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2022年9月25日は琵琶湖とその周辺でした。
カワニナ採集は予定していませんでしたが、暇だったのでカワニナを撮影しました。
カワニナの生態撮影は楽でいいね。小魚は上から適当に撮影してもうまく撮れない。

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カワニナ種群(チリメンカワニナ形態)とヒメタニシですね。
琵琶湖の浅場で捕れたヒメタニシを、ナガタニシと誤同定している場合が多い印象です。

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カワニナ種群(チリメンカワニナ形態)とハベカワニナです。
このあたりはクロダカワニナもいたはずだと思っていたら、右から4番目はそうかも。

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2022年9月10日は琵琶湖でさわだ君とカワニナ採集、11日はmaikyさんとうな潜りしました。
1箇所目。待ち合わせ時刻の30分ほど前に到着したので、1人でカワニナ採集しました。
日中は石や消波ブロックの裏に隠れている個体が、夜になると上へと這い出てきます。
特にヤマトカワニナ系はその傾向があって、とても捕りやすくなります。
ここはトキタマカワニナが多く、ヤマトカワニナが少し混じる程度でした。

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さわだ君が到着。ウナギはいないと思うけど、やすを持って入水。さわだ君は徒手採捕。
海パン、10日19:35~20:22(47分間)、387m遊泳。先週末にハリーさんへお貸しして、
大量の水が出て来た水中ライトに、防水ゴム部分へグリセリンを塗って隙間を無くし、
使って見たところ、5分くらいで暗くなって浸水。水を抜くとしばらく使えましたが、
何度も消えかかるので、別の水中ライトと交換しました。これはもう駄目でしょう。

ウナギは全く見られないので諦めて、カワニナ採集に切り替えようと岸へ近づいた時に、
やすで右足脹脛あたりを誤って刺して出血。ダイビング用ソックスも貫通していました。
こういう怪我には成れているのでカワニナ採集を続行。写真はその時に捕った個体。
ホソマキとタテヒダの中間型、ハベ、ヤマト、トキタマという感じでした。

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2箇所目。海パン、10日21:15~21:45(30分間)、298m遊泳。さわだ君はドライスーツ。
ここは狙っている種類がいて、それだけを探し続けましたが、私は捕れませんでした。
左が私の成果ですが、6個体は目的の種類ではないです。右がさわだ君でこちらも捕れず。
この採集で琵琶湖淀川水系調査は402箇所で、そのうち潜水は200箇所となりました。
余呉湖3+北湖179+南湖11+内湖5+瀬田川2=200箇所潜り。瀬田川を増やしたいなぁ。
動画 https://youtu.be/8Gpexr_g6ns

3箇所目。今年3月に何も捕れなかったが、昔に興味深い個体が捕れていたので、
時期を変えて再び狙います。岸沿いを歩いて探してみる。すると右足に激痛(イタイ!)
コンクリートの破片から錆びた針金が飛び出し、それがサンダルを貫通して右足裏に刺さる。
引き抜いてからはあまり痛くなく、またよくある怪我だと流そうと思っていたら、
さわだ君から破傷風の心配をされる。錆びた釘とかは危険。病院へ行った方がいい。
ワクチンを打った方がいい。体験談も説明してくれる。最悪は死ぬこともあるらしい。
とても不安になる。ただ、病院が大嫌いなので、この場での判断は持ち越すことにした。

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4箇所目。さわだ君の案内でトキタマカワニナの模式産地へ移動。
記載論文にある場所と少しだけ違いました。記載論文の場所はヤマトがほとんどでした。
00時も過ぎて解散となりました。さわだ君お疲れ様でした。楽しかったです。
その後にmaikyさんと合流。5~6箇所目はウエットスーツでうな潜りして帰宅となりました。

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左は1箇所目のタテヒダ、中央は2箇所目のハベかなぁ、右は4箇所目のトキタマ。
11日夜にさわだ君から足のお怪我お大事にとあって、もうこれは病院へ行くしかない感じに。
私は大丈夫だと思っても、心配してくれる人を、安心させるためにも行くしかないです。
ちなみに、やす(これも鉄錆)で刺したところは化膿して痛くなっていました。

