K1と比べると、やや大きくなるまで保育し、暗色帯が太く濃くてにじまず、
2帯ある個体も見られる。この特徴はK3とほぼ同様。K4の胎殻はどれとも異なる。

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先日の3箇所目です。少し洗って特徴が見やすくなりました。
この中にカワニナ種群が3個体います。わかるかなぁ。

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琵琶湖で採集したヤマトカワニナです。
過去に記事化していますが、チクブカワニナぽいので、改めて新記事にしました。
ヤマトの模式産地は「Hab. Lake Biwa, near Kiyoto.」とされています。
京都の近くの琵琶湖は大津市中心部あたりだろうと思います。この個体は浜大津産です。

2010年11月28日に撮影したものですが、この頃はまだ試行錯誤中でした。
黒背景か白背景か。これは白背景の方が良さそうだということがすぐに分かりました。
平な場所へカワニナ類の殻口を手前にして置くと、殻頂が奥へ倒れてしまい、
下からのあおり効果で、殻口が大きく、殻頂が小さく見えます。
そこでタオルの上へ置き、殻口(体層)を少し押し込み、殻頂をふんわり乗せることで、
正面から見た形態が正確にわかるよう、撮影ができるようになりました。

胎殻はカワニナ類を1分ほど茹でて、爪楊枝でサザエのように回しながら取り出します。
胎殻が見られたのならば、白色の小皿に軟体部を置いて、爪楊枝のこけし飾りの部分で、
かき出すようにします。そして親殻を左側へ置いて、撮影するようにしました。
文献で胎殻の写真はたいてい大きめの1個体だけです。この場合は執筆者の選択が生じます。
自説に都合が良い胎殻が選ばれ、例外的な胎殻は無かったことにされる疑いがあります。
私の撮影方法は全ての胎殻が確認でき、数や親殻と比較した大きさが一目瞭然です。
軟体部の栄養状態や寄生虫なども、ある程度はわかります。情報が格段に増えます。
ただ、軟体部が気持ち悪い、胎殻の写真が小さい、という問題点もあります。

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近江八幡市で見られるヤマトは、変な個体が多い印象があり、例を3つ出します。
胎殻はヤマト系。螺層角はハベよりも広いが、顆粒はほとんど痕跡程度。交雑かな。

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ヤマトの殻底肋は2~3本が最頻値だと思っていますが、この個体は4~5本あるような。
次体層は縦肋よりも螺肋が強く、顆粒の数も多めです。胎殻の暗色帯もやや細くて薄い。
同様な個体は複数が見られます。割と典型的なヤマトも同所的に見られます。

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螺塔は縦肋、次体層は顆粒、体層は螺肋という、全部の乗せの豪華な個体。
他にこれも近江八幡市産です。これらは奇形や変異幅の端なのかは気になるところです。

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岡山県で採集したカワニナ属の一種(K4)です。
Morita et al. (2023)Semisulcospira kurodai K4 とされている種類だと思います。
クロダカワニナの隠蔽種です。2014年にシゲさんの案内で初めて捕らせてもらいました。
岡山県野生生物目録2019に「クロダカワニナ近似種」とあるものと同種でしょう。
ちなみに、私はクロダに隠蔽種がいるという話は、数年前に教えて頂いていました。

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胎殻です。クロダや他のクロダ隠蔽種とは違う。なぜ2014年に気が付かなかったんだ…。

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日本産カワニナ属27種を遊びで格ゲー風に作ってみました。
?からまだ新種が出るだろうから、そのうちKOFを超える数になりそう。

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愛知県で採集したカワニナ属の一種(K3)です。
Morita et al. (2023)Semisulcospira kurodai K3 とされている種類だと思います。
クロダカワニナの隠蔽種です。2011年に豊川で初めて捕りました。

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胎殻です。木曽川のクロダとは違うかもと思ったので、カワニナ図鑑の備考に、
木曽川産は殻底肋4~6本で螺層角が狭い、豊川産は殻底肋6~8本で螺層角が広い。
と違いを記しました。当時は別種とまでは思わなかったです。
他のクロダ種群と比べて、殻が厚くてごっつい印象です。

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