病院へ行きました。受付整理券入手→受付→整形外科→症状記入→外科へ行けと→
2階へ移動→再び症状記入→看護師問診約20秒→医師診察約45秒(目視のみ)→1階へ移動→
セルフ精算機→注射約45秒。約1時間55分。これで医療事故は起こらないのだろうか。
沈降破傷風トキソイドの注射は、コロナワクチンの何倍も痛かったです。それも10分くらい。
子供の頃に4回もよく我慢したと思う。翌日に副反応なのか歯痕舌が出来て少し痛む。
それでも落命の危機を脱したのであれば良かったです。病院はしばらく行きたくないでーす。

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岐阜県の道端で撮影したナミコギセルです。
現地ではナミギセルかなぁと思って、家へ帰ってキョウトギセルかもと思って、
さわだ君に教えてもらったらナミコギセルでした。同定に感謝です。

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桜にミノムシのように、ぶらさがっていました。

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2022年9月3日は琵琶湖でハリーさんと潜りました。
細かく書くと長くなるのですが、7月30日に道具を貸しますので、一緒に潜りましょう、
という話から始まり、ハリーさんがマスクを発注して、出品者の遅延で1箇月近く掛かり、
ようやく決行できると思ったら、ハリーさんの車が壊れて、行けないという連絡があり、
このままでは10月に海パン潜りになりそうなので、私が送迎することになりました。

コロナ禍になってから、生物関係者を助手席に乗ってもらうのは、初めてです。
3日朝に薬局へ行き、 医療用抗原検査キット1980円を買い、陰性を確認しました。
ハリーさんは無料検査所で陰性。もう少し早ければ私も近くで無料検査が出来たのですが…。
お宅へ伺って車へ乗って頂いて、お互いにマスク着用。これ抗原検査の意味あるのかなぁ。
まだ夏ということで、私の困った過敏な鼻が、臭いを感じてしまい、運転に集中できず、
窓を開けて走行。頭の中で悶え続ける。我慢できずに途中で着替えてもらってすみません。

1箇所目に到着。ハリーさんがマクスを着けるが、空気が漏れるらしくてしばらく調整。
マスクのスカート部分が普通より長いのと、髭を剃って来ていないので、密着が悪い感じです。
マクスは顔へ吸盤のように付くので、髭があると浮いてしまって、うまく着きませんし、
スカート部分が長いために、髭部分までかぶさって、って当たり前のように思って、
意識もしていないことが、初めての方はわからないのだと、今更気が付いて後悔しました。

雲行きも怪しくなり、マナーの悪い遊泳者がいるのか、警察も来て物々しくなって来たので、
スカート部分と髭はどうにもならないので、とりあえず琵琶湖岸へ移動しました。
マスクと顔を濡らして、10分近く試されて、密着できるようになったようで良かったです。
シュノーケリングの泳ぎの方は、すぐに慣れて上達が早いなぁと感心しました。
潜る方はまだ難しいようでした。1箇所目、海パン、15:56~16:25(29分間)、282m遊泳。
二枚貝を探しましたが捕れず。写真はフトマキカワニナとホソマキカワニナです。

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2箇所目へ移動。対岸は積乱雲がうごめいて稲光が凄い。さっさと二枚貝を捕りましょう。
ここは水深2.5~3mでタテボシガイが容易に捕れる場所です。私がすぐに捕る。
岸を見るとハリーさんはまたマスクと格闘中。何とか密着したようだが、今度は潜らない。
シュノーケルの水の排出がうまく行かないようで、私は言葉で伝えるが、自分でやってみて、
コツを掴むしかないだろう。5回くらい潜ったそうですが、二枚貝は捕れずに暗くなって終了。
2箇所目、海パン、17:01~18:17(1時間16分間)、519m遊泳。写真はフトマキカワニナですが、
右のはヤマトカワニナかもしれないし、交雑しているかもしれないです。

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ヌマガイとタテボシガイです。カイビル類も見られました。

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3箇所目。軽くカワニナ捕り。3個体はハリーさんが捕った個体。
左はチクブカワニナ、中央はトキタマカワニナ?、右はハベカワニナ。

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4箇所目はやす潜り。ハリーさんは岸沿いを右へ。私は左へ泳ぎます。スマホ地図を見せて、
この場所から折り返す(180×2=380mの距離)のですよ。地形を必ず覚えて下さい。
40~60分(ハリーさん時計装着)で戻ります。確り伝えて入水。私の進んだ左方向は、
釣り人がいて短距離で引き返し。4箇所目、海パン、21:11~21:44(33分間)、775m遊泳。

ハリーさんは大丈夫かなと探しに行くと、折り返し地点へ泳いで行ってもいない。
笛を鳴らし、耳を澄まし、ライトの明かりを探すが、近くにもいないようだ。やばい。
道路へ出て探す。折り返し地点よりも向こうの方から、ライトの明かりが見えた。
どこまで行ってんだ笑。地図を2回も見せて確認したのに…。心配するからね。
泳ぎは大丈夫そうなので、1箇所目から比べると、随分と上達したと思いました。
結局は100分くらい泳いで、900mくらい泳いだ感じですかね。生きて戻って良かったです。

二人とも成果は無し。私はナガタニシ属の一種がいたので、それだけを捕りました。
これまで捕った中で、一番浅い(水深約3m)ところにいた個体だと思います。
この種類はこちらの論文で、竹生島で発見されましたが、琵琶湖に割と広くいる感じです。
動画です https://youtu.be/CFKo70Jzono ハリーさんお疲れ様でした。楽しかったです。
睡眠4時間余り、走行距離260km余り、帰宅して雨の屋外で、2人分を水洗いでびしょ濡れ、
水中ライトを開けたら大量の水。これでよく100分も点いていたなぁ。寝れたのは04時過ぎ…。

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2022年8月23日にさわだくんととりふぁさんの論文が公開されました。
おめでとうございます。内容はヤマトカワニナ種群の分類改定です。
非常に難しいですが、さわだくんがツイートで分かりやすく解説してくれています。
私も脳内整理のために少し書いておこうと思います。

ヤマトカワニナ Semisulcospira niponica (Smith, 1876)
この種は変更が無いように思えますが、新種記載のときに3つの標本(シンタイプ)を基にされ、
それが今で言うところのヤマトカワニナ、タテヒダカワニナ、ハベカワニナだったのです。
3種をまとめてヤマトだったので、1つだけを指定(レクトタイプ)したのです。
これでヤマトとはなんぞやというのが、1つの標本に定まったということになります。

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トキタマカワニナ Semisulcospira watanabei Sawada in Sawada & Fuke, 2022
ヤマトカワニナ肋型とされていたものが、新種記載されたということです。
ただ、トキタマ=肋型ではなく、トキタマ≒肋型なので、少し難しい話になるので割愛。

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チクブカワニナ Semisulcospira nakanoi Sawada in Sawada & Fuke, 2022
竹生島のごっついヤマトはチクブカワニナ Semisulcospira biwae (Kobelt, 1879)として、
長らく呼ばれてきましたが、ホロタイプを確認したら、ごっつく無くて普通のヤマトで、
竹生島のものは未記載種だったということです。それが新種記載されました。
和名はそのままチクブカワニナなため、少し混乱するかもしれませんが、
旧チクブと新チクブという感じですね。ちなみに、尾上港にも移入しています。
それはカワニナ図鑑でも記していて、さわだくんを案内して採集しています。

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コンペイトウカワニナ Semisulcospira salebrosa Sawada in Sawada & Fuke, 2022
沖の白石と多景島にいる、チクブよりもごっついヤマトです。
これを見るとカワニナ丸やシライシ号を思い出します。

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日本産カワニナ属貝類の分類最新知見です。日本産カワニナ属全種の模式産地も変更済み。
これもわかっていながら、古い情報に従っていて、間違っているところがあります。
カワニナ図鑑も改定するべきなのですが、第二弾やその後の研究も教えてもらっているので、
どうせならばコセイカワニナが、新種記載されたときに、大改訂をしたいなと思っています。
少しでも早く叶うよう、さわだくんととりふぁさん、引き続きよろしくお願いいたします。

